【キューバ】ハバナ旧市街・新市街・革命広場の観光はバスツアー(T1)が便利でお得!

ハバナバスツアーの概要

世界中をマイル旅しているマイル専門家(@poyatrip)です。

当記事では、マイル旅の一環でキューバへ行った際、首都ハバナで利用したバスツアーをレポート。

バスツアーと聞くと、団体旅行客が大型観光バスに乗って強行軍であちこち連れ回されるようなツアーを想像しがちですが、ハバナではいわゆる「乗り降り自由・オープントップバス的な乗り物」のことを言います。

T1・T3二つのコースがあり、概要は以下の通り。

T1T3
出発地セントラル公園前乗り場
運行時間9:00〜18:00
運行頻度20分おき40分おき
主な行先革命広場郊外ビーチ
その他行先主要ホテルカバーニャ要塞?
運賃10CUC5CUC
備考周遊コース、1日乗り降り自由

今回は、観光客に人気のある、定番のT1ルートを徹底解説します。

T3ルートはこちらで解説。

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T1ルートは旧市街・新市街・革命広場〜主要ホテルを周回

T1のバスツアーを一言でいうと、「主要ホテルと旧市街、革命広場を結ぶオープントップバス」。

出発は旧市街の観光拠点ですが、停留所のほとんどはホテル前。

観光名所といえば、旧市街の他はチェ・ゲバラの肖像や高い塔がある革命広場くらいで、ほとんどの乗客は革命広場で乗り降りしてました。

よって、T1は特に

  • 旧市街→革命広場
  • 新市街にあるホテル→革命広場
  • 新市街にあるホテル→旧市街

へ移動したい方にとって重宝する交通機関といえましょう。

No停留所
1Parque Central(中央公園)
2Hotel Riviera
3Hotel Presidente
4Plaza de la Revolucion(革命広場)
5Cementerio de Colon
6Parque Almendares
7Hotel Kohly
8Hotel Copacabana
9Hotel Panorama
10Compleje Triton-Neptuno
11La CeCilia
12La CeCilia(折り返し)
13Milamar Trade Center
14Acuario Nacional
15Hotel Kohly
16Puente Almendares
17Cementerio de Colon
18Plaza de la Revolucion(革命広場)
1923 y M(リブレホテル前)
20Rampa/Hotel Nacional
21Hotel Deauville
22Gran Teatro de la Habana(中央公園)
23Bar Cabana
24Castillo de la Real Fuerza
25Alameda de Paula
26Feria San Jose
1Parque Central(中央公園)

以上のような周回ルートで、スタートから1時間半後に出発地へ戻ってくる感じでした。

中央公園から折返地点までのバスルートをGooglemapに表すと以下のような感じ。

必ずしも正確ではないと思うので、大体こんな感じかな〜程度に捉えていただければ。

そんなルートを、筆者は2周。
どんな感じだったか、体験談方式でお伝えします。
旧市街近くに宿を構えていたので、旧市街目線で。

一見、どこにでもあるようなオープントップバスですね。
たまに屋根付きのバスに当たる時がありますが、基本は屋根なしだと思ってください。

セントラル公園の乗り場。ホテルイングラテラ(Hotel Inglaterra)〜Great Theatre of Havanaの向かい。

特に予約は不要で、初乗車時にバスガイドさんへ10CUCを支払い。
日付が記入されたチケットが渡されます。

そのあとは1階でも2階でもお好きなところへどうぞ。ただし、エアコンがないため

1階:直射日光を浴びずに済む一方、車内の暑さが堪え難い
2階:走行時の風が気持ち良い一方、直射日光がキツく停車時が耐え難い

と、どっちにしても暑さに耐えながらのバス旅となります。全体的に、2階の方が人気だったかな。
私も最初は直射日光を避けようと1階でしたが、途中で2階に移動しました。

1階と2階の写真を比べると明らかに2階のほうが人気で気持ち良さそうに見えます。実際、同じ「暑い!」なら景色が良い方がマシと言う印象。太陽が雲に隠れると、だいぶ楽になります。

