世界中あちこちマイル旅していたマイル専門家(@poyatrip)です。
新型コロナの影響でマイル旅がままならずに鬱々としてる中、開業したばかりのザ・リッツ・カールトン日光へ宿泊する機会を得ました。
当記事では、今般の宿泊体験をベースに
- アクセス交通
- 客室タイプ比較
- 豪華客室宿泊体験談
- 温泉大浴場や豪華な朝食の様子
- お得に泊まれる節約術
などを詳しくお伝えしたいと思います!
なお、筆者は極々ふつーの一般庶民 兼 社畜でありまして、普段の生活でリッツカールトンなんて最高級ホテルに宿泊してお金を落とせるだけの財力はございません。あくまでも節約宿泊記として「庶民でも費用かけずにリッツカールトン日光に泊まれる」ことが伝われば幸いです。
もくじ
ザ・リッツ・カールトン日光の概要、歴史
自然豊かな景勝地、観光名所として知られる「奥日光」。その入口にある中禅寺湖畔で2020年7月に開業しました。以前あった日光レークサイドホテルを解体し、その跡地に建設した建物となります。リニューアル/リブランド物件とは異なり、何もかもが新しいのが良いですね。マリオットインターナショナルと地場大手の東武鉄道による共同プロジェクトのようです。
4階建・94室で構成されていて、リッツカールトンとしては世界初の露天風呂付き温泉大浴場が備わっているのが最大の特長です。地元の名湯で湯治場として有名な湯元温泉を直接引いているとのこと。
ザ・リッツ・カールトン日光へのアクセス交通
首都圏からの所要時間は、交通機関や交通状況にもよりますが概ね2時間半〜3時間半と言ったところです。
アクセス方法はいくつかありますが、近くに鉄道が通っていないため何れにしてもバスや車などの利用が必須、しかも「いろは坂」を超えなくてはならず、アクセス至便とは到底言いがたい立地と言えます。
自家用車、レンタカー
マイカーで来られるケースがもっとも多いかと思います。
アクセス方法について上のGooglemapで説明すると、往路は第二いろは坂を、復路は第一いろは坂を通って行くことになります。現在、いろは坂は一方通行になっているからなのですね。
無事にいろは坂を越え、街並みに差しかかろうとしたところで左側に見える小さな石看板が駐車場入口の目印となります。この入口が少しわかりづらいので、初訪問時には注意しておいた方が良いかも。
バレーパーキング方式なので、入口近くまで車を寄せればスタッフが案内してくれます。車のキーを渡せば、あとは手ぶらで入室&チェックイン。車内の荷物は、あとで部屋まで持ってきてくれるので楽チン。
帰りは、駐車場出口を左折してすぐ突き当たりにある交差点↑を右折すれば、第一いろは坂に入ります。
そうそう。駐車料金が1泊あたり3,000円(税込)かかるのを知ったのは、ホテルを予約した後。てっきり無料とばかり思っていたので、ビックリ。自分が普段利用するビジネスホテルの宿泊費とあまり変わらない。。。そして、駐車可能台数が25台と、客室数(94室)に対して少ないことにもビックリ。1室1台くらいの余裕はあると思っていたので。。。早速ホテルに照会したら「事前の予約をおすすめ」とのこと。その場で予約した経緯があります。
マイカーやレンタカーで来られる方は、客室予約後速やかにホテルへ連絡して予約した方が良いでしょう。電話もしくはメールにて。オンライン予約システムはございません。
東武日光駅からの無料送迎ワゴン
公式サイトには記載がないのですが、東武日光駅からの無料送迎ワゴンがあるようです。日光まで電車で来られる方は重宝するのではないでしょうか。送迎時間帯や時刻表などはホテルへお問い合わせを。
公共交通機関
