もくじ
「ANAマイル”裏ワザ”的貯め方」を公開
- 海外旅行好きな方
- 定期的に飛行機を利用する方
- 飛行機に乗るのが好きな方
- 旅行費用をタダ同然にしたい方
20年前から航空会社のマイルを貯めて70ヶ国を旅し、現在はエアライン10社のマイル合計100万マイル以上を保有しているマイル専門家(@poyatrip)です。
マイル専門家
当記事は、6年連続で世界最高評価「5スター」を獲得するなど、世界的に評判が良いANAのマイルの貯め方について。
具体的にはANAマイルを、お金をかけず/安心して/簡単に/大量に/貯められる方法を初心者向けにやさしく解説したものです。
旅行好き
について、一般的に知られた貯め方はもちろん、ネット界隈に潜むごく一部の人しか知らない裏ワザ的貯め方まで惜しむことなく解説しましょう。
フライトでANAマイルを貯める
ANAを含むスターアライアンス加盟会社を含む提携会社のフライトを「マイル積算対象運賃」で搭乗した場合、飛行距離に応じたANAマイルを貯めることができます。こちらが本来の王道的貯め方ですね。
しかし。
一般の人が利用する割引運賃の場合、貯まるANAマイルは以下の通り。
行先 | 往復マイル | 積算率 |
福岡 | 850 | 75% |
那覇 | 1,476 | 75% |
香港 | 1,822 | 50% |
シンガポール | 3,312 | 50% |
パリ | 6,194 | 50% |
ニューヨーク | 6,722 | 50% |
いずれも東京(羽田・成田)発。
その他路線で貯まるマイルは、こちらで検索できます。
ANA国内線特典航空券の交換に最低5,000マイル必要なので、
- 国内線往復では特典航空券に届かず
- 国際線長距離往復でかろうじて国内線片道分
マイル専門家
また、貯めたマイルには3年間と言う有効期限があるため、中途半端に貯まったマイルを無駄にしないよう、クレジットカード決済など他の手段でANAマイルを貯めに行く必要があるわけなのですね。
クレジットカード決済でコツコツ貯める
一部のクレジットカードでは、利用額に応じて付与されるポイントをANAマイルへ交換することができます。このようにしてANAマイルを貯める人たちのことは俗に「陸マイラー」と呼ばれていて、私もその一人。
ANAマイルが貯まるクレジットカードは結構多いのですが、どのクレジットカードがおすすめか。
当記事では、色々試した結果、現在メインで利用しているカードを紹介しましょう。
ANAカード
ANAマイルと聞いてまず思い浮かぶのは、ANAカードだと思います。
ANAカードは大きく4種類ありますが、
券種 | レート | 年会費 |
一般・提携 | 1,000円=5マイル(※) | 2,000円+税 |
ワイド | 1,000円=5マイル(※) | 7,250円+税 |
ゴールド | 1,000円=10マイル | 14,000円+税 |
プレミアム | 1,000円=10マイル | 70,000円+税 |
※カード年会費に6,000円+税をプラスして「10マイルコース」に登録すると、1,000円=10マイルに。あと、ANA航空券を購入するとレート。
まず第一に発行すべきカードは、「一般・提携」のうち、ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード(以下、ANA東急カード)です。
- 年会費が安い
- TOKYUポイントからANAマイルへの交換レートが抜群に高い(重要)
ANA東急カードの概要は以下の通りで、
年会費 | 2,000円+税 | 初年度年会費無料 「マイ・ペイすリボ」登録+年1回以上のカード利用で2年目以降年会費が割引、751円+税に |
ボーナス | 1,000マイル | 入会時・毎年のカード継続時 |
ポイント制度 | 1,000円(税込) =1P | ワールドプレゼント |
