もくじ
中国大酒店(マリオット広州)に宿泊
20年越しでやっと、あこがれの『中国大酒店』に泊まることができました。
マリオットゴールド特典のメリットや感動も含めて、記事に残しておきたいと思います。
中国大酒店(マリオット広州)は『広州四大ホテル』の一つ
僕が初めて広州へ行ったミレニアム前の頃はいわゆる五つ星の高級ホテルは少なく、地場資本の
- 広州中国大酒店(チャイナホテル)
- 広州花園酒店(ガーデンホテル)
- 広州白天鵝賓館(ホワイトスワンホテル)
- 広州東方賓館(ドンファンホテル)
が広州の四大高級ホテルと言われていました。
広州は立地の割には高級ホテルに安く宿泊できる都市で、実は生まれて初めて五つ星ホテルに泊まったのがココ広州。
中国では外国人が泊まれるのは一定の基準を満たしたホテルだけで、いわゆる安宿には宿泊できません。
なら、いっそのこと…と、広州白天鵝賓館(ホワイトスワンホテル)に確か7~8,000円程度で宿泊。
これまで泊まっていたゲストハウスと全然違ってて、驚きと共に感動したのが今でも記憶に残ってます。
これが五つ星の世界か。。。と。
今でこそ外資系ラグジュアリーホテルがボコボコと建っている広州ですが、これら老舗4大ホテルは僕にとっては未だに特別な存在であり、憧れ。
とある事情により、「マリオット」の冠がついていた中国大酒店に宿泊する機会を得ました。今も思ったより高くないようです。
完全に外資系ホテルと化してしまったでしょうか?
中国大酒店(マリオット広州)へのアクセス方法
公共交通機関でアクセスする場合は、広州地下鉄2号線越秀公園駅を目指していきましょう。
越秀公園駅「D1又はD2」出口の真ん前にホテルがあるからです。
タクシーでアクセスする場合は、「中国大酒店」と書いた紙を運転手に見せればOK。
マリオットと伝えると、もう一つのマリオット(天河)と間違われる可能性があるし、一般的には「中国大酒店」という名前が浸透しているからです。
広州では何度もタクシーに乗ったことがありますが、メーター通りで明朗会計。
不快な気分になったことはありません。初乗り10元くらいだったので、気軽に利用できますね。
広州白雲空港からのアクセス
【地下鉄の場合】
機場南駅(地下鉄3号線)⇒Jiahewanggang駅(2号線に乗換)⇒越秀公園駅
所要時間:70分程度
路線図は公式サイトにて⇒広州地鉄
【空港バスの場合】
第五線 錦洲商務酒店前下車(中国大酒店の隣にあるホテル)
ANAのサイトが詳しいので⇒こちらをどうぞ
香港国際空港からのアクセス
ここでは自分が実際に行ったバス・電車を乗り継いで行く方法を紹介します。
ルート | 交通手段 | 運賃など |
空港~上水駅前 | A43バス | 30.9香港ドル |
上水駅~羅湖駅 | MTR(鉄道) | 24.5香港ドル |
羅湖口岸~深セン駅 | 徒歩 | 国境越え |
深セン駅~広州東駅 | 鉄道 | 79.5元 |
広州東駅~越秀公園駅 | 地下鉄 | 4元 |
香港国際空港から深センで鉄道に乗るまでは、常平まで行った時の以下の記事が参考になるかと思います。
【マリオット】フェアフィールド東莞 常平宿泊記 行き方から周囲の様子までをリポート広州東駅からの地下鉄は1号線⇒公園前駅で2号線に乗り換え、です。
香港国際空港から広州までの直通バスに一度だけ乗ったことがあるのですが、夕方の時間帯だったからか渋滞に巻き込まれて4時間以上かかり、運賃も安くないしもうやめようと思った次第です。
中国大酒店(マリオット広州)の場所と周囲
街の中心部にありますが、周囲に大きな公園があるので思ったよりはゴミゴミした感じはしません。
繁華街が近くにないので落ちついて過ごせる一方、遊びたい人にはちょっと物足りなく感じるかもしれませんね。
中国大酒店(マリオット広州)の外観
思ったよりもずっと巨大なホテルでした。さすが中国は建物の作りがデカい!
中国大酒店(マリオット広州)でのチェックインとアップグレード
メインエントランスは上の写真。タクシーだとここの車寄せからホテルに入ることになります。
しかし、地下鉄のD1orD2出口からは、目の前にあるホテル内のショッピングモールの入り口から入り、レセプション・ロビーまでそれなりに歩くことになるので、注意してください。
レセプションは、一般用と会員用にわかれていて、会員用は写真奥真ん中)、一般用は写真手前(左側)となります。マリオットリワード会員ということで会員用でチェックイン。きれいな白人のお姉さんでビックリ。
マリオットのアプリからアーリーチェックインをリクエストしていたのですが、無事通っていたようであっさり入室。
あ、あれ…?ベッドがない……まさかあのソファーじゃないよね?
左を向いたらそこにベッドが。写真の部屋と違うんですけど。
ひょっとして、これが「アップグレード」ってやつですか!?
うおぉぉぉーっ!