無料送迎ワゴンがNGでも、JR日光駅/東武日光駅からの路線バスがあるのでアクセス自体に問題はありません。「ザ・リッツカールトン日光(25番)」停留所を降りたらホテルの目の前▼です。
路線バス概要は、以下の通り。
- 「湯元温泉」又は「中禅寺温泉」行きを利用
- 所要時間は約50分
- 運行頻度は1時間に2〜3本
- 運賃は1,150円(両駅からとも)、交通系ICカード利用可
詳細は、東武バスHPを参照ください。
注意事項としては、路線バスなので乗り心地に難ありというところでしょうか。さらに恐怖のいろは坂を通過するので、乗り物に弱い人は酔い止めを飲んでおくなど心しておいた方が良さそうです。紅葉シーズンなどは混雑で立席を余儀なくされるかもしれません。
ザ・リッツ・カールトン日光の客室タイプ
客室タイプ | 広さ | 室数 |
男体山ビュー | 57㎡ | 47 |
中禅寺湖ビュー | 57㎡ | 37 |
中禅寺湖ビュースイート | 115㎡ | 9 |
リッツカールトンスイート | 277㎡ | 1 |
4タイプ94室で、ほとんどが57㎡のスタンダードルームで構成されています。
スタンダードルーム2タイプの違いは、客室からの眺望。男体山が見えるか中禅寺湖が見えるかの違いのみで、その他は全く同じですね。宿泊費としては中禅寺湖ビューの方が若干高いのですが、大きな差はありません。
ベッドは両タイプともツイン又はキング。客室数に占める割合としては、両タイプともキングの方が若干高いです。
定員は全客室とも2名。子連れ家族には気になる「子供料金」「子供のベッド利用」ですが、小学生(12歳かも)までの添い寝は1名まで無料でした。よって、大人2人+子供1名は一室利用が可能、大人2人+子供2名の場合は2室確保する必要があると言うことです。
ザ・リッツ・カールトン日光の宿泊費相場
開業時点での最低通常料金(男体山ビューと思われる)で、54,000円〜116,000円(税サ別)となっていました。季節や曜日によって大きく変動します。
ザ・リッツ・カールトン日光 男体山ビュー/ツインルーム宿泊記
チェックイン
まずは、建物内に入るまでの様子をお伝えします。
到着したのがチェックイン開始時刻と時間帯が悪かったのか、車寄せが高級車たちで密になってました。
バレーパーキングと言うことで自分で駐車スペースを見つけて停めることができないため、スタッフの案内を待つしかありません。果たして15年落ちの我がボロ車に気づいてくれるのだろうか?気づいたとしても、車格順に誘導されるなら無視され続けるのだろうか。。。?
心配は杞憂に終わり、スムーズに車を預けることができました。
日本国内のリッツカールトンは初宿泊の我が家。どのような未知の世界がまっているのか、とても楽しみにしていました。一方、開業したばかりのホテルも初体験。スタッフも慣れてないでしょうし、多少のトラブルや意思疎通の困難なども考えられます。
実は、数日前にホテルへ送ったメールの返信がなくて、余裕がない状況が伺えます。鬼門と言われるチェックイン手続きは無事に終わるのでしょうか。
色んな感情が入り混じる中、イザ館内へ。
新型コロナウイルス対応としてチェックイン待ちの密を避けるためなのか元々のサービスなのか、現場では以下のような流れとなっていました。
- スタッフが宿泊客をロビーやバーなどの空いているソファに案内
- 宿泊客はソファで待機
- スタッフがやって来てその場又は客室内でチェックイン手続き
ロビーのソファーもバーのソファもほとんど埋まっていた状況で相当待たされるのかと思いきや、程なくスタッフがやって来て、滞りなく手続き完了。メールで照会した件は事前に全く伝わっていない様子でしたが、その場で改めて照会。
受け取ったカードキーは、なんと木製!