利用額の0.5%~最大10%のポイント | TOKYU POINT加盟店で利用した場合、ワールドプレゼントに加えてTOKYUポイント付与 | |
マイル移行 | 1P=5マイル | ワールドプレゼント |
1P=10マイル | 税抜6,000円+税/年度の移行手数料 | |
1,000ポイント =750マイル | TOKYUポイントの場合 |
三井住友カード系列のポイント制度「ワールドプレゼント」も魅力的な交換レートではなく、正直メインカードとして利用するまでの魅力を感じません。
実際、我が家も東急系列の店舗へ行く機会があった時にTOKYUポイント目的で利用する程度で、普段の決済手段はもっぱらSPGアメックスカード(後述)です。
と、クレカ決済としてはイマイチなカードですが、ANAマイルへの移行レートが群を抜いて高いこのカードは「裏ワザ的貯め方」に必要です。
その理由は、お得な発行申込方法と含めて後述。
SPGアメックスカード
ということで、私自身はクレジットカード決済するときに「SPGアメックスカード」をメインで使用しています。
いわゆる外資系(世界最大のホテルグループとアメリカン・エキスプレスカードの提携)カードのため、
- ANAマイルを含む世界各国航空会社のマイルに交換可能
- 最大100円=1.25マイルの交換レート
- 高級ホテル上級会員特典
- 高級ホテル無料宿泊特典
と言う、国産クレジットカードではあり得ないメリットに魅力を感じたからです。
特に、毎年高級ホテルを利用する機会がある方やカード利用額が年間200万円を超える方などは、有無を言わさずSPGアメックスカードメインで決済するのが確実にお得です。
SPGアメックスカードの素晴らしさについて、以下の記事で徹底解説しています。
SPGアメックス入会キャンペーンで39,000ポイント獲得!
[参考まで、クレジットカード決済でどれだけマイルが貯まるかを表にしました。利用額 | 獲得マイル | |
ANA | SPG | |
100万円 | 5,000〜10,000 | 10,000 |
200万円 | 10,000〜20,000 | 25,000 |
そうすると、日々の生活費等をクレジットカードで決済し、国内帰省や海外旅行へ年1回ずつ出かける家庭が年間で貯まるマイルは15,000マイル程度。
貯め方 | マイル | 備考 |
フライト | 2,942 | 香港、福岡1回 |
クレカ | 6,000〜12,000 | 10万円/月決済 |
年間計 | 8,942〜14,942 |
これではせいぜい国内線1往復が関の山ということがおわかりかとおもいます。
そして、「大量マイル」を貯めるには「裏ワザ」が必要不可欠ということも。
ということで、ここからは公式サイトでは絶対に公開されない「裏ワザ的貯め方」を解説します。
ANAマイルの裏ワザ的貯め方”TOKYUルート”
「TOKYUルート」と呼ばれる方法を理解、実践すれば、爆発的にANAマイルが貯まります。
TOKYUルート概要
TOKYUルートの概要を図で表すと、以下の通り。
TOKYUルートの特長を簡潔に説明すると、
- 実質無料で大量のポイントが貯まる
- ポイントからマイルへの交換レートが抜群に高い
- 3回のポイント交換作業が必要
の3点。
①は、「ポイ活」を知っているか知らないかでライフスタイルが大きく変わってきます。
「ポイ活」とは、ポイントサイトの広告を利用して大量のポイントを貯める活動のこと。
「ポイ活」で年間30万ポイント程度貯め続けてますが、その間、明らかに生活が豊かになったことを実感、まさに「現代の錬金術」と言えましょう。
マイル専門家
②は、ポイントからマイルへの交換レートは通常50%のところ、「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード」所有者に限り、75%に跳ね上がるのです!
