【ピーチ(Peach)】新制度『複数都市まとめ予約』が5周年記念セールや成田空港利用者にとってもメリットがある制度か検証してみた

LCC(格安航空会社)のピーチ(Peach)が、3月いっぱい日替わりでセールを実施中です。

毎日、セール詳細が明らかになる都度、poya的短評を入れて更新しています。
www.poyatrip.xyz

その前に、『複数都市まとめ予約』制度を2月1日よりスタートさせておりました。
色々と条件はあるのですが、最大4区間までまとめて予約できるようになったとのこと。
セールへ参戦する場合、特にLCCだと対象路線・単純往復のみで考えがちですが、この制度も頭に入れておくとよいでしょう。

例えば3/3(金)セール対象路線は「札幌-大阪」ですが、「札幌-大阪-長崎」とまとめて予約することも検討。大阪-長崎のセールを待つか、まとめて予約するかは以下にどれだけの価値を感じるかによると思いますが。

複数都市まとめ予約

この制度の最大のポイントは、「乗り継ぎを含む複数区間を一度に予約した場合、悪天候や機体整備等による遅延により後続便に万が一乗り継げなかったとしても救済措置があるため安心」ということ。

具体の救済措置は、以下の通りです。

  1. 後続便への振替(Peach便に限る)
  2. 未使用区間払い戻し(第1区間出発前でも出発後でも適用)

これまでは、「LCC同士の乗継はご法度」という不文律があり、乗り継げなかったら「THE END」。

変更手数料且つ変更後の高い運賃を払って旅行を続けるかあきらめるかしかなかったのが、レガシーキャリアに近い措置が適用。これにより気軽に乗継便を予約できるようになったというのは、ものすごく大きいなという感想。

ただし、例によって注意事項等がございます。

  1. PCのウェブサイトまたはコンタクトセンターからの購入に限る(モバイルサイト、空港カウンターでの購入は不可)
  2. 日本を含め最大2ヶ国までの予約となり、第一区間の出発地が台湾・香港の場合は不可
  3. 1つの予約番号で第二区間以降の便を予約してある必要
  4. Peachが定める「乗り継ぎ推奨時間(国内線のみは90分以上、国際線含む場合は120分以上)」を満たした予約である必要
  5. どの空港にも乗り継ぎカウンターはなく、一区間毎にチェックインが必要(受託手荷物も一々受け取って預けることに。国際線の場合は入国・出国審査両方通過する必要あり)
  6. 予約を変更する場合は、予約変更サイトまたはコンタクトセンターで行う(予約変更サイトの詳細は不明)

コンタクトセンター:0570-200-489(月-金 9:00-18:00。平日オフィスアワーのみの営業であることに留意)

公式サイトでも必ず確認しましょう!
複数都市まとめ予約に関するご注意

公式サイトではモデルケースを「大阪→沖縄→台北→大阪」としていましたが、むしろ成田空港を利用する首都圏在住の方にとってもメリットがあるのではないかと考えました。 関西国際空港をハブ代わりにして、ピーチポイントを使ってあちこち自由に飛べるのではと妄想。

ふるさと納税でピーチポイントをゲットした首都圏在住者は、3/25の成田-新千歳及び成田-那覇便廃止の知らせを聞いて途方に暮れたのではないでしょうか。(それは私のことです)
安心して乗継できる制度ができたことに伴い、廃止されても何とかピーチポイントを活用できそう…という状況になったということです。

では、成田空港利用者は、どのような予約をすれば『複数都市まとめ予約』のメリットを享受できるのか。
悉皆調査しました。全て2017年夏季スケジュール(3/26~6/30)を参考にしています。

成田~関西便時刻表

便名成田発関西着便名関西発成田着
MM31414:2515:55MM3117:058:30
MM31818:5520:25MM31511:1012:35
MM32020:5522:25MM31919:0020:25

関西発は時間帯がバラけている一方、成田発は関西着がすべて夕方以降なのが気になります。
深夜便がない限り、MM314便しか使えなさそう。なんだかイヤな予感がします。

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『複数都市まとめ予約』のメリットを最大限享受できると思われるルート

関西で1泊する必要がなくまた長時間のトランジットとならない場合であって、同社による東京からの直行便がない(競合しない)ルートという条件で抽出。また、遠回りとなるルート(成田-関西-新千歳など)は対象外としています。

成田発各地着の場合

便名成田発関西着関西発現地着最終目的地備考
314・19914:2515:5519:0020:10鹿児島GK直行便あり
314・30914:2515:5519:1520:05松山GK直行便あり
314・06714:2515:5521:0023:55香港いろいろ直行便あり

各地発成田着の場合

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最終目的地現地発関西着関西発成田着便名備考
鹿児島8:459:5511:1012:35192・315GK直行便あり
石垣10:4013:0019:0020:25232・319なし
長崎15:4516:5519:0020:25178・319なし
那覇15:0017:0019:0020:25216・319JW、GK、NH直行便あり
釜山16:0017:2019:0020:25016・319MCT満たさずNG
香港12:3017:1519:0020:25064・319MCT満たさずNG
香港0:355:207:058:30068・311MCT満たさずNG

備考欄には、主に成田からの直行便がある航空会社を記入しています。
GK:ジェットスター
JW:バニラエア
NH:全日空
MCT:一般的に最低乗継時間のことですが、ここではPeach公式「乗り継ぎ推奨時間」のこと。

調査結果

うーん…なんとも微妙な結果になってしまいました。
国内線往路は、関西を夕方以降出発する便が少なすぎました。
あと、国際線復路はどんなイヤガラセかと思ってしまう乗継時間。
7月以降の時刻表で改善されることを願って、表に残しておきましょう。

また、他社LCCでは直行便がある都市も多いためPeach乗継が最適というのは少なく、敢えて言えば長崎→成田くらいでしょうか。
公式サイト推しの通り、主に「関西在住の方におすすめ」な制度のようです。
もし自分が関西在住だったら、関西-那覇-バンコクとかやりたいですね。

調査前に狙っていたルートは

  1. 成田-石垣(関西経由)
  2. 成田-香港(関西経由)
  3. 成田-釜山(関西経由)
  4. 成田-長崎(関西経由)

だったのですが、往復とも使えるのはなく、全滅。

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*1

あまりに微妙な結果となったためお蔵入りかな……と思ったのですが、同じように検証する方もいらっしゃるでしょうから一応置いときますね。

ただし。関西に1泊するつもりであれば有効活用できる制度。 関西観光とセットで考えるとよろしいのかも知れません。
むしろ、ピーチの狙いはそこ(関西訪問者の増)なのかなと思いました。それなら納得です。

余談ですが、関西国際空港を利用したことが一度もないのです。
和歌山方面への出張の合間に見学しに行ったことはあるのですが、一度使わねば…と思いつつ現在に至ってます。

*1:韓国のサントリーニと言われている(?)「甘川文化村」@釜山

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