予約した最安部屋「男体山ビュー」ルームに入ります。
ベッドルーム
こ、これは広い!ウッドの香りがただよい、まるで森の中にいるかのようなリラックスした気分にさせられます。「木」がコンセプトなのでしょうか、視覚にも嗅覚にも響きます。センスが良い間接照明を駆使し、夜も柔らかく落ち着いた雰囲気をかもし出します。
手前がベッドスペース・奥がリビングスペースとなっています。両スペースは襖で区切ることができ、生活空間と就寝空間を分離させられるのがGood。まるでジュニアスイートのようです。
ベッドサイズはセミダブルくらいでしょうか。一人で寝るには十分、添い寝の子供と寝るには少し狭いかな、と言う感想です。なお、ベッド自体の品質は申し分ありません!
写真は、ターンダウン後のベッドです。ちなみに、ターンダウンサービスは17〜20時の間。
ソファは、ベッドスペース・リビングスペース・バルコニーの3箇所。3人で宿泊した場合、それぞれが別のソファでくつろぎ寝転ぶことができるのです!そんな贅沢、自宅だと到底不可能(笑)
テレビはおそらく55インチ。テレビとソファの位置関係が微妙にズレているのがどうかなと思ってたのですが、実際に番組を大画面で観ているうちに気にならなくなりました。
ななななんと!ウォーキングクローゼットではありませんか。衣類はもちろんスーツケースなど荷物も入れられるので、客室内がスッキリします。
引き出しの中にはセーフティボックス。そして、ヨガマット?でしょうか。うーん、意識高い。
玄関には下駄が。浴衣とセットで館内を歩けば、温泉旅館気分ですね。ちなみに浴衣と下駄の利用に関しては意外と寛容で、レストラン「レークハウス」以外では制限されてないのです。すなわち、大浴場へ行く時はもちろん、ロビーで寛いだりバーでお酒を飲んでいる時、そして朝食時も浴衣OKと言うことです。
ただ、共用スペースで浴衣姿の人を見かけることはほとんどなかったような。私含め、大浴場への往復で利用する人が多いようです。
続いて、↑をチェックしてみましょう。
無料のミネラルウォーターは2本。同じのが大浴場にあります。手前のナッツ類はミニバーメニューなので有料。
ネスプレッソマシンがありました。ノーコーヒーノーライフの自分としては、これがあると精神的に安定します。
ネスプレッソカプセルは引き出しの中に入ってます。奥のお酒やおつまみは有料ですが、ネスプレッソカプセルは無料ですのでご安心を。
冷蔵庫には有料のミニバーメニューがギッシリ。持ち込んだ飲料を冷やすためのスペースは少ないです。
ミニバーの料金表です。ご参考まで。
T・W・G!ではありませんか。TWGがあると家内の機嫌がすこぶるよくなるので、私も精神が安定します。
盆栽?でしょうか、インバウンド客が喜びそうなアイテムですね。
ウェルカムフルーツはマスカットでした。事前調べではイチゴの場合がほとんどだったのですが、偶然でしょうか。
コンセント差込口やUSBポートがあちこちにあるので、接続ケーブルさえあれば、スマホやタブレットいじりやラップトップでの作業でバッテリー消費を心配する必要はございません。
電源対策に抜かりがないのはもちろん、デザインに悪影響を与えない範囲でさりげない位置にコンセント等が備わっているのもさすがと感じました。
バルコニーからの眺望。滞在中はずっと天候に恵まれず、男体山の勇姿を見ることができませんでした。晴れていたとしても、前面にある木々が邪魔をするから綺麗に見ることはできなさそうがします。