ソース: https://www.topcard.co.jp/point/save/anamile/index.html
このようにポイントを転がすだけでマイルが通常の1.5倍の価値に大化け、まさに「わらしべ(マイル)長者」となることができるのです。
↑はマイル専門家(@poyatrip)のマイル通帳で、世界一周ビジネスクラス航空券他何度も特典航空券に交換した後もなお、この残高。
自分がわらしべ長者かどうかはわかりませんが、有効期限(36ヶ月)内に使いきれないマイルが残っていることはお分かりでしょう。
事前準備
具体的な手順を解説する前に、マイル長者になるために最低限必要な準備・手続き等をお知らせします。
- 「ドットマネー」会員登録
- ポイントサイト会員登録
- ANA東急カード発行、専用webサービス登録
まず、ドットマネーは、以下からワンクリックで登録できるようにしてあります。
無料で簡単に手続きできるので、サクっと済ませておきましょう。
ポイントサイトに関しては、マイル専門家(@poyatrip)が利用している10サイトの中で、ドットマネーを利用でき、かつ独特の特長を持つサイトを厳選して紹介します。
サイト | こんな人にオススメ |
ハピタス | 安心のサポートを受けたい人 |
モッピー | JALマイルも貯めたい人 |
ライフメディア | 家電をお得に安く購入したい人 |
いずれも東証一部上場企業等身元が明らかで、怪しいサイトではありません。
さらに申し上げると、各サイトと当サイトは公式提携中。
提携サイトを通じた会員登録の最大メリットは、キャンペーンで優遇措置が受けられる場合があること(例:新規登録等ボーナスとしてもらえるポイントが増量)です。
また、「こんな人にオススメ」欄をクリックすれば、各ポイントサイトのメリットや危険性などを詳しく解説した記事に飛びます。
実は、同じ広告内容でもポイントサイトによって得られるポイントに差がある(例えば、Aクレジットカードを発行してもらえるポイントは、ハピタス:6,000円相当、モッピー:8,000円相当、ライフメディア :10,000円相当)ので、利用に際しては複数のポイントサイト広告を比較しながら、最適なポイントサイトを選ぶということになります。
なので、あらかじめ複数のポイントサイトに登録しておくのがオススメです。実際、使い勝手は各サイトで一長一短あります。以下各サイトへのリンクを貼っておきますので、よろしければどうぞ!
ANA東急カードは、「ハピタス」経由で申し込めば1,000ポイント(1,000円相当)もらえます。
「ハピタス」を確認すればわかりますが、2019年5月25日より「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード(ANA東急カード)」もポイント対象となってます。(念の為他のポイントサイトも確認しておいてください)
ポイントサイト経由のクレジットカード発行は、先ほど触れた「ポイ活」の基本形です。ので、ポイ活第一号はANA東急カードで決まり!ですね。
そうそう。その前に。
ANAカードを初めて申し込む方に限り、「マイ友プログラム」登録でマイルを獲得できることをご存知でしょうか?
マイ友プログラムとは、対象カードを保有しているANAマイレージプログラムの会員から紹介されて、ANA東急カードを含むANAカードに入会すると紹介者・入会者それぞれに500マイルプレゼントされるというものです。
たった500マイル…と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、500マイルは500円ではありません。同じ所へ行くのに特典航空券と有償航空券を比べたら、大抵1マイル=2円以上の価値がわかるので、500マイル=1,000円以上の価値があるということです!マイル数はぱっと見で印象があまり良くないのですが、500マイルの金銭的価値は高いのです。
なので初めてANAカードを申し込む人は、身近に会員の方がいらっしゃれば是非紹介してもらって入会しましょう。身近にいらっしゃらない場合、よろしければ対象カードを保有している私が紹介者になります。
ANA東急カード以外のANAカードも対象となりますので、他のANAカードを申し込む方も、この機会にぜひ。
具体の手順です。
まずは、以下のフォームから私の紹介番号・氏名を問い合わせてください。
次に、「申込者情報登録用URL」の真ん中くらいにある「登録用ページ」ボタンをクリックして出てくる画面において、「紹介者情報」に私の紹介番号・氏名、「申込者情報」にあなたの氏名(カナ)と生年月日を入力すると登録できます。
ただし、入会する前に登録が必要ですので、必ず上に記載の順番で手続きを進めてください。
順番を間違えてしまうと、マイ友プログラムの500マイルが付与されない場合がございます。くれぐれもご注意くださいませ。
特典航空券を発券したくても、数百マイル足りなくて涙をのむような機会は必ずやってきます。私も何度かありました。
例えばANA国内線特典航空券の発券に6,000マイル必要なのに5,900マイルしか残高がないという場合。
それらの場合に備えて、転ばぬ先の杖として「マイ友プログラム」をぜひ活用してください。
それから、ANA東急カードが発行された後の手続きについて。
TOKYUポイントの照会やANAマイルへの交換には、「TOKYU POINT Webサービス」に登録しておく必要があります。
会員登録手続きが少しややこしく、
STEP1: 東急ベルID登録 (基本会員情報の登録)
STEP2: サービスご利用登録(各サービス提供に必要な会員情報の登録)
と2段階で行います。
さて。準備は整ったでしょうか?
