もくじ
JWマリオットムンバイJuhuに宿泊
不労所得でマイル旅してるpoya(@poyatrip)です。
2019年1月にムンバイへ旅行し3泊したのですが、そのうち最後の1泊くらいは奮発しようとマリオットの最高級ブランド「JWマリオット」を冠する「JWマリオットムンバイ Juhu」に宿泊しました。
JWマリオットと言っても、しょせんインドだしなあ……と全く期待していなかったのですが、結果はタイトルの通り大満足!
当記事では、その感動の様子などを含めて完全レビューします。
ムンバイのJWマリオットは以下2箇所あるのですが、
- JWマリオットムンバイJuhu
- JWマリオットムンバイSahar
私が宿泊したのはJuhuの方です。なお、Saharはムンバイ国際空港のすぐ近くにあるホテル。
同じブランドでもJuhuはリゾート系、Saharはトランジット系とコンセプトが違います。
JWマリオットムンバイJuhuへのアクセス・行き方・交通
ムンバイといえば、英国植民地時代のコロニアルな建物が並ぶフォート地区やインド門やタージマハルホテルがあるコラバ地区が有名ですが、このホテルはこれら中心部から離れたJuhu(ジュフー)地区にあります。
JuhuはJuhuビーチで知られ、ムンバイの中でも高級住宅地的な地位を気づいているようです。ただ、私自身はそこまでハイソな印象を持ちませんでしたが…
そうそう。映画「スラムドッグ&ミリオネア」の主人公(ジャマール・マリク)が働いている場所と言えば「ああっ!」となるでしょうか。
最初の方のシーンで司会者に仕事は何をしているかを聞かれた時、「ジュフーのコールセンターで働いている」と答えてます。(行く前にAmazonプライム・ビデオで復習したときに気づきました)
ムンバイへ行かれるなら、その前にぜひ「スラムドッグ&ミリオネア」を鑑賞してみてください。Amazonプライム会員なら無料で視聴できます。
ムンバイ国際空港からのアクセス
外国人で土地勘がない場合、公共交通機関で行くのは困難だと思ってください。
ムンバイ チャトラパティ シヴァージー国際空港からの距離は8km強と結構近いです。しかし、渋滞等も考えると、車でも最低30分以上は見ておいた方が良いです。
私がホテルから空港へ向かった時は昼前と比較的空いている時間帯だったのですが、それでも30分弱はかかってます。Uberを利用して、150ルピーでした。
それでも、中心部のフォート地区やインド門があるコラバ地区へ行くよりはずっと近く、「空港から近いホテル」という評価のようです。
フォート地区・コラバ地区からのアクセス
公共交通機関の場合、鉄道とバスを乗り継いで行くことができます。
- チャーチゲート駅から鉄道(各停)に乗りSantacruz駅で下車
- Santacruz駅を降りたすぐのバス停から231番バスに乗りParsi Colony Juhuで下車
- バス停を降りてそのまま進行方向へ歩けば3分程度でホテルの入口へ
運賃と所要時間は、鉄道(10ルピー・40分)・バス(15ルピー・10分)で1時間くらい見ておけば良いでしょう。鉄道もバスも頻繁に出ているし、スマホ・通信環境・GoogleMapがあれば問題なく行けるでしょう。私もその場で調べて難なくたどり着きました。
現地での購入手続きなどのストレスを軽減するため、日本であらかじめ調達しておくことをお勧めします。ましてやインド。思った通りにはコトが進みません。
私は、海外100ヶ国以上で利用できるSIMカードを常備して、インドでもソレを利用しました。以下記事でムンバイでの利用状況も加筆しているので、通信環境をどうしようと考えている方は参考にしていただければと思います。
▼列車内の様子(これは新しい方の車体で、列車によって当たり外れがあります)
▼最寄りのバス停と231番バス
▼ホテルの入口
エントランスは1階と2階にあり、1階はバンケット、2階はロビーでそれぞれ入館時にセキュリティチェックを受けます。
お部屋の様子
デラックス・ゲストルーム
一応プラチナプレミアエリート会員ということではあったのですが、アップグレードはされなかったようです。アプリのチャットでリクエストはしていたのですが、ほぼ満室なので約束はできないというお返事だったので致し方なしと言った感じでしょうか。
それでも、シックで重厚な内装は私の好み。一人で泊まるなら十分すぎるほどの広さで、不満などは全くありません。むしろ大満足!