ただ、今回は2階からの眺望。4階からだとまた違った風景なのかもしれません。
バルコニー自体は十分な広さ。ソファの上でリラックスしたひと時を過ごすことができました。ソファの右後ろにコンセント差込口があります。
注意事項としては、本当に猿が出没するから必ず施錠するようにとのこと。
洗面所、バスルーム
ウェットエリアを覗いてみましょう。
洗面台がダブル。。。ではなく、ツインで設置されているではありませんか!バスルームやトイレと独立していて、ウェットエリアと言う表現はなじみません。
歯ブラシなど諸々のアメニティは、各洗面台の引き出しの中に入ってます。
トイレは↑写真の奥にございます。
ティッシュとドライヤー。ティッシュがとてもフワフワで、こんなところにもプチ感動。タオルも輪をかけてフワフワで、家に持って帰りたくなったくらい気持ちよかったです。
バスルームには、十分な広さの浴槽、3種類のシャワー、洗い場、そして椅子・桶・アカスリタオルが備わっていて完璧です。
電動でカーテンやスダレを閉められるようになってます。
正方形の浴槽は珍しいですね。2人で入っても狭く感じないのではないでしょうか。
3種類のシャワーを、皆さんはどうやって使い分けているのでしょう。
シャンプー・コンディショナー・シャワージェルはアスプレイ製。これ、どこかで見たことがあるような。。。と家内に尋ねたら、以前に泊まった某リッツカールトンで同じものが置いてあったとの回答。アスプレイはリッツカールトン御用達なのでしょうか。
とにかく、ここまで完璧なウェットエリア(?)を私は見たことがありません。せっかくの機会なので使い倒そうと思ったのですが、バスルームを利用することはありませんでした。
なぜなら、露天風呂付温泉大浴場があまりにも最高で、足繁く通ってしまったためです。
ザ・リッツ・カールトン日光の温泉大浴場が最高!
そんな温泉大浴場の様子をお伝えしましょう。
大浴場へ行く時に着替え等を入れるのに、チェックイン時に文字通り「風呂敷」を渡されます。普段泊まるようなビジネスホテルで大浴場へ行く時に、コンビニ袋を風呂敷代わりにしていたのが遠い世界に感じてしまうくらい手厚いサービスです。
大浴場は1階の奥、離れのようなところにあります。離れに入るにはお部屋のカードキーが必要なので、忘れないよう。
部屋からバスタオル等を持っていく必要はなく、アカスリタオル含め大浴場内に全て揃っています。貴重品を持っていく必要もありませんが、どうしても持っていく必要がある場合もダイヤル式ロッカーがあるので安心です。以下写真を参照してください。
浴室内の様子は、以下公式サイトイメージを参考にどうぞ。
イメージではわかりづらいですが、窓の外に露天風呂があります。ちなみに、内風呂は透明、露天風呂は乳白色。泉質が違うのでしょうか?
さて、この温泉大浴場の何が最高か。
- 湯加減が絶妙!
- 硫黄の匂いが非日常感を演出!
- 新しい!
熱くもなくヌルくもない絶妙な温度設定と湯元温泉の柔らかい肌触りのコラボに、超感動。ずっと入り続けていたくなるようなお湯は初めて。自宅の風呂や他の温泉だと、最初は気持ちよくても、上がりたくなるタイミングが必ずどこかでやってくるもの。しかし、ここではそのようなことがないのです。ずーっと気持ち良い。コレは一体なんなのでしょう。天国なのか?それとも夢だったのか?
