もくじ
横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズブログ口コミレビュー!
世界中あちこちマイル旅しているマイル専門家(@poyatrip)です。
2020年。新型コロナウイルスが猛威を振るう中、業務上必要に迫られ、横浜ベイシェラトンホテル&タワーズに4滞在することとなりました。
マリオットボンヴォイのゴールド会員とプラチナ会員と2つの立場で滞在した経験も踏まえ、当ブログでは、
- ホテルへのアクセス、交通
- 客室の紹介とグレード等による違い
- 各ルームの宿泊体験記
などをレビューします。
横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズへのアクセス交通
横浜駅前にあり、横浜近辺に用事がある人にはとても便利な場所にあります。また羽田空港からのアクセスも意外と便利で、10分おきに出る高速バスに乗れば横浜駅東口(YCAT)まで約30分(空いてると20分強)。羽田空港利用の前泊ホテルとしても重宝します。
一方、横浜駅は駅構内や周辺含めわかりづらい動線で、横浜歴が長かった筆者でさえ方向感覚を失いがち。土地勘がなく不安な方は、地下からアクセスすることを激しくおすすめ。ほぼ一直線だし雨に濡れずに済みます。
横浜ベイシェラトン公式サイトが提供しているオリジナルマップがとてもわかりやすいです(以下拝借)。
注意点としては、
- 横浜駅西口から出ること(羽田空港からのバスは東口に停まるので反対)
- 23:00以降は利用できないこと(以降は地上からアクセス)
- 案内表示がなくてわかりづらいこと(ヨドバシカメラ方面へ向かうこと)
地上からアクセスする場合は、以下の建物(ホテル)を目印に。歩道橋を渡って2階からアクセスすると良いです。1階の入口はわかりづらいからです。
横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズ 客室タイプ
当記事でこれから紹介するのがリニューアル後のもので、マリオット公式サイトでも確認済です。横浜ベイシェラトン公式サイトに記載の客室タイプ一覧はリニューアル前のものと思われますので、ご注意を。
概要
ルームタイプ | 広さ | 料金(千円) |
【クラブフロア】24F~27F | ||
ツイン/キング | 34㎡ | 37 |
デラックスツイン/キング | 46㎡ | 43 |
スイート(ツイン/キング) | 71㎡ | 82 |
【ラグジュアリーフロア】20F~23F | ||
ツイン/キング | 34㎡ | 29 |
デラックスツイン/キング | 46㎡ | 33 |
【レギュラーフロア】10F~19F | ||
ダブル(最安) | 23㎡ | 24 |
ツイン/キング | 34㎡ | 27 |
デラックスツイン/キング | 46㎡ | 30 |
階層によって大きく3グレード(レギュラー・ラグジュアリー・クラブ)に区分され、それぞれのグレードにおいて普通の広さのツイン/キング・広めのツイン/キングの客室タイプが用意されています。
レギュラーフロアには廉価版でやや狭いダブルが、クラブフロア(ラクジュアリーフロアも?)にはスイートルームが用意されていますが、概ねシンプルでわかりやすい構造となっていますね。
記載の宿泊料金(夏季平日泊の検索結果で税・サービス料込)は客室タイプによる価格差が参考になるだろうと思い記載したものです。こうして比べて初めてわかったのですが、46㎡と広めの「デラックス」タイプのコストパフォーマンスが高いですね。
ベッドタイプや広さに関わらず、定員は全客室とも2名とのこと。子連れ家族で宿泊する場合、小学生までは添い寝無料なので同室での宿泊が可能なのですが、中学生以上の子がいる家族はどうなるのでしょう。
喫煙者の方は、全室禁煙となっていることに留意。喫煙の際は、いちいち1階へ降りなければならないのが大変そうです。
客室配置図
上から、レギュラーフロア・ラグジュアリーフロア・クラブフロアの客室配置図です。
配置図下側のお部屋からは横浜駅が、高層階だと駅の向こう側にベイブリッジが見えるような眺望となります(あとで紹介します)。眺望にこだわりがある場合など、リクエストの参考にしていただければ。
客室グレードによる差
同じ広さの客室でもクラブフロア・ラグジュアリーフロア・レギュラーフロアで何が違うのか?気になりますよね。運良く全てのグレードに宿泊できたので、確認できた範囲の違いを紹介しましょう。
まずは、内装から。
▼レギュラーフロア(デラックスキング)
▼ラグジュアリーフロア(キング)
▼クラブフロア(ツイン)