ここから、ポイント(マイル)を貯める手続きの説明に入ります。
ポイントサイトでポイントを貯める
ポイントサイトに登録したらすぐに、広告を利用してポイントを貯められるようになります。
が、ポイントサイトにログインしてみると多種多様の広告があるため、いったいどの広告を利用すれば良いのかわからなくなってしまうことでしょう。
▼多種多様の広告
当記事では、多種多様の広告のうち、私自身が厳選して利用してきた「ポイントが貯まりやすくおすすめな特定の広告」と「あまりおススメしない広告」に分けて紹介します。
1.ネットショッピング
皆様も良く利用している楽天市場やヤフーショッピングなど。
ポイントサイト経由で利用すれば利用額の数%がポイントバックされることをご存知でしょうか?
ひと手間かかって面倒かと思うかもしれません。でも慣れてくればソレが当たり前になります。
2.旅行予約
ホテル、レンタカーなどの旅行関連商品予約も、ポイントサイト経由がお得ですね。
3.クレジットカード発行(イチ推し!)
こちらがメインディッシュ。
なぜなら、「ノーリスクでお金をかけずに大量のポイントがザクザク貯まる」唯一の広告だからです。
実際、私が貯めてきたポイント(=ANAマイル)の多くはクレジットカード発行によるものです。
▼ポイ活の一環で発行したクレジットカード達
財源はクレジットカード会社の広告宣伝費なので、末端ユーザの我々は遠慮なくいただいておきましょうね。
マイル専門家
例えば、こちらのカードなどは人気がありますね。
マイル専門家
ポイントサイト経由のクレジットカード申込方法や注意点等いくつか記事にしています。時間があるときにでも、合わせてご覧ください。
「ライフカード」発行で10,000円キャッシュバック! 【大爆発】エムアイカードプラスゴールドで32,000円相当もらえるキャンペーンが緊急到来!<ポイントサイト「モッピー」>さらに今ならもれなく8,400円分クーポンもゲット!?クレジットカード広告利用でもらえるポイントの目安は以下の通りで、キャンペーン有無により変動します。
年会費 | 条件 | ポイント |
永年無料 | 発行のみ | 10,000 |
初年度無料 | 発行+利用 | ↓ |
有料 | 発行等 | 20,000 |
何れにしても時折実施されるキャンペーンのタイミングを逃さずに毎月クレジットカードを発行すれば、年間で10万~20万ポイントもらえます。
20万ポイントあれば15万マイルへ交換できるので、世界中どこへでも行けますね!
たまに、こんなものすごい広告が出てきます。なんと一撃で50,000円ゲット!