湯元温泉については、以下のサイトでわかりやすく説明しています。硫黄の匂いは湯元温泉の特徴なのでしょうか。登別温泉を思い出しました。
ザ・リッツ・カールトン日光その他館内施設
館内共用部分など
和・木・直線・間接照明を基調とした、全体的に落ち着いた感じのインテリアです。上写真の左下はライブラリーラウンジ。浴槽や廊下など、「正方形」を意識しているのでしょうか。
中禅寺湖を散策するなら、正面ではなくこちらの庭から出ると便利。
フィットネスルームは、温泉大浴場の手前にあります。健康維持のためのエクササイズ向けと言った感じで、ハードなウエイトトレーニングには向かないです。
ザ・リッツ・カールトン日光の子供向けサービス
リッツカールトン日光はアダルトをターゲットとしたホテルのようで、子供が楽しめるような施設はありません。その代わり、「リッツ・キッズ」等子供向けのサービスが用意されていました。
リッツ・キッズ
2つのプログラムが用意されています。
- 客室内でのキャンピングテント体験
- 日光三猿「見ざる・聞かざる・言わざる」人形の宝探し
いずれも対象は4歳〜12歳、利用する前日16時までに予約する必要があります。利用料金は、キャンピングテント体験は10,000円+サ・税、人形宝探しは無料とのこと。
我が家は「人形の宝探し」を利用、私が知る範囲で簡単にレポートします。
- 予約
- 顔写真付パスポートを発行
- 指定の時間に子供をフロントへ連れていく
- 子供がスタッフと一緒に館内で宝探し
- 終了後、スタッフが子供を部屋へ送り届け
の手順で、まずは予約時に時間指定を行います。1時間毎の入れ替え制で、現在は新型コロナウイルスの影響で1回につき1グループに絞っており、知らない子と一緒に探すと言う状況にはならないようです。
通常は18:30〜20:00での実施ですが現在はフレキシブルに対応してくれるようで、我が子は昼間の時間帯で対応していただけました。ただ、この対応がいつまで続くかはわからないので、予約するなら早めが吉です。
パスポートは、フロントで発行してくれるようです。写真は任意のスタッフがポラロイドカメラで写してくれるので、近くのスタッフに声をかければOK。
人見知りな我が子は宝探しに気乗りでなかった様子だったのですが、実際ふたを開けてみると「楽しかった〜」と満面の笑み。スタッフがフレンドリーだったようで、色々と世間話できたそう。人見知りのあの子が。。。親としてビックリ。スタッフに感謝。
マリオットボンヴォイ会員特別対応
マリオットボンヴォイのゴールド会員として宿泊した場合、同行の子供が滞在中に1度だけアイスクリームをもらえるサービスがありました。
チェックイン時に渡されたリストバンドを好きな時にフロントへ持って行けば、アイスクリームと引換というシステムでした。
ぬいぐるみ
「見ざる・聞かざる・言わざる」のぬいぐるみが、スパで販売されています。1体あたり5,000円ほどするそうです。。。
ザ・リッツ・カールトン日光の朝食
朝食は「日本料理 BY ザ・リッツ・カールトン日光」でいただくことができます。朝食としての営業時間は7:00〜11:00(ラストオーダー10:30)。
現在は新型コロナウイルス感染拡大防止で利用の集中を避けるためか、利用時間をあらかじめ予約するシステムだそう。到着前に予約しておいた方が良いです。事前予約しなかった我が家は、あまり良くない席にアサインされてしまったので。
提供形式としてはセットメニューのみで、和朝食セット/洋朝食セットの2択。メニューは以下を参考にどうぞ。
料金は、驚くことに6,000円+サ税。支払額ベースだと、約7,500円!!
3名だと20,000円を超えてしまうような朝食は自分の金銭感覚ではあり得ず、普段なら即決で却下する案件なのですが、7,500円の朝食とは一体どんなものなのだろうかかと話のネタとして利用することに。
牛乳やコーヒー牛乳、ヨーグルトなどはセルフで自由に取ることができます。もちろん栃木産。
サラダ、そしてパンの順に出てきます。パンはおかわり自由。なお、和朝食セットであっても同じパンが提供されます。
洋朝食セットを選択したところ、意外にも弁当形式で提供されました。パッと見は和朝食セット、卵料理&ベーコンを見て「ああ洋食だったんだ!」とかろうじて識別できる感じです。
なお、卵料理はエッグベネディクトや目玉焼き、オムレツなど数種類の調理方法から選ぶことができます。私が選んだのはエッグベネディクト。黄身の色が濃く、良い卵を使っているのだなあということが良くわかります。黄身の写真を残しておけばよかった。その他の料理では、特にローストビーフとソーセージのレベルが高かったのが印象的でした。パン全種類とお弁当を完食すると、昼食がいらなくなるほどお腹いっぱいになります。2食分と考えれば、意外と高くない!?
