2019年は冬だけでなく、春以降も「春ダイヤ」「夏・秋ダイヤ」で、10/25(金)迄販売することが決まっています。最新情報は、以下を参照してください。
→跳び飛びの旅 小型プロペラ機でホッピング 2・3日間 in 南西諸島(JAL公式サイト)
JALアイランドホッピングツアーのメリットとデメリットの検証に関しては、このまま読み進めていただければと思います。
もくじ
JAL公認 修行層向けアイランドホッピングツアー発売中
JAL JGC回数修行層(尼)向けなのか飛行機好き向けなのか離島好き向けなのかわかりませんが、JALが「アイランドホッパー in OKINAWA 2・3日間」と「飛び飛びの旅 小型プロペラ機でホッピング 2日間」2種類のアイランドホッピングツアーを販売しています。
前者は沖縄の離島を、後者は奄美群島を巡るツアーとなっていて、概要は以下の通りとなっています。
- 出発日 2018年3/23(金)迄(奄美群島は3/3.4発を除く)
- 出発地 東京又は大阪
- 宿泊地 鹿児島、与論又は那覇
- 搭乗回数 7回~16回(全フライトがfop対象)
- 申込期限 出発日の7日前まで(web限定)
ツアー代金は、下表の通りとなります。
目的地 | 沖縄離島 | 奄美群島 | ||||
搭乗回数 | 8回 | 16回 | 7回 | 12回 | 15回 | |
2日 | 東京 | 84~ | 185~ | 73~ | 115~ | 136~ |
大阪 | – | – | 71~ | 106~ | 134~ | |
3日 | 東京 | – | 160~ | – | – | – |
(表中の数字は最安代金で、単位は千円)
果たしてこれは安いのか高いのか。離島好きやJAL修行層、飛行機マニアにとってメリットがあるツアーなのか。似たようなツアーがどこにもないので、一見おトクかどうかもわからず、自力で予約した方が安いのではないだろうか?などと考えてしまいます。
そこで、本記事では「飛び飛びの旅 小型プロペラ機でホッピング 2日間」(奄美群島巡り)を例にメリット・デメリット等を検証することにしました。
JALアイランドホッピングツアーのメリット
旅行費用が安く済む
個人で最安運賃を予約する場合と比べて、明らかに安く済ませられることが判明しました。
搭乗回数 | 12回 | 15回 |
ツアー | 115~ | 136~ |
個人旅行 | 118~+宿泊費 | 146~+宿泊費 |
ツアーは3/23迄、個人旅行は3/25以降の最安運賃(先得)と時期が異なりますが、 この時期から3/23迄の航空券を発券となると冬季運賃であっての最安値では収まらないでしょう。
ちなみに、2016年の春~秋にかけて奄美群島ホッピングツアーが開催、春先以降も冬と同じようなツアー料金だったようです。
実施年月 | 2016年4~9月 | 現在(2018年3月迄) | |
搭乗回数 | 16回 | 15回 | |
2日 | 東京 | 137~ | 136~ |
大阪 | 132~ | 134~ |
ソースは「いつの日かファーストクラス」様の記事(ありがとうございます!)
春以降の運賃で比較しても、ツアーの方がお得ということですね!