2日間限定と短い期間でのポイントアップ(18,000円→50,000円)だったのですが、筆者は運良くこの最適なタイミングで発行することができました。
4.口座開設
ネット銀行やネット証券会社の口座開設でポイントをもらえるというものです。
口座開設だけでもらえる広告もあれば、実際の取引回数や一定額の入金など条件追加される広告もあったり。
条件 | ポイント | リスク |
口座開設 | 少 | 小 |
入金 | ↓ | ↓ |
取引 | 多 | 大 |
このように、もらえるポイントとリスクは概ね比例します。
よって、初めは口座開設のみでポイントをもらえる広告を利用、慣れてきたら追加条件ありの広告にもトライするような戦略が良いと思います。
5.面談、資料請求
保険や不動産投資、住宅ローン等金融商品の販売促進を目的として、ポイントサイトで広告を出してます。
それぞれのフェーズのいずれかを達成するとポイントをもらえるというもので、
条件 | ポイント | リスク |
資料請求 | 少 | 小 |
保険面談 | ↓ | ↓ |
投資面談 | ↓ | ↓ |
投資等成約 | 多 | 大 |
こちらも扱う案件(金額)の大きさにより、ポイントとリスクが比例しています。
成約(商品購入)はハードルが高すぎるので、面談のみでポイントをもらえる広告を狙います。
2~3年前は保険面談が人気だったのが、最近がは不動産投資面談が人気ですね。
リスクや注意点など、利用の際には経験者の記事を熟読しておきましょう。
6.ポイント購入(番外編)
実は、ポイントはヤフオク等で購入できたりします。
ポイントをドットマネーに交換した時に発行される「ドットマネーギフトコード」(後述)なのですが。
TOKYUルートの交換レート実質75%だと、ポイントは購入してでもマイルに交換した方がお得と言う行動原理からで、界隈ではこの行動を「バイマイル」と言ってます。
特にビジネスクラスの特典航空券とか1マイル=5円以上の価値がある場合など、ポイントが貯まるのを待つよりさっさと購入して予約した方が確実にお得です。
マイル専門家
以下は、現時点ではおススメしない広告。
FX(取引要)
口座開設後「●●万以上の通貨取引」となっている案件は、初心者は手を出す必要はありません。
現状、リスクに対して得られるポイントが少ないからです。
得られるポイントが多かった時代もあったのですが、ポイントが復活しない限り様子見で良いでしょう。
アンケートなど細々した広告
クレジットカードを発行して1万円とかを経験してしまうと、こういった広告の利用が時間のムダに思えることが良くわかると思います。
アンケート回答に数分かけてもらえるのはたったの●ポイント、ですから。ただ、一般的なポイ活ではなぜかアンケートなどが人気なのですよね。
ポイントをマイルへ交換
ここからは、わらしべ(マイル)長者になるための手続きの説明です。
以下の通り、マイル長者になるには3回の手続きが必要で、交換に必要な期間、交換単位などそれぞれ異なります。
交換 ルート | 所要 期間 | 単位 レート |
ポイントサイト ↓ ドットマネー | リアルタイム〜3営業日 | 100pt ↓ 100マネー |
ドットマネー ↓ TOKYU | 2週間~1ヶ月 | 300マネー ↓ 300P |
TOKYU ↓ ANA | 1週間 | 1000P ↓ 750マイル |
ポイント交換に際し、それぞれ「最低交換単位(単位未満のポイント交換不可)」というのがあるのですが、今後数万~数十万ポイントが貯まって端数が気にならなくなるので、意識する必要はありません。
一方、「所要期間」については、よく意識しましょう。
ある日の特典航空券を確実に予約するには、予約時期から逆算してポイント交換を行う必要があるためです。
先ほどお示しした早わかり表に、具体的な交換スケジュールを赤字で記載しました。
ポイントがANAマイルとなるのに、概ね1ヶ月以上かかるということです。
あと、ドットマネーからTOKYUへのポイント交換が、
・1日~15日申請分は申請月の下旬頃
・16日~末日申請分は申請翌月の中旬頃