そう言えば、チェックインの時に以下のような紙を渡されてました。
どれどれ。
- エグゼクティブラウンジで各種無料サービス(レイトチェックアウト他)をどうぞ
- エグゼクティブラウンジで無料の「エグゼクティブ朝食」他を楽しめます
などなど。正月にデュシタニ・バンコクのクラブフロアに泊まった時と同じようなサービスが受けられるらしい。あの時はクラブフロアに泊まるのに結構値が張ったのに、なんと、こっちは無料ではないですか。
中国大酒店(マリオット広州) お部屋の様子
こちらのタイプのお部屋のようです。
かなり広く、エレベーターから結構歩きました。
作業机があるのは助かるな…って仕事は全くしないけど(笑)
ミニバーメニュー。ワタクシには全く縁がないものたち。生まれてこのかた一度もミニバーメニューやルームサービスと言うのを利用したことがありません。一度やってみたいとは思いつつ、貧乏性なので……
無料の水が2本。
旅先での暴飲暴食を防ぐ(?)体重計も完備。
裏側はテレビだったのね~
無料の水は洗面所にも2本(計4本)。
水回り。浴槽付きは嬉しい。
今回はニーハオトイレではなくてよかったです。
シャワーブースも別にあります。
備品などは、マリオットに買収される前の中国大酒店のを活用しているのでしょうね。全体的にチャイナチャイナしていて、いかにも中国~な内装で、マリオットを感じさせるのは無料の水くらい。
この部屋を1万円ちょっとで利用できるなんて、にわかに信じられません。
中国大酒店(マリオット広州) エグゼクティブラウンジの様子
渡された紙に書いてあった「アフタヌーンティー」で空腹を満たそうと思っていたのですが…
やってませんでした。残念。
カクテルアワー
がっつり行かせていただきます。
食在広州と言われるほどグルメなこの街。果たして、ここでお腹を膨らませるのが良いのだろうか…と一瞬頭の中をよぎりましたが、本能には勝てず。
エグゼクティブ朝食
あまり写真撮ってませんでした。空いているのは良かったのですが、思ったより種類は多くなかったかな…?
中国大酒店(マリオット広州) 周囲の様子
越秀公園
入口によっては無料だったり30元取られたりとか、意味不明な公園です。写真の入口は無料だったのですが、出口にはチケット売り場があったのですね(笑)。
広いけど普通の公園で日本人がわざわざ見るべきところはそれほどなさそうですが、
中にある広州博物館の建物は味があってよかったですね。(中には入ってません。入場料は大人10元)
あと、広州は全体的に空気が汚れていて(何度も喉をやられて体調を崩した経験があり)、公園で少しでもきれいな空気を吸うと良いのかもしれませんね。
食在広州!点心に舌鼓。
エグゼクティブラウンジの「アフタヌーンティー」がやってなかったので、軽く飲茶にでも行こうと近く(というかホテル隣)の店に入ってみました。店の名前は「越海楼」というのでしょうか。
いかにも中国~な内装ですね。お腹を満たせばよいと期待していなかったのですが…
うまっ!!!
思わず感動をツイートしています。
10年ぶりの食在広州。たまたま入った店の点心がレベル高!カスタード饅頭の餡が熔岩の如く流れて来て感動! pic.twitter.com/CQsjSPiKdB
— poya@FUK (@poyatrip) 2018年2月11日
プーアル茶6元、カスタード饅頭15元、小籠包20元だったかな。小籠包の肉汁も美味で、たまたまなのかもしれないけど「食在広州恐るべし…」と思いましたよ。
有名な「陶陶居酒家」や「広州酒家」等にも行ったことがありますが、それほど負けてないのでは?と。
広州のマッサージ店
中国大酒店内にもあるのですが結構値が張っていたので、その場でネットで調べて評判がよさそうなところへ散歩がてら行ってきました。
「碧澄保健」(読み方わかりません)と言うのでしょうか。現地サイトでの口コミ…というか星の数が多かったもので。人気店なのか、1時間弱待たされましたですよ。
その間、亀ゼリー(無料)が出されます。
看板は怪しいけど、中身は至って健全なのでご安心を。
結構ハード目なマッサージでした。力強いのお好きな方にはおススメ。60分108元が、今日(日曜の夜)に限り88元なのだとか。混んでいたのは安かったからなのかも。
「碧澄保健」の大まかな位置はこちら。
住所は、「東風西路195号B座写字楼」の3Fとなります。広州医学院はあくまでも目安で。
中国大酒店(マリオット広州)での両替
ロビー脇にATMがあるので、キャッシングできる人はこちらでどうぞ。僕はコレに気づかずホテルの外で結構探し回って見つけるのに苦労したので、備忘まで。
中国大酒店(マリオット広州) 実質宿泊費用
付与されるポイントを勘案すると以下のような感じとなり…
項目 | 費用 | 備考 |
宿泊費 | 11,839円 | 請求額 |
マリオットリワードポイント | 877P | ベース |
219P | エリート | |
2,000P | メガボーナス | |
スターポイント | 236P | 期間限定特典 |
ハピタス | 487P | 4.8%還元 |
ざっと見た感じ実質8,000円程度ということでしょうか。
ビュッフェ2食付き+エグゼクティブフロアでこのお値段ということは、普通の部屋で素泊まりベースだと1泊5,000円を確実に下回りますよね?
まとめ
これまで、広州ではホワイトスワンを除いて、ずっと1泊5,000円程度の三つ星ホテルに泊まっていました。家族と広州の友達を訪ねに行った時も、8,000円程度の四つ星ホテルだった記憶があります。
しかし、今回の宿泊を通じて1万円ちょっと出して広州中国大酒店(チャイナ・ホテル・マリオット・ホテル広州)のエグゼクティブフロアに泊まった方が絶対に満足度は高いと思ってしまった次第です。
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ありがとうございました。