なお、お弁当が出てくるのに30分くらい時間がかかったので、時間には余裕を持っておいた方が良さそうです。
ザ・リッツ・カールトン日光の周辺観光
徒歩で、中禅寺湖畔散策と華厳(けごん)の滝見学へ。他にも見所はあるのでしょうが、ホテル滞在を重視したいのと、天候に恵まれなかったのと、そして新型コロナウイルス感染拡大防止のため、最小限の外出となってしまいました。
日本三大瀑布:華厳の滝
ホテルから徒歩10分弱の場所にある華厳の滝は、日本三大瀑布の一つ(もう2つは那智の滝@和歌山県・袋田の滝@茨城県)ということで、修学旅行生が訪れるほど有名な観光地だそうです。
我々は展望台から眺めただけですが、有料のエレベーター(大人570円)を利用するともう少し近くで迫力のある滝をみることができるようです。華厳の滝エレベーター公式サイトを見つけたので、興味がある方はURLから飛んでください。
日本百景:中禅寺湖
日本百景に選定されている中禅寺湖。遊覧船やスワンボートなどもあり、観光客が楽しめるようになってます。滞在中は天候に恵まれず湖畔観光は絶望的と諦めていたのですが、チェックアウト後に突然天候が回復したので、慌てて散策。
子供がスワンボートに乗りたいというので利用して、湖の中心部へ行ってみました。すると、そこには鳥肌が立つほどの見事な男体山の姿が!最後の最後でこのような風景を見られてよかったです。スワンボートの利用料金は30分1,500円(乗車3名まで)です。
ザ・リッツ・カールトン日光をお得に利用する節約術
ここまでご覧になった読者の中には「利用したいのはヤマヤマけど、ここまで色々と出費がかさむとなあ…」と二の足を踏んでいる方もいらっしゃるかもしれません。正直、我が家も当初想定していなかった出費で後遺症が残ってます。具体には、私の小遣いが減らされた(笑)。
みなさまには後遺症を残すことなくリッツカールトン日光を楽しんでいただきたく、我が家の経験や反省を踏まえ、どのようにすればお得になるかをお伝えしたいと思います。
- 交通費を抑える
- 食費を抑える
- 支払額を抑える
- 宿泊費を抑える/タダに
交通費節約術
公共交通機関の場合は日光駅から無料送迎ワゴンを利用する、マイカーの場合は周辺の駐車場を利用すると言ったことが考えられます。駐車場確保については、以下参照。
中禅寺湖周辺の無料駐車場情報
華厳の滝周辺の有料駐車場情報
日光湯元ビジターセンター
ホテルからの距離に加え、有料駐車場が24時間営業でないことや無料駐車場の台数に限りがあることなどリスクがあるので無責任にオススメできるものではありませんが、ホテル駐車場が事前予約で満車となる場合の対応など含め検討の余地はありそうです。
食費節約術
リッツカールトン日光のレストランで食事を摂ろうとすると、ザックリ
朝食:7,500円
昼食:6,000円〜
夕食:12,000円〜
の予算が必要、普段の生活だと文字通り桁違いですね。ホテル内でリーズナブルに済ませるならルームサービスを利用、アラカルトメニューとしてハンバーガーやサンドイッチ、パスタ、カレーなどをオーダーする手があります。ただ、それでも3,000〜4,000円の予算は必要。これでも予算オーバーなら、外で済ませるしかありません。
しかし、周囲に食事を摂れるお店は極めて限られ、しかもディナーの時間帯までの営業は期待できません。日光市街で食事をしようとするといろは坂を往復しなければならず、コレも大変。コンビニだっていろは坂の向こうにしかありません。
よって、いろは坂を越える前に調達しておくと良いです。我が家はあらかじめ日光市街で夕食を調達、ゆばむすびなどご当地グルメ、ご当地スイーツをテイクアウトし、客室内で楽しんだ次第です。