と2回のタイミングしかないため、ドットマネーへのポイント移行が15日締め・末日締めそれぞれにギリギリ間に合わなかった場合、数週間程度のタイムラグが生じます。
以上の説明を表にすると、こんな感じ。
交換 ルート | 交換申請日 | |
ポイントサイト ↓ ドットマネー | 1日~ 10日頃 | 10日頃~ 末日 |
ドットマネー ↓ TOKYU | 15日迄 | 末日迄 |
TOKYU ↓ ANA | 末日迄 | 翌月中旬 |
マイル 加算日 | 翌月上旬 | 翌月下旬~ 翌々月上旬 |
これらを踏まえ、具体的な手続きフローは、
- 各ポイントサイトからドットマネーへの交換申請
- 3営業日後にドットマネーギフトコードをメール等で受領
- ドットマネーでドットマネーギフトコードを入力(即時マネー加算)
- ドットマネーからTOKYUポイントへの交換申請
- 数週間後、TOKYUポイントが加算
- TOKYU POINT WebサービスからANAマイルへの交換申請
- 1週間後、ANAマイルが加算
となります。
不安がなくスムーズに手続きできるよう、いくつかスクリーンショットを残しておきましょう。
<1〜3の手続き関連>
<6〜7の手続き関連>
留意事項
これまでに書いた内容を実践さえすれば、いとも簡単に大量のポイントやマイルがザクザク貯まる!とすぐに実感できると思います。
かく言う私も、最初は半信半疑でポイ活を始めたのですが、今や旅生活にはなくてはならないイベントとなってます。
一方、ザクザクと貯まると言っても、マイルに関しては青天井ではないことに留意する必要があります。
- ドットマネーからTOKYUポイントへの交換は月10万マネー(ポイント)が上限
- ハピタスに限りドットマネーへの交換は月3万ポイント(マネー)が上限
- 各ポイントにおける有効期限の存在
1と2が気にかかるような場面はそうないと思いますが、3はウッカリするとポイントを失効させてしまうこともあるので、要注意です。
ポイント | 有効期限等 |
ハピタス | 12ヶ月間ログインしなかった場合に失効 |
ドットマネー | 6ヶ月後月末に失効 |
TOKYU | 最長3年間 |
ANAマイル | 36ヶ月間 |
特にドットマネーの有効期限が短いので、ドットマネーにはあまり貯めこまないほうがよいでしょう。
事実、私も何度かドットマネーを失効させたことが……
ANAマイルのメリット
多くの日本人が気になることは、「ANAマイルとJALマイルどっちが良いの?」ということではないでしょうか。
巷では、「ANAマイルは貯めやすいけど使いづらい」と言われているようですね。
JALマイルも貯めている立場としては「一長一短あるため一概にどちらが優れているとは言えないのですが、ココでは明らかにANAマイルの方が有利な内容をお伝えします。
国内線のメリット
基本的な必要マイル数は両者横並びなのですが、
- マイル数が少なく済む期間が長い
- 往復利用のマイルが少なくなる「JALカード割引」
- 利用不可期間がない
JALマイルに軍配が上がるだろうというのが本音です。
一方、JALマイルはANAマイルほど爆発的には貯まりません。
家族旅行や帰省など予約発券に大量のマイルが必要な場合、「貯めやすい」ANAマイルのメリットが十二分に生かされることでしょう。
国際線のメリット
国内線とは一変、
- ANA便とANA以外のスターアライアンス便の組み合わせが可
- 国内線とセットで発券可
など、
国際線の使い勝手については、ANAの方が勝っているという評価です。
ANAサイトで検索して見るとわかるのですが、さまざまなパターンで目的地へのルートを提案してくれるのです。
自分が思いつかないようなルートを提案してくれて、目からうろこが落ちたこともしばしば。
おかげで、年末年始のビジネスクラス特典航空券を確保できたというお話は、以下記事にて。
【ANA特典航空券】年末年始の東京帰省・海外旅行を、今からでもANA・シンガポール航空・タイ国際航空で発券出来たという話検索にはちょっとしたコツが必要で、ピーク時などどうやってもルートが確保できない場合もあるのですが、融通が利かないJALサイトよりずっと使いやすいと言う印象。
1年間で貯まるANAマイルの合計は