レギュラーフロアとラグジュアリーフロアは概ね同じような内装で、クラブフロアだけ少し違っていることがわかります。クラブフロアの内装が好みですが、実際それほど大きな差がなく、内装的にはレギュラーフロアでも十分良かったというのが感想です。
一方、室内設備はそれなりの違いがありました。
▼レギュラーフロア
▼ラグジュアリーフロア、クラブフロア
おわかりでしょうか。クラブフロアとラグジュアリーフロアにはコーヒーマシンがあって、レギュラーフロアにはそれがないことを。
▼レギュラーフロア、ラグジュアリーフロア
▼クラブフロア
おわかりでしょうか。クラブフロアにはデスクがあって、ラグジュアリーフロアとレギュラーフロアにはそれがないことを。ただし、丸テーブルは全てのフロアにありますので、念のため。
そうそう。階層が違うからお部屋からの眺望も違うのではないか?については、以下を比較してください。
上:19Fからの景色
下:24Fからの景色
少なくともレギュラーフロア(高層階)とラグジュアリーフロア、クラブフロアでは眺望に大きな差がないことがわかります。中層階だと横浜駅の向こう側にあるベイブリッジが見えづらいかもしれませんが、それ以外は大きな差はなさそうに思えます。
以上をまとめると、
比較項目 | Club | Luxury | Regular |
内装 | チト違う | 同じ | 同じ |
コーヒーマシン | あり | あり | なし |
デスク | あり | なし | なし |
眺望 | 良い | 良い | 階層次第 |
その他の備品等は各フロア共通でした。この他、クラブフロア宿泊の場合はラウンジアクセスなどお部屋以外のサービスが充実しています。皆様にとってベストのお部屋を選ばれる参考になれば幸いです。
宿泊料金相場
自分の体験だと4滞在とも1泊8,000円強(税サ別・平日泊)で宿泊できました。人数が増えたり週末だったりすると宿泊費はそれなりになりますが、少なくとも東京都内の同レベルホテルよりはリーズナブルに泊まれるようですね。
自分の場合は、これに加えてマリオットボンヴォイ会員特典やキャンペーン、そしてホテラー必須のクレジットカード「SPGアメックス」の特典でポイントが付与され、実質6,000円程度(税サ込)で宿泊しています。
▼付与されたポイントたち
このように、五つ星高級ホテルにその辺のビジネスホテル並の料金で宿泊できる仕組みは後ほど解説しますね。
横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズ チェックイン
チェックイン 15:00から
チェックアウト 正午まで
と、シェラトン系列では一般的な時間帯ですね。チェックインは上の写真にある1階のロビーで行います。4回とも淡々と事務的に手続きを行う感じでしたので、ホスピタリティとかおもてなしとかを重視される方には物足りなく感じるかもしれません。一般的なシティホテルに近い感じでしょうか。
クラブフロア宿泊者やマリオットボンヴォイのプラチナ会員であれば26階にあるクラブラウンジでチェックイン/アウトの手続きが可能ですので、ホスピタリティ重視系の方はそちらで手続きをした方が満足度が高いかもしれませんね。
客室の無料アップグレード状況〜プラチナとゴールドの違い〜
4回とも最安のダブルで予約を入れていましたが、マリオットボンヴォイ上級会員と言うことで、4回とも無料アップグレードの恩恵にあずかれました。具体には以下の通り。
ルームタイプ |
【クラブフロア】24F~27F |
ツイン/キング ←プラチナでアサイン④ |
デラックスツイン/キング |
スイート(ツイン/キング) |
【ラグジュアリーフロア】20F~23F |
ツイン/キング ←ゴールドでアサイン②③ |
デラックスツイン/キング |
【レギュラーフロア】10F~19F |
ダブル(最安) ←予約①②③④ |
ツイン/キング |
デラックスツイン/キング ←ゴールドでアサイン① |
ゴールド会員の時は1回目はレギュラーフロアながらも広めのデラックスキング、2回目と3回目はラグジュアリーフロアのキングルームへアップグレード。その後プラチナ会員になって初めてクラブフロアのお部屋にアップグレードされたと言う経緯でした。
クラブフロアの壁は思いの外高く、ゴールド会員ではアサインされないようですね。あと、一人宿泊からなのかわかりませんが、アップグレードが渋めかな〜と言う印象。
宿泊記①スタンダードデラックスキングルーム
1回目スタンダードフロアの中では最上階である19階の角部屋、デラックスキングルームにアサインされました。
このように窓が二つあるので、開放感がハンパないです。
不整形なせいか、46㎡もあるようには見えませんでした。
楕円形のテーブルと椅子が2脚。椅子の形状が異なるのは何かこだわりがあるのでしょうか?
