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メキシコシティ国際空港でラウンジを利用
お金をかけずに世界中を優雅にマイル旅しているマイル専門家(@poyatrip)です。
ANAビジネスクラス特典航空券でメキシコ他中南米を旅した時に、メキシコシティ国際空港ターミナル1のラウンジを利用する機会を得ました。
当記事では、マイル専門家(@poyatrip)が実際に利用した以下3ヶ所のラウンジをご紹介。
ラウンジ | 営業時間 | 場所 |
United Club | 4:00-20:30 | Gate H |
Avianca VIP | 24時間営業 | Gate 31 |
グランドラウンジエリート | 24時間営業 | Gate 21 Gate 19 |
すべて、ターミナル1での利用です。
これまで70ヶ国訪問し数多くの国際空港を利用してきた中で、メキシコシティ国際空港ターミナル1は相当わかりづらかった。案内・地図もわかりづらければ、構造自体もわかりづらく旅行者泣かせのターミナルと言う印象でした。
米国と同様に出国審査がないため、動線上の制約が少ない自由な造りとなったがゆえかもしれません。それに加え、ターミナル1自体がひと世代前の古さを感じたと言うこともあって、メキシコシティ国際空港ターミナル1自体に良い印象を持っていません。
そんな経験から、普段はあまりラウンジに特化した記事を書かない私もメキシコシティ国際空港ターミナル1に関しては案内記事があった方が良いと思い、執筆に至った次第です。
以下、利用した順にレビュー。
ユナイテッドクラブ
ANAメキシコシティ便ではなく、アビアンカ航空ビジネスクラスでエルサルバドルへ行く時に利用。
保安検査場Hを通過したら案内があるのですぐわかります。
利用資格は、スターアライアンス各社便ビジネスクラス以上の利用者、スターアライアンスゴールド資格保有者となっていて、残念ながらプライオリティパスでは入ることができません。
先客が1〜2名程度しかいなくて、閑古鳥が鳴くとはまさにこのこと。
夕方(16時前後)の飲食ラインナップは以下のような感じでした。
ランチがわりにはなるくらいの品揃えで、意外と悪くないという印象でした。(ただし、味は推して知るべし)
Wi-Fiのパスワード。いちいちスタッフに尋ねなくて済むのが嬉しいですね!
居心地が悪いわけではなかったのですが、あまりにも人が少ないのには理由があって、他のラウンジの方が優れているからなのかなと思い早々にユナイテッドクラブを後に。
【ANA提携】グランドラウンジエリート
ANAと提携しているラウンジで、利用資格はANAビジネスクラス利用、ANA便利用スターアライアンスゴールド資格保有者の他、プライオリティパス保有者も入室可能。
スターアライアンスゴールド/アビアンカビジネスの資格でも入れるだろうと思って行ったのですが、「アビアンカ航空のラウンジが31番ゲートの近くにあるから、そちらへどうぞ」と塩対応。ANAと個別に提携はしているものの、スタアララウンジではないということでしょうか。
まあ、グランドラウンジエリートはANA便利用の楽しみに取っておこうと、31番ゲートへGO!実際の搭乗ゲートも31か32だったので、むしろこっちの方が良いのでしょう。
アビアンカ Sala VIPラウンジ
アビアンカ航空がメキシコシティ国際空港に独自のラウンジを持っていたことを知りませんでした。
本当にありました!ラウンジスペースは階段/エレベータを降りたところにあるようです。
デザイナーズなんちゃらのようなおしゃれな空間がそこにはありました。
利用資格はスターアライアンス加盟会社のビジネスクラス以上利用、スターアライアンスゴールド資格保有者の他、プライオリティパス保有者も入室可能。
飲み物はオーダー制のようです。
食事の種類は、ユナイテッドクラブの方が多かったですね。
結構混雑していたこともあって、ユナイテッドクラブのほうがゆっくりまったり過ごせそうな印象でした。
【ANA提携】グランドラウンジエリート(Lounge 19)
(ANA公式サイトより)
改めて、ANA便利用時に入室。
グランドラウンジエリートは、Gate21前(広い)とGate19前(狭い)の2ヶ所。