日々の生活費等をクレジットカードで決済し、国内帰省や海外旅行へ年1回ずつ出かけつつポイ活を頑張った場合において貯まるANAマイルは、大体以下の通りになるのではないかと思います。
貯め方 | マイル | 備考 |
フライト | 2,942 | 香港、福岡1回 |
クレカ | 12,000 | 10万円/月決済 |
TOKYUルート | 270,000 | 360,000ポイント貯めた場合 |
年間計 | 284,942 | この他、ANAカード入会ボーナス1,000マイルやマイ友プログラム500マイル等が別途加算 |
ANAマイルを貯めるのにTOKYUルートが不可欠であることが良くわかるかと思います。
また、夫婦や親子などそれぞれで陸マイラーになれば、単純に2倍のマイルが貯まる計算です。
最近は、夫婦揃って陸マイラーになっている家族を見かけるようになりました。
貯めたANAマイルで行けるところ
年間30万マイルも貯まれば、どこでもいつでも行けるようになります。たとえそれが、ファーストクラスやビジネスクラスであったとしても、です。
「LCCは空飛ぶバス」というキャッチフレーズを目にしますが、この裏ワザ的貯め方で、ANAやスターアライアンス提携会社もバスのように気軽に使えるようになりました。
空路移動の自由を手に入れたことで、ふと「福岡で豚骨ラーメンが食べたい!」「京都の紅葉が見たい!」「台北で足つぼマッサージを受けたい!」「北海道でスノボしたい!」と思い立った時、フライトに空席さえあればいとも簡単に実現できるのです。
そんな漫画のような世界が、皆様の目の前に!
現に、マイル専門家(@poyatrip)はその世界を楽しんでます。
国際線
国際線の特典航空券に交換する時に必要なマイル数(公式サイトのマイルチャート)
大まかには以下のような感じとなります。
目的地 | エコノミー | ビジネス |
東アジア | 20,000 | 40,000 |
東南アジア | 35,000 | 60,000 |
ハワイ | 40,000 | 65,000 |
北米 | 50,000 | 85,000 |
欧州 | 55,000 | 90,000 |
オセアニア | 45,000 | 75,000 |
季節によって増減するので、予約・発券が見えてきたところで、予約予定日の必要マイルを公式サイトのマイルチャートで確認しましょう。
国内線
距離や季節によって片道5,000〜10,000マイル程度が必要で、詳細はANAマイレージクラブ公式サイトをご覧ください。
(経験上、国内線の必要マイルなど気にならなくなるほど大量のマイルが貯まると思います)
まとめ・さいごに
大量のANAマイル貯め方手順をまとめると、
- 【王道】SPGアメックスカード等を発行・利用
- 【裏ワザ】ハピタス等でポイ活
- 【裏ワザ】TOKYUルートでポイントをマイルに交換
- ANAや提携会社のフライトを利用(オプション)
他にもANAマイルが貯まる方法はあるのですが、当記事では慣れない初心者の方が余計なことを考えずに済むよう、シンプルな一本道で大量に貯められる方法に絞って紹介しています。
私事で恐縮ですが、ポイ活を知る前の我が家は子供の教育費や習い事や住宅ローンの固定費が家計を圧迫しているのにもかかわらず、大好きな海外旅行を止められないため、家計が火の車だったのです。
今は、ポイ活のおかげで、今まで通り年数回の海外旅行を継続。気が向いた時はぶらりと週末に国内線に乗って飛行機旅行を楽しむなど、幸せな旅生活を送っています。
マイル専門家
現在の日本においては、家計が苦しくて大好きな旅行へなかなか行けないと、かつての我が家と同じような悩みを持っている家庭は多いはず。
みなさまが当記事をきっかけに陸マイラーとしての一歩を踏み出すことで、悩みを幸せに変えられたとしたら、裏ワザを公開した甲斐があったというものです。
長文記事となりましたが、ここまで読んでくださりありがとうございました!
以上、「【ANAマイル貯め方ガイド】大量のマイレージを貯める陸マイラーの裏ワザ”TOKYUルート”を完全解説!」でした。
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