日立製の大型液晶テレビが備え付けられています。何インチあるのだろう。世界的には韓国製テレビが主流の中、国産を使っているのはさすが。でも、日立はテレビから撤退したのですよね。。。
ベッド脇。自分的には何も置いていないのがベストなのですが。。。USBポートやACコンセントが脇にあるのはポイント高し。ティッシュは引き出しの中に入っていることに注意。
パジャマとセーフティボックスも引き出しの中に入ってます。クローゼットではないことに注意。
シャープの空気清浄器があり、宿泊する季節によってはかなり重宝しますね。
その他引き出しの中。湯沸かし器やコップ、インスタントコーヒー/紅茶/お茶のほか、ミニバーの一部などが入ってました。
冷蔵庫の中。全てミニバーの一部で有料となっています。
横浜ベイシェラトンにはホテル内に飲料の自動販売機がなければコンビニもないため、飲み物をミニバー以外で調達しようとすると近くの自動販売機やコンビニまで買い出しに出かけなければなりません。
いずれも徒歩数分エリアにはあるのですが、少し探す必要があるのが億劫だった記憶があります。
こういった面では一般的なビジネスホテルに分がありますね。もっとも、このようなホテルに宿泊する層は普通にミニバーを利用するので筆者のような悩みを持たないのでしょうが。。。
クローゼットはこじんまりしていました。家族旅行とかだと少し不便に感じるかもしれません。
ウェットエリアを覗いてみましょう。
シャワーブースもあり、余裕を感じる広さですね。その後普通のキングルームのウェットエリアと比較してそのありがたみを初めて感じた次第です。宿泊した当時は特に感動もしませんでしたが。。。
アメニティのブランドはシェラトンで広く利用されている「le grand bain」でした。箱の中に入っている黄色くて丸いのは体をゴシゴシ洗うやつですね。シェラトン系列に泊まるとたまに見かけます。
外泊する時は必ず垢すりタオルを持参するのですが、横浜ベイシェラトンではその手間が省けることがわかりました。歯磨きセットなども箱の中に入っています。
浴槽は思ったより新しく、そして広め。お湯の出方も早く激しく、あっという間にお湯が溜まり、快適に利用できたことを覚えています。
トイレは浴槽とシャワーブースの間にあります。筆者は全く気になりませんが、気になる人は気になるかもと思ったり。
お部屋からの眺望は先ほど紹介した通りですが、密かにシービューとなっててベイブリッジが正面に見えていたりします。
少し視線をズラすと、遠くにランドマークタワーも見えます。
ちなみに夜景はこんな感じに。典型的なシティビューですね。横浜に住んでいたこともある自分にとっては見慣れた風景。他の地域にお住いの方にとってはいかがでしょうか。
宿泊記②③ラグジュアリーキングルーム
2滞在目はラグジュアリーフロアにアサインされました。上写真で●がついているお部屋です。
客室に入って最初に思ったのは、「お〜コーヒーマシンがある!!」でした。毎日コーヒーを何杯も飲む習慣がある筆者にとって、コーヒーマシンの有無はかなり重要なポイントだったのです。
マシンの使い方です。
- タンクに水を入れて電源オン、カップをセット
- ドリップポッドをケースから取り出し、抽出ヘッドを開けてセット
- 抽出量を選ぶ
- 抽出ボタンを押す
前回のデラックスキングに比べると多少狭く感じるかな…?くらいで、違和感はありません。その他設備もデラックスキングとおんなじ。
ルームサービスメニューと朝食メニューが置いてありました。料金を見てソッと裏返しましたとさ。。。
ウェットエリアの様子です。前回のデラックスキングと比べて狭くなっている以外はおんなじ。
続いて3滞在目のレビューです。
2滞在目の客室の隣室にアサインされました。
2滞在目の客室とは左右対称な以外、全部おんなじかなと思っていたのですが。。。
おわかりでしょうか。こちらの客室にはシャワーブースがない!と言うことに。あとでホテルのスタッフに尋ねたところ、同じ客室タイプでもシャワーブースがある部屋とない部屋があるのだとか。
筆者的には、シャワーブースの有無は結構重要なポイントなのですが。。。衝撃の事実。部屋を変えてくれとまでは言いませんでしたけどね。
宿泊記④クラブツインルーム
4滞在目の前にプラチナ会員になっていたので、クラブフロアに足を踏み入れることができました。ただ、最初にアサインされた客室がシャワーブースなしのキングルームだったので、シャワーブースありの客室に変更してもらった経緯があります。シャワーブースありの場合はツインのみの案内と言われましたが、全くもって無問題。(どうやら、筆者はキングルームを希望する属性に思われていた様子)
クラブフロアの客室は、レギュラーやラグジュアリーに比べてシックで落ち着いた内装になっていて筆者好みでした。
先ほども触れましたが、ビジネスに耐えうるデスクがポイント高かったです。PC使ってリモートワークする必要があったので、とても助かりました。
この配置で初めてわかったのが、デザインが異なる2つの椅子の使い方。リラックス用とビジネス用だったのですね。
飲み物やおつまみはラウンジでいただけるので、ミニバーの出番は無いですね。
その他の客室内設備やバスルームは、これまで紹介した客室とおんなじでした。
横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズ 口コミレビューまとめ
- 横浜駅前の立地で羽田空港からも近く交通至便!
