春の陽気に誘われて、ぶらり大分へ日帰り小旅行。ついでにnimocaポイント交換機の場所を確認してまいりましたので、レポートします。
もくじ
大分県内でnimocaポイントをANAマイルに交換できる場所一覧
窓口
残念ながら、窓口ではANAマイルに交換することが出来ません。ポイント交換機でのみ交換可能です。
ポイント交換機
大分県内には、ポイント交換機が5ヶ所に設置されています。
交換機設置場所 | 便利さ | |
北浜バスセンター(亀の井バス) | 別府市中心部 | ◎ |
大分バス総合案内所 | 大分市中心部 | ◎ |
めじろんnimoca総合カウンター | 〇 | |
JAべっぷ日出 旬の館石垣店 | 別府市近郊 | △ |
JAべっぷ日出 旬の館日出店 | 日出町 | ▲ |
太字が実際に踏査した場所です。
以下、具体的な行き方等を紹介しますが、それほど迷うようなことはないと思います。
北浜バスセンターのnimocaポイント交換機設置場所
観光地として有名すぎる別府。旅行で来られる方は、まずは別府を目指すだろうと思い一番最初に紹介します。
場所は以下googlemapの通りで、JR別府駅から歩いて10分もかかりません。
大分空港や福岡等から高速バスで来られる場合は、「別府北浜(上地図で言うと、別府駅からまっすぐ歩いた突き当たりの場所」で降りれば北浜バスセンターはすぐそこです。
別府駅からnimocaポイント交換機への行き方
線路と山を背に、まっすぐ歩いていきます。
突き当たりに地下道が見えるので、地下道へ入って左側へ。
ジョリーパスタの向こうに青い看板「亀の井北浜バスセンター」が見えます。
この中にnimocaポイント交換機があります。っていうか、交換機見えてますね(笑)。
入ってすぐ右側がポイント交換機です。
こちらのポイント交換機は、8:00から18:30迄しか利用できないことに注意!バスセンターの営業時間と同じなのでしょうか。自動販売機感覚では利用できないようです。
記念に交換作業。
なお、こちらのバスセンターはバス観光の起点となる場所で、有名な「べっぷ地獄めぐり」の観光バス発着地点となっています。地獄めぐりついでにANAマイルへポイント交換するなどいかがでしょう?
別府温泉めぐり
実は、上の観光バスに乗って地獄めぐりしたことがあります。普段は多少不便であっても自力で回るのですが、あの時ばかりはバスガイドさんの七五調を聞きたくて。
亀の井バスは、バスガイド発祥の会社です。
昭和3年「別府観光の祖」である当社創業者油屋熊八は、大型バス4台を購入し、別府観光の目玉として地獄めぐり遊覧バスの運行を始めました。
あわせて熊八のアイディアで、この遊覧バスに‘少女車掌’を乗せたことが当時爆発的な人気を博しました。これが日本初のバスガイドの誕生です。
七五調案内とは?
七五調案内とは、少女車掌が沿線の観光地を「ここは名高き流川、情けも厚き湯の街の、メインストリートの繁華街、夜は不夜城でございます」の名調子で案内して好評を博したものです。
このアイディアは熊八が箱根の冨士屋ホテルに泊まった際、番頭が漢文調で話しているのを聞いて浮かんだもので、案内文は「不老暢人」のペンネームを持つ当社社員薬師寺知朧の作で、研究に研究を重ね、当時親交のあった菊池寛、久米正雄に一部修正をしてもらい、七五調になったといわれています。
巡った地獄たち。レポートするとそれだけで1記事になってしまうので、ココでは写真のみ紹介します。
地獄めぐりには3時間くらいかかるので、時間がない方は別府駅又は北浜バスセンターの周辺にある温泉に入ってみてはいかがでしょうか。
北浜バスセンターに近い「竹瓦温泉」
市営温泉で、100円で入浴出来ちゃいます。
別府駅に近い「不老泉」
こちらも市営温泉で、100円で入浴出来ちゃいます。
格安で泊まるなら「駅前高等温泉」
20年以上前、貧乏旅行の途中で泊まった温泉…というか宿。当時、個室で1泊2,500円という安さに驚いたものですが、
なんと、今でも2,600円で泊まれる!しかし、20年以上経ってるのに100円しか値上げできない日本の経済とは…と、ちょっと悲しくなりました。
実はワタクシ「別府」が大好きで、4回ほど訪れています。1回目は20年以上前の貧乏旅行。で、2~4回目は、福岡に転勤してから。1年で3回は、プライベートで訪問した九州島内の場所としては最多ですね。
うまく言葉では言い表せないけど、街の雰囲気につい引き寄せられてしまうのですよね。温泉も良いけど。一度くらいは、「泊まり」で滞在したいと考えてます。
大分バス総合案内所のnimocaポイント交換機設置場所
出張で来られる場合は、行政・商業の中心地である大分市のほうがポイント交換しやすいでしょうか。
大分駅にあった案内図を拝借。赤い矢印が大分バス総合案内所の場所で、トキハ(TOKIWAと読みます。注意!)という百貨店の1Fにあります。
大分駅を降りたら、写真の駅舎(というには大きすぎるけど)を背に歩きます。
すると、「大分交通駅前バスセンター」が右手に見えますが、こちらにはポイント交換機はございません。貼り紙の通り、横断歩道をまっすぐお進みください。
すると、百貨店(トキハ(TOKIWA))が右手に。ただし、百貨店の中には入りません。