Gate19前のグランドラウンジエリートは、通称「Lounge19」と呼ばれているようで、こちらに入室。
このラウンジは写真撮影NGとのことで、文章のみでのレポートとなります。
ANA便(深夜2時頃発)のチェックイン開始時刻(22:30)以降、ANA便利用者(日本人)の割合がグッと増えるようで、あちこちに日の丸の旗が置かれて「日本色」が強くなります。はたから見ると、日本人大歓迎!のようです。日本語の新聞もあったり。
グランドラウンジエリートはまるでレストランのような感じで、スタッフが空いている座席へ案内してくれ、メニューを渡されて飲み物のオーダー有無を尋ねられます。こちらも(アビアンカ航空と同様)オーダー式のようですね。日本色が強い割には、メニューがスペイン語オンリーだったり。アルコール、ソフトドリンク各種取り揃えてありました。
食事の種類はあまり多くないのですが、チャーハン(もどき)や春巻(もどき)など、アジア人向けの品が。調味料に醤油があったりと、日本食や中華などアジア料理に飢えていた自分にとっては、とても嬉しいサービスだったことを今でもはっきりと覚えています。なお、(もどき)とはあくまでも見た目のことであって、味はちゃんとアジアしてたので、ご安心を。
室内にWi-Fiは飛んでいるのですが、パスワードが書かれた紙をスタッフからもらうというシステムだったような記憶が。
自分が入室した時は日本人が多く結構混雑していたのですが、時間が経つにつれて閑散とし始めてきました。ANA便以外を利用している乗客が意外と多いのかもしれません。(もしくは、ANA便利用客のほとんどが広い方のグランドラウンジエリートを利用しているとか)
深夜便利用で一番気になるのが「シャワー」ではないでしょうか。
シャワーはあることにはあるのですが、1室(1本)のみ。夜にシャワー・風呂を利用する日本人が多いと争奪戦となり、ひょっとしたらシャワーを浴びられないまま搭乗する羽目になるのでは…と危惧。
そんなこともあって、早め(23時前)にラウンジ入りしていたのですが、思ったより利用する人が少なかったようで、スタッフへ「シャワーを浴びたいのですが…」と伝えたら「どうぞどうぞ」とすぐにシャワー室へ案内されました。
てっきり●人待ちとばかり思っていたので、拍子抜け。おかげで、搭乗後は速攻で熟睡モードに入ることができました。シャワーを浴びられなかったら、こうはならなかったでしょう…
結局シャワーを浴びられなかったと言う記事も読んだので、自分の場合たまたま運がよかったのかもしれません。
ちなみに、シャワーの水圧・湯温共に問題ありませんでした。
一方、アメニティは高級ホテルにあるようなものではなく家庭にあるようなもので、まるで個人宅のシャワーを借りているような感覚でした。ただし、バスタオルは [THE GRAND LOUNGE ELITE]ロゴ入りの新しくて白いもので、ホテル同等のものと言えるでしょう。
そうそう。室内はエアコンがガンガンきいてるので、上着が必要。
感想・まとめ
3ヶ所ハシゴした感想を一言で申し上げると、「アジアの空港ラウンジってすごいんだな」。ヨーロッパの空港ラウンジでも同じような感想を持つので、メキシコシティ国際空港第1ターミナルのラウンジが劣っていると言う意味ではありません。ただ、あまり期待はしすぎないほうが良いでしょう。
その中で自分が利用した範囲での目的別おすすめとしては、ざっくり
- 昼間:人が少ないユナイテッドクラブ
- 深夜:シャワーがあるグランドラウンジエリート
- 深夜:日本人が少ないアビアンカVIPラウンジ
といった感じ。
シャワーがあるのはグランドラウンジエリートのみなので、時間帯問わず「シャワー目的ならグランドラウンジエリート」と言えるでしょう。24時間営業のアビアンカVIPラウンジにシャワーがあったらよかったのですけどね。
以上、「【メキシコシティ国際空港】ラウンジ3ヶ所はしご! ANA プライオリティパス利用」でした。
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アビアンカのラウンジは消滅し、プライオリティパスのラウンジになっています。
情報の更新ありがとうございました!