そうそう。右側(歩道側)に座っていると、たまに街路樹の枝が当たりそうになるのでうまく避けてくださいね。

バスは定刻に出発、海沿いのマレコン通りを経由して新市街へ向かいます。潮風が気持ちいい!(このときまだ1階)

雨季にも関わらず、朝からカンカン照り。

30分弱で、革命広場に到着。下車。

客待ちをしているクラシックカータクシー。

こう言ったタクシーが他に何台も停まっているので、時間がない場合などはバスとタクシーを組み合わせた観光をすると効率が良いのではないかと思いますね。

キューバの観光といえば、チェ・ゲバラの肖像があまりにも有名ですね。バス停からも見えます。ただ有名な割には、写真撮影している観光客が少なかったような気が。写真を撮るだけなら、バスから降りなくても車窓からでもOK。

日本人にはなじみが薄いけどカミーロ・シンフエゴスも。

ホセマルティ博物館のある塔へ入ってみましょう。

塔の上からハバナの街並みを眺めます。見えるのは新市街。旧市街はなんとか見える程度かな。

ちなみに、塔の上へいくにはエレベーター利用料金3CUCがかかります。1階の博物館にWCがあるので、用のある方はこちらでどうぞ。

革命広場前には、周遊ルートの中で2回停車するので、

観光が終わった後は、
・そのまま旧市街へ戻る
・一周してみる
どちらでもOK。

なお、戻りのバス停は違う場所にあるので、ご注意。

一周の場合、Miramar地区にあるホテルを経由して革命広場へ戻る感じです。

Miramar地区は旧市街と雰囲気がガラリと変わり、ややハイソな雰囲気が漂います。立派なリゾートホテルが立ち並び、リゾート地っぽくも見えます。

13番(Miramar Trade Center)で途中下車し、キューバにあるSPG/マリオット系列唯一のホテル「Four points by Sheraton LA HAVANA」を偵察したり。

ちなみに、時刻表はあまり当てなりません。20分間隔の運行なので、「20分も待てばやってくるだろう」的な心構えでいるとイライラせずに済むのではないでしょうか。

特に注意すべきは、時刻表の時間よりも前にやってくる場合があるということ。時間調整なんて概念がないので、平気で早発します。定刻の5分前くらいにはバス停にいると確実ではないでしょうか。

▼Four points by Sheraton LA HAVANAの外観。13番バス停から徒歩5分強。

この後は、再び革命広場を通り、ホテルリブレなどがあるエリアを通過して、旧市街へ戻ります。

旧市街で降りる場合は、最後まで行かず22番のGran Teatro de la Habanaで下車します。

下車せずにそのまま乗り続けると、旧市街を突っ切って、終点(26番)のサン・ホセ民芸品市場へ。

▼サン・ホセ民芸品市場

民芸品市場自体にはそれほど興味を惹かれるようなモノはなかったけど、旧市街を突っ切っていくのを2階席から眺めるのがとても楽しかったので、一度経験してみては。

こんな感じで朝〜昼前にかけて1周、午後〜夕方にかけて1周、計2周したのでした。

ちなみに、バスガイドさんはスペイン語と英語でたま〜にアナウンスする程度でうるさく感じることはありませんでした。

まとめ・感想

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オープントップバスと聞くと「バスなのに運賃が高い!却下!」となりがちですが、ハバナに関しては10CUC(約10ドル)と比較的手頃な運賃で利用することができるのです。

旧市街〜新市街の移動がタクシーだと片道5CUC程度らしいので、旧市街から革命広場へ行って戻ってくるだけでも十分モトが取れる計算です。キューバでは安価な移動手段の確保に苦労した中、バスツアーは良い足代わりとなってくれました。

自分が利用した7月は「35℃超えの気温・90%以上の湿度・直射日光」のトリプルパンチが効いて、バスツアーとはいえ結構キツかったのですが、今となっては良い思い出。オフシーズンだからか利用者はそれほど多くなかったようで、座席が埋まるようなことは一度もありませんでした。

今度は、乾季の冬で再びバスツアーに参加し、キツかった思い出を上書きしたいですね。

以上、【キューバ】ハバナ旧市街・新市街・革命広場の観光はバスツアー(T1)が便利でお得!でした。

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