ただしお部屋からの眺めはそれなり…
ベッド脇に無料のミネラルウォーターが2本。
日本のA型コンセントはそのまま使えます。
ホテルWi-Fiの速度。約100Mbpsで、ココまで速度が出ているホテル内Wi-Fiは初めてかも。
ミニバーのプライスリストです。さすがに結構なお値段。
バスルーム
バスタブはありません。シャワーブースはトイレの向こう側。
なんと、このシャワーは温度調節が可能なのです。これはかなりポイント高いです!
洗面台にも無料ミネラルウォーターが2本。
インドでは用心して水道水を口に入れないようにしていたので、このミネラルウォーターで口をゆすいだりうがいしたりできるのはとても助かります。
と言いながらウッカリ歯ブラシを水道水でゆすいでいたことに後で気づいたのですが(笑)、インドでお腹を壊すことはありませんでした。
このように、トイレとシャワーブースが丸見えなのですが、
このように戸締りできますので、ご安心あれ。
エグゼクティブラウンジ
プラチナ会員は4階にあるエグゼクティブラウンジを利用できるので、行ってみました。
営業時間は上の写真の通りですが、毎日14:30からハイティーをやっているのが特徴。そして、深夜1時まで営業しているのですね。長い!
ハイティー
▼エグゼクティブラウンジ内の様子
しょせんインドだし…と全く期待していなかったのですが、品揃えに超びっくり!
品揃えだけでなく、味も上品。アジアのスイーツというと、とにかく甘ければ甘いほど良いという味ですが、ココはただ甘いだけではなく、上品なスイーツをいただいたと言う満足感に浸ることができます。とは言っても日本の高級スイーツほどではないのですが、インドで食べるスイーツとしては十分すぎるでしょう。
朝食
エグゼクティブラウンジで朝食をとりました。
エッグステーションがある一方、その他ホットミールのほとんどはインド料理です。
日本や東アジア・東南アジアとはラインナップが結構異なります。共通なのはパンとコールドミールくらいで、あまり期待しないほうが良いかも。
カクテルタイム
カクテルタイムが終わる30分くらい前に行ったら、満席。皆長く居座っている感じで、一向に空く気配がありません。これは参ったな…と困ったところでスタッフが声をかけてきました。
ホテルスタッフ
うーん…別の会場…混雑しているときは近くの会議室とか開放して、オーダー式で料理を持ってきてくれるのだろうか?と思いつつスタッフに案内されたのは、なぜかLL階(ロビー階の下)。なぜ最下層なの…ラウンジから遠く離れているんじゃあと思ってついていくと、
ホテルスタッフ
連れてこられたのはメインレストランのようです。ビュッフェディナーをやっているようですが、これってひょっとして…
レストランディナービュッフェ
私
ホテルスタッフ
なななななんと言う太っ腹!「ラウンジと同じ料理」なんてレベルではないっス。
よっしゃ〜食べるぞ〜!と言いたいところですが、ハイティーでケーキ全種類食べてしまってお腹が空いてないのですよね。カクテルタイムに出遅れたのもお腹が空くのを待ってたため(結局空かなかった)。
ハイティーで出たケーキと同じもの…いや、それ以上のスイーツも鎮座。
ホールケーキが手付かずで残っているなんて…胃袋の小ささを恨んだものです。
施設の様子
私がこれまで訪問したマリオット系列の中ではダントツに充実。これらの施設が、JWマリオットムンバイジュフーの評価を決定付けたと言って過言ではありません。
プール
リゾートホテルと言いはれるほどの立派なプールが。子供用プールもあるのですが、インドの水で入っても大丈夫なのかどうかはわかりません…観賞用として眺めるのがベストかも。実際、入っている人はほとんど見かけませんでした。