写真右側、歩道を挟んでバス乗り場の向かいにある「のりあい…」が入口となります。
こちらですね。
入口を入って左奥にnimocaポイント交換機が鎮座しています。こちらは、5:40~21:00の間利用可能なようです。一方、公式サイトでは7:00~21:00との記載あり。いずれにしても、24時間営業ではないことに注意してください。
記念交換。
大分バス総合案内所は、こちらの高速バス・特急バス乗り場の真ん前にありますので、高速バス等でアクセスする方には便利ですね。
めじろんnimoca総合カウンターのnimocaポイント交換機設置場所
『めじろんnimoca』とは、大分・別府版のICカードのことです。元々大分独自のICカードシステムがあったのが、福岡(nimoca)に統合されて今に至っているようです。で、「めじろん」とは大分県のマスコットキャラクターで、大分県の県鳥メジロがベースだそうです。
めじろんnimoca総合カウンターは商店街の中(上地図の青い矢印部分)にあり、大分駅から徒歩圏ではあるものの、より近い大分バス総合案内所でポイント交換すれば事足りるため、利用する機会は少ないかと思います。何かの事情で大分バス総合案内所でポイント交換できなかった場合の備えとして認識していただければ。
トキハの前の大通りをまっすぐ進みます。
すると、「ガレリア竹町」というアーケードが現れるので入ります。かなり歴史があるアーケードだそうですね。
まっすぐ進み、そろそろアーケードがきれそうだな…と言うところで右手に見えてきます。
が、閉まっていました……残念。
JAべっぷ日出(参考)
2ヶ所ありますが、便利でないところにあるので無視しても構いません。ただ、「JAべっぷ日出 旬の館石垣店」は、大阪や八幡浜からのフェリーターミナルの近くにあるので、フェリーでアクセスする方には便利。ただ、営業時間には注意が必要で、朝着・深夜発の便を利用する場合は無理だと思っておいた方が良いかも。
別府・大分へ格安にアクセスする方法(参考)
用事がない限り、遠方からわざわざ大分まで来てnimocaポイントからANAマイルへ交換する方はほとんどいらっしゃらないかと思います。しかし、大分へは格安でアクセスできる方法があるので、ご参考まで紹介しましょう。
飛行機
格安航空会社(LCC)のジェットスターが東京(成田)から大分空港へ直行便を飛ばしています。
参考 大分 格安航空券Jetstar(ジェットスター)ジェットスターが大分線を就航させるとき、再び別府へ行こうと就航記念バーゲンチケット獲得にトライしたことを思い出しました。争奪戦に負けてバーゲンチケットは取れなく地団駄を踏んだのですが、今や高速バスで簡単にアクセスできるようになり、人生というのは本当にわからないものです。
LCCでは不安だ…だけど格安で大分へ行きたいと言う方は、JALのふるさと納税(JALふるさとへ帰ろうクーポン)で、鹿児島県南大隅町へ寄付しましょう。運賃負担が相当軽減されます。
内容 | 金額 | 備考 |
羽田~大分 | 24,580円 | ウルトラ先得往復運賃 |
クーポン | ▲18,000円 | 30,000円寄付の場合 |
実質負担 | 6,580円 |
JALのふるさと納税に関しては、以下の記事で徹底解説しています。
非公開: 【JALのふるさと納税】「JALふるさとへ帰ろうクーポン」おすすめの寄附先から国内線主要空港での有効活用方法を徹底解説<羽田・伊丹・中部・福岡・新千歳発着>なお、南大隅町への寄付返礼品(クーポン)は、残念なことに福岡便には利用できません。大分だからこそ可能な方法なのです!
ANAマイルやJALマイルが溜まっている方は、特典航空券でどうぞ。
船・フェリー
関西(大阪・神戸)や八幡浜(などから別府・大分方面へフェリーが出ています。
フェリーさんふらわあ(関西~大分方面)
宇和島運輸フェリー(愛媛~別府方面)
宇和島運輸フェリー乗り場にあった航路図を拝借。
少し前に、別府から八幡浜までフェリーで行ったのですよね。こちらの搭乗記もとい乗船記もUPしようと思いつつ、先延ばしに…
ANAポイント交換機修行の旅は続くよどこまでも
今後も、九州各地へ旅行するついでにnimocaポイント交換機を確認してくる予定です。(ポイント交換機のために修行するのではないか?というツッコミに関しては、敢えて否定はしません(笑))
今回の修行で、機械であっても営業時間に気を付ける必要があることがよくわかりました。福岡で気になる機会は全くなかったので、特に地方部は夜が早いということをすっかり忘れていた次第。皆様がnimocaポイント交換機の前でうなだれる(orz)ことがないよう、しっかり確認して来ようと思います。
nimocaポイント交換機一覧を見て改めて思ったのは、鹿児島県と長崎県ではポイント交換をする術がないということでしょうか?確かに、鹿児島の市電では熊本市電とは違ってnimoca使えなかったし…
長崎県内の一部事業者間ではnimocaの導入準備が決定、早ければ平成31年度(たぶん32年度)にはどこかにポイント交換機が設置されそうです。
一方、全地域コンプ仕様とした場合の最大のハードルは函館。九州からはむっちゃ行きづらく、このままでは困難。うーん、家族旅行の行先を函館にしようかしら(数年前に行ったばかりだけど)。
ありがとうございました。