もくじ
東ティモールへの行き方をまとめたのでご紹介
64ヶ国を旅したpoya(@poyatrip)です。
2019年に東ティモールを旅し、悲願だった「東南アジア完全制覇」を果たしてまいりました。
制覇した時の喜びをツイッターでつぶやいています。
やっと東ティモールの地を踏むことが出来ました。これで東南アジア完全制覇!画竜点睛を欠く状態が10年以上続いていたので、喜びもひとしおです😂 pic.twitter.com/5pUHO00Na1
— poya@FUK (@poyatrip) 2019年2月9日
周りに「東ティモールへ行ってきた!」と言うと、大抵
- 東ティモール?どこソレ
- 東ティモール!?どうやって行くの?
街行く人に尋ねると、回答割合は1>2なのでしょうが、私の周りは海外旅行好きな方が多く、圧倒的に1<2と言う結果になりました。興味はあるけど、行き方がよくわからないと言う感じでしょうか。かく言う私もそう。
そこで、当記事では自分の実体験もベースに「東ティモールへの行き方」をまとめました。
東ティモールへのフライト一覧
2019年2月現在、東ティモールの首都ディリへの便があるフライトはデンパサール(バリ)・シンガポール・ダーウィンの3都市発のみです。
出発都市 | 所要時間 | Air | 運航 |
デンパサール | 約2時間 | SJ | 毎日 |
QG | 毎日 | ||
シンガポール | 約4時間 | MI | 土 |
ダーウィン | 約1時間半 | TL | 日月水木土 |
クパン | – | MI | 運休中 |
西ティモール(インドネシア)のクパンからもフライトがあったようですが、現在は運休中とのこと。
日本からだとデンパサール(バリ)かシンガポールを経由することになりますが、シンガポール発着は週1便しかないため、週単位で滞在すると言うのでなければ、少なくとも片道はバリ経由で向かうのが一般的です。所要時間も短いですしね。
かく言う私は、バリ発着便を利用しました。
バリ発着(スリウィジャヤ航空)
私が往復で利用した会社です。スリウィジャヤ航空(Sriwijaya Air)はインドネシアの航空会社で主に国内線を運航しているのですが、飛行時間が短く住む近隣諸国への都市へのフライトもあり、ディリもその一つ。
2018年にインドネシアのフラッグキャリア「ガルーダ・インドネシア航空」グループ傘下に入りました。って上の写真を見ればわかりますね。
予約するまではLCCと勘違いしていたのですが、実際はFSC(フルサービスキャリア)で、受託手荷物は20kg迄無料、機内食も出てきます。
毎日1往復運航していて、フライトスケジュール・便名は以下の通りとなっています。
バリ発 | ディリ着 | ディリ発 | バリ着 |
10:45 | 13:40 | 14:30 | 15:25 |
SJ270 | SJ271 |
肝心の予約方法ですが、日本で予約する場合は公式サイトかSkyscanner(スカイスキャナー)などでオンラインで予約するのが現実的。
私の場合、スカイスキャナーの検索結果から公式サイトに飛んで予約しました。
リンク先、そして私自身の搭乗記は記事の一番下にまとめてます。
バリ発着(シティリンク)
シティリンク(Citilink)もインドネシアの航空会社ですが、こちらはLCC(ローコストキャリア)で、もともと「ガルーダ・インドネシア航空」の子会社で、日本で言うとANA傘下のピーチやバニラエアみたいなものというとわかりやすいでしょうか。
毎日1往復運航していて、フライトスケジュール・便名は以下の通りとなっています。
バリ発 | ディリ着 | ディリ発 | バリ着 |
9:25 | 12:20 | 13:20 | 14:10 |
QG7300 | QG7310 |
(バリと東ティモールは1時間の時差があり、東ティモールは日本と同じGMT+9)
なぜかスリウィジャヤ航空と似たような時間帯に飛ばしていて、シティリンクの方が1時間程度早いです。同じガルーダインドネシアグループなんだから、発着時間帯をズラせば良いのにと、ディリ国際空港で以下の表示を見て思ったものです。
肝心の予約方法は、スリウィジャヤ航空と同様オンライン予約が現実的。
シンガポール発着(エア・ティモール)
東ティモール唯一の航空会社「エア・ティモール(Air Timor)」が毎週土曜日のみ、1往復運航しています。
SIN発 | ディリ着 | ディリ発 | SIN着 |
9:25 | 14:20 | 15:25 | 18:10 |