ジュフービーチ
実は、JWマリオットムンバイJuhuはビーチに面しているのです。実際はセキュリティの都合で敷地全体が塀に覆われているためビーチとは遮断されているのですが、先ほど紹介したプールに出入口があって、出入口にいる警備員に言えば開けてくれます。
開けた先には、アラビア海が。ローカル憩いの場です。さすがインド、ココも人だらけ。アラビア海に夕日が落ちるところが見えると思いますが、失念して見損なってしまいました…
売店とかもあります。
フィットネスセンター
なんと、フリーウェイトが備え付けられています。これなら、トレイニーも追い込めるでしょう。フリーウェイトを扱うからか、スタッフが常駐しています。
サウナ・大浴場
そして、トドメを刺されたのが「サウナと大浴場」。スパとフィットネスルームの近くにソレはあり、宿泊客は自由に利用することができます。
サウナはドライサウナとミストサウナ2種類あったと思います。
ジャグジーもあり、湯温は体感で40℃前後。撮影禁止なのだろうと遠慮してたのですが、このジャグジーにインド人宿泊客がスマホを持ち込んでいたので、スタッフ含め誰もいない時を見計らってパチリ。
シャワーブースもあるので、部屋のシャワールームの出番はなかったですね。サウナ(正式には、「Men’s relaxation」)の営業時間は朝6時くらいから23時までとのこと。
この設備は日本人には嬉しいのではないでしょうか。まさかインドで大浴場に入れるなんて!
なお、日本のように素っ裸で入ってはいけないそうで、スパとかで利用するような紙パンツ?を借りて入るのだそう。先ほどのインド人が素っ裸で入っていたのでてっきりイイのかと思っていたのですが、後からスタッフ(英語不可)からゼスチャーで伝えられた次第。
感想、まとめ
充実した施設に感動したのはもちろん、スタッフも全般的に素晴らしく、フレンドリー・礼儀の微妙なバランスと距離感が絶妙なことに感動したものです。普段、スタッフの質には無頓着な私ですらです。
インドでは色々疲れることも多いと思いますが、たまには高級ホテルでストレスから解放されてはいかがでしょうか。正直、私も初インドで気が張って疲れていたのですが、JWマリオットムンバイJuhuの滞在がよい休息・癒しになりました。
癒しといえば、ホテルの前にはタイマッサージ屋さんもあります。
フットマッサージ40分(45分かも)で1,200ルピーと、本場のタイで受けるよりは割高になってしまいますが、背に腹は代えられません。施術師はタイ人の方でした。片言の日本語を話すのでなぜだろうと尋ねたら、以前はタイでゴルフのキャディをやっててそこで覚えたそう。いかにも日本人が多そう。
なお、ホテル内に立派なスパがあるのですが、お値段もかなり立派なので私には手も足も出ませんでした…
難点としてはフォート地区などへの観光に不便なことですが、こんなのを見ました。
ホテルからインド門方面へのツアーがあるかもしれませんね。
JWマリオットムンバイJuhuは、マリオット/SPGのカテゴリー4となります。
宿泊代金は20,000円〜30,000円(ローシーズンとハイシーズンで差がある)、ポイント無料宿泊だと25,000ポイント必要。いずれにしても結構な費用等がかかるのですが、それ以上の満足を与えてくれたような気がします。
ムンバイ到着日または出発前日の滞在にいかがでしょうか?
以上、【JWマリオットムンバイJuhu宿泊記】ココは本当にインド?ハード・ソフトとも申し分なく大満足!でした。