支払抑制術
リッツカールトン日光に関わらず、マリオット系列ホテルで支出が不可避となる場合は、以下3つの方法により支払額そのものを抑えることができます。
- ホテルバウチャーを購入
- マリオットボンヴォイポイントを購入
- マリオットeギフトカードを購入
いずれも、キャンペーン実施のタイミングで購入しておくのがコツです。最近のキャンペーンだと、
- バウチャー最大20%オフ
- ポイント購入で60%ボーナス
- eギフトカード20%オフ
と言うのがあり、ポイント購入はポイント無料宿泊(客室代金:後述)、バウチャーとeギフトカードはホテルへの支払時(客室以外でも、食事やスパなどもOK)に現金同等として利用できるのですね。
リッツカールトン日光は、ホテルバウチャー購入15%オフのタイミングで、駐車場と朝食分に相当分を購入。ちなみに、eギフトカードはシステム未対応のため利用不可とのこと。
<参考サイト>
ホテルバウチャーのサイト
ポイント購入のサイト
eギフトカードのサイト
宿泊費節約術
最大のネックは、やはり宿泊費。週末やハイシーズンなどは余裕で10万円を超えてしまいます。ただ、宿泊費に関しては「マリオットボンヴォイのポイント無料宿泊」を利用すれば無問題。時期にもよりますが50,000ポイント(ローシーズン時)/60,000/70,000ポイント(ハイシーズン時)で宿泊可能で、驚くことに通常料金では別途課金される消費税やサービス料が、ポイント宿泊では課金されないのです。
具体には以下の5ステップ。
ちなみに、我が家はカード継続特典(無料宿泊特典)を利用しました。
マリオットボンヴォイゴールド会員のベネフィットについて補足すると、
- 14時までのレイトチェックアウト
- お部屋の無料アップグレード
など。リゾートホテルでは、レイトチェックアウトの特典が嬉しいですよね。SPGアメックスカードを持つ我が家もレイトチェックアウトの恩恵を受け、ゆっくりとホテルで過ごすことができました。
お無料アップグレードは、リッツカールトン日光だと男体山ビューが中禅寺湖ビューにアップグレードされる可能性があるということです。今回アップグレードは叶いませんでしたが、他のホテルでは何かしらアップグレード特典を享受しています。
そして、リッツカールトン日光独自のゴールド特典としては、
- 朝食30%オフ
- リッツキッズでアイスクリームプレゼント
朝食30%オフが最大のメリットでした。約7,500円だったのが約5,000円になるのですからね。それでも相当高いのですけどね(汗)。
結局、今回の滞在の支出額は、
宿泊費 0円(無料宿泊特典)
駐車場代 実質 2,550円(15%オフバウチャー利用)
朝食代 実質13,312円(3名分/ゴールド特典30%オフ&15%オフバウチャー利用)
計 実質15,862円
となりました。浮いたお金は、次回の旅行へ回したいと思います。我が家のモットーは質より量!
私から紹介されてSPGアメックスカードを発行すると39,000ポイントを獲得できます。当記事をご覧になって魔法のカード「SPGアメックス」に興味がわいてきましたら、以下の記事もご参考の上、お問い合わせ等いただければと思います。SPGアメックスカードでリッツカールトン日光の滞在がより素晴らしいものとなるでしょう!
【2020/2最新】SPGアメックス入会キャンペーン 紹介で39,000ポイント獲得! 完全解説 新プログラムに対応済以上、「【ザ・リッツ・カールトン日光】子連れ宿泊記ブログ/お得情報/温泉/朝食/リッツキッズなど口コミレビュー」でした。