MI296 | MI295 |
(シンガポールと東ティモールは1時間の時差があり、東ティモールは日本と同じGMT+9)
公式サイトで予約できそうですが、実際にトライしたことがないのでよくわかりません。
ダーウィン発着(エアノース)
オーストラリア北部のダーウィンをベースとする航空会社です。
このように、曜日によって発着時間が異なるのが特徴のようです。なお、発着地間で30分の時差があります。
まあ、オーストラリアからアクセスしない限りダーウィンを経由してまで利用する機会はないでしょう。
日本各地からのアクセス
これまで紹介したエアラインは日本へ就航しておらず、日本各地から東ティモール(ディリ)へ行くには
- 日本各地からデンパサール(バリ)への航空券を確保
- デンパサール(バリ)からディリへの航空券を確保
など2段階のステップを踏むことになります。
シンガポールに用事がある場合も、日本各地からオープンジョー(バリinシンガポールoutなど)の航空券を購入するより、シンガポール航空を利用してシンガポール経由バリ往復の航空券を購入した方が良いと思いますね。
ちなみに、私はシンガポール航空を利用、帰りにシンガポールでトランジットして大好きな足つぼマッサージを受けてまいりました。
マイルを費用をかけずに貯め、特典航空券でシンガポール航空を利用してデンパサールなど東南アジア各都市へ行ける仕組みと手順を解説した当サイトの一番人気記事です。
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陸路で東ティモールへ行く方法(番外編)
西ティモール(インドネシア)のクパンと言う街からディリへ向かう国際バスを利用して国境へ向かい、陸路で国境を超えると言う方法もあるようで、旅行記を見かけたことがあります。
ただし、
- 所要時間12時間
- 事前にビザが必要(空港で30ドル払って取得できるアライバルビザ制度がない)
- 結局クパンまでのフライトを確保する必要
と、陸路国境越えにロマンを感じる人以外は選択しない手段でしょう。
私は陸路国境越えにロマンを感じるタイプなので激しく興味があり、体力と時間に余裕があって、将来東ティモールの魅力が向上することがあれば、次回は陸路でトライしたいですね。
まとめと注意事項
日本各地から東ティモールへの行き方をまとめると、
- バリから空路でのアクセスがおすすめ
- 各地⇆バリ⇆ディリへの往復フライトをそれぞれ確保
- ディリ空港でアライバルビザを取得可能(30US$)
そして、注意事項としては、
- ディリ発のフライトを予約しておくこと
- 運賃は結構かかるかも
- 航空会社の信頼性は高くない
- パスポートの有効期限が6ヶ月以上残っていること
バリ・デンパサール空港でチェックイン時、帰りのチケットの提示を求められました。e-ticketの控え(印刷)を見せて事なきをえましたが、提示できなかったらどうなったのだろう…と言う事で、ディリ発のフライトを確保しておくことをおすすめ。
バリ〜ディリ往復運賃について、私が3ヶ月後のフライトを予約した時はコミコミ2,800,000ルピア(22,000円程度)だったのですが、今検索すると往復で6万円を超える感じ。自分の時が安かったのか、今の検索結果が高いのかはわかりません。
自分の場合2万円程度なら…と思って東ティモール行きを決意したのですが、6万円だったらまた今度にしようと思ったかも。
インドネシアの航空会社は全般的に信頼性が高くなく、安全性の低さから欧州内の飛行を禁じられたり、評判は決してよくありません。
なので、ある程度「覚悟」を持っておく必要があります。スリウィジャヤ航空はガルーダインドネシアの傘下になったとはいえ、ガルーダ自体が他国フラッグキャリアに比べて評価が低めなので、気休め程度に思っておいた方が良いと思います。
それでも、東ティモールへ行きたい自分のような人間は、あまり気にしないでポチってしまうでしょうし、実際無事に帰国できました。
と言うことで、あくまでも参考と言うことで。
以上、「【2019年】東ティモールへの安い行き方ガイド フライト一覧 アクセス方法など」でした。
スリウィジャヤ航空搭乗記
以下の別記事で徹底レポートしています!
【スリウィジャヤ航空搭乗記】デンパサールから東ティモールのディリまで往復!予約方法から受託手荷物 評判など徹底解説Useful Links
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