- 5つ星ホテルにしてはリーズナブルな宿泊価格!
- リニューアル済みの客室が新しくて気分良し!
- 客室からの眺望もなかなか!
- その他設備やサービスは価格なり?
- 客室グレードによる違いは軽微!
- シャワーブースがある部屋と無い部屋があることに注意!
4滞在した経験を踏まえ、今回は主に「客室」に着目したブログ口コミレビューをアップしました。皆様の客室選びの参考になれば幸いです。
ホテル内施設(フィットネスジムやラウンジ、レストランなど)については、追って別記事で掲載予定です。
【必見】お得に良い客室に宿泊できる方法
マイル専門家(@poyatrip)が実質6,000円程度で宿泊できたのは、
- SPGアメックスカード会員
- マリオットボンヴォイ会員
- ポイントサイト会員
と言う3つの属性を持っているからでした。
先ほどのポイント内訳は以下の通りです。
ポイント | 特典等 |
773 | SPGアメックスカード決済 1ドルにつき6P |
193 | SPGアメックスカード ゴールド特典 上Pの25%加算 |
500 | SPGアメックスカード ゴールド特典 ウェルカムギフト |
2,000 | マリオットボンヴォイ 不定期キャンペーン |
3,466 | 1P=0.8〜1円の価値 |
上3つはSPGアメックスカードの特典で、
- SPGアメックスを保有するだけでマリオットボンヴォイの上級会員であるゴールドステータスを獲得
- マリオット系列ホテルの支払いをSPGアメックスで行うと特典ポイントが付与
SPGアメックスカードのメリット
横浜ベイシェラトンホテル&タワーズも参加しているマリオットボンヴォイ(マリオット系列ホテルの会員、ポイントプログラムの上級会員になるとお得に快適にホテルを利用できる様々な特典があり、その一つに「客室の無料アップグレード」があること、そして上級会員になれる簡単な方法があることをご存じでしょうか?
それは、「SPGアメックスカード」と言うクレジットカードを発行すること。これだけでマリオットボンヴォイのゴールド会員資格をゲット、客室の無料アップグレードの権利も得られるわけです。
ゴールド会員資格をゲットするには、通常マリオット系列で年間25泊以上の宿泊実績が必要なのですが、5つ星ホテルを中心としたラインナップであるマリオット系列ホテルに25泊となると、数十万円もかかってしまいます。そんなハードルが高いゴールド会員資格も、なぜかSPGアメックスカードを発行するだけでゲットできてしまうのですよね。
そんなこともあり当サイト一押しのクレジットカードとして紹介していて、当然マイル専門家もメインカードとして利用しています。ゴールド会員の特典としては、客室の無料アップグレードだけではなく、14時までのレイトチェックアウトやポイントアップなど様々なものがあります。(ポイントを利用した無料宿泊も可能)
今なら、私から紹介されてSPGアメックスカードを発行すると39,000ポイントを獲得できます。(1ポイント0.8〜1円程度の価値と考えてください)当記事をご覧になって魔法のカード「SPGアメックス」に興味がわいてきましたら、以下の記事もご参考の上、お問い合わせ等いただければと思います。
【2020/2最新】SPGアメックス入会キャンペーン 紹介で39,000ポイント獲得! 完全解説 新プログラムに対応済ポイントサイト経由で予約
横浜ベイシェラトンホテル&タワーズも参加しているマリオットグループのホテルはポイントサイトに広告を出していて、ポイントサイトを通じて予約・宿泊すると宿泊料金の数%がポイントバックされます。
ポイントバックされる率(還元率)はポイントサイトによって異なり、我が家は予約した時に最も高い還元率だった「モッピー」を利用。同じポイントサイトであっても時期によって還元率は変動しますので、ご注意を。
6%と言うのはかなり良い還元率なので、今後の旅行や出張で利用する予定のホテルを一気に予約しました(笑)。
なお、「モッピー」はANAマイルもJALマイルも効率的にザクザク貯まる唯一のポイントサイトとして知られています。
→モッピーでANAマイルを貯める方法
→モッピーでJALマイルを貯める方法
(ANAマイルとJALマイルの貯め方は異なります)
直接予約してしまった方、今からでも「モッピー」経由で予約しなおしてはいかがでしょうか。(「モッピー」利用には会員登録が必要です)
以上、「【横浜ベイシェラトン ホテル&タワーズ】宿泊記4回分! ブログ口コミレビュー」でした。