気兼ねなく旅行/修行できる
一般的には「えっ?なんで?」と受け入れられづらい旅程であり、個人で予約した場合は説明に苦慮する場面が想定されますが、ツアー参加の場合は「こういうツアーだから」の一言で気兼ねなく出かけられ、道中もCAさん等から暖かく迎えられることでしょう。
あとは、予約作業が確実に楽だということでしょうね。十何フライトも予約するのは正直面倒だし、予約途中で満席の便が出てきたら目も当てられない……
JALアイランドホッピングツアーのデメリット
冬季限定の催行であること
離島旅行の醍醐味の一つは、燦燦と輝く太陽と・エメラルドブルーの海を眺めて南国気分に浸ること。
しかし、例えば沖縄の冬は曇りや雨の日が多く、行ったはいいけど南国気分を味わえないという状況に陥る可能性が高いということです。
参考 沖縄本島の気候沖縄気象台やっぱりオンシーズンに行きたいよね?と思う方がいても、今のところオンシーズンのツアー予定はなく、修行・飛行機目的と割り切って参加する必要があります。
もっとも、飛行機に乗る時間がほとんどだから、天気はあまり気にしなくても良く、デメリットと言うほどのものではないかもしれません(笑)。
フライトスケジュールがタイト・飲みすぎ注意報
鹿児島から離島間のフライトがキツいですね。判を押したように乗継時間が25分。また、プラン間でフライトスケジュールを使いまわししているので、フライトが少ないからと言って楽になるということではなさそうです。
離島の空港だと乗継時間が短く済む一方、フライトが30分遅れたらアウトになるので、緊張を強いられるホッピングツアーになりそうです。それとも、遅延の場合は乗継を待ってくれるものなのでしょうか。
一方、鹿児島泊は余裕があるスケジュールとなっているので、是非とも鹿児島のお酒と料理を楽しんでいただきたいと思いますね。翌朝までゆっくりできるのですが、くれぐれも飲みすぎに注意。
【参考資料】個人旅行費用内訳とフライトスケジュール
JAL公式サイトでの調査結果です。
- 最安運賃:3/25~10/27搭乗分のウルトラ先得等
- 発着時刻:3月の土日2日間におけるフライトスケジュール
転記ミス等あるかもしれませんが、あくまでも目安ということでご容赦を。
12フライトの場合
路線 | 最安運賃 | 発着時刻 |
東京羽田-大阪伊丹 | 9,100円 | 6:30-7:35 |
伊丹-出雲 | 7,800円 | 9:25-10:20 |
出雲-福岡 | 13,400円 | 11:25-12:40 |
福岡-屋久島 | 12,200円 | 14:15-15:15 |
屋久島-鹿児島(泊) | 7,800円 | 16:25-17:00 |
鹿児島-奄美大島 | 9,400円 | 10:35-11:30 |
奄美大島-沖永良部 | 15,200円 | 13:10-13:50 |
沖永良部-与論 | 4,900円 | 14:20-14:45 |
与論-奄美大島 | 9,700円 | 15:10-15:50 |
奄美大島-喜界島 | 4,900円 | 16:15-16:35 |
喜界島-鹿児島 | 12,500円 | 17:00-18:10 |
鹿児島-東京羽田 | 10,600円 | 18:50-20:25 |
合計 | 117,500円 |
15フライトの場合
路線 | 最安運賃 | 発着時刻 |
東京羽田-鹿児島 | 10,600円 | 8:10-10:05 |
鹿児島-奄美大島 | 9,400円 | 10:35-11:30 |
奄美大島-沖永良部 | 15,200円 | 13:10-13:50 |
沖永良部-与論 | 4,900円 | 14:20-14:45 |
与論-奄美大島 | 9,700円 | 15:10-15:50 |
奄美大島-喜界島 | 4,900円 | 16:15-16:35 |
喜界島-鹿児島(泊) | 12,500円 | 17:00-18:10 |
鹿児島-徳之島 | 13,800円 | 7:35-8:40 |
徳之島-奄美大島 | 6,900円 | 10:10-10:40 |
奄美大島-沖永良部 | 15,200円 | 13:10-13:50 |
沖永良部-与論 | 4,900円 | 14:20-14:45 |
与論-奄美大島 | 9,700円 | 15:10-15:50 |
奄美大島-喜界島 | 4,900円 | 16:15-16:35 |
喜界島-鹿児島 | 12,500円 | 17:00-18:10 |
鹿児島-東京羽田 | 10,600円 | 18:50-20:25 |
合計 | 145,700円 |
JALアイランドホッピングツアーに参加するべきか まとめ
JAL JGC回数修行の確実且つ効率的な実施と言う観点から、春先迄のアイランドホッピングツアーに参加するのがベストなことは間違いありません。比較のためデメリットも書きましたが、いずれも修行層にはどうってことないと思います。ほぼメリットのみと言っても差し支えないでしょう。
今回は奄美群島で検証しましたが、沖縄離島も同様の結果となると思われ、時間とカネと体力があって検討中の方は、迷わず参加すべきですね。
参考 跳び飛びの旅 小型プロペラ機でホッピング 2日間JAL公式サイト福岡発アイランドホッピング計画
これまでの内容は福岡在住の僕にはほとんど関係ないものだったのですが、福岡発のアイランドホッピングを検討するに際し、ツアー自体のメリットやデメリットが何となくわかってきた(というかメリットばっかりじゃんという感想)ことから、共有迄記事化したものです。
一方、福岡発の場合はいつ出発するにしても個人旅行で組まなければならないのですが、東京・大阪発アイランドホッピングツアーのフライトスケジュールのほとんどを流用できそうだということもわかりました。しかし、個人旅行だったらもう少し余裕があるスケジュールにしたいし、1~2時間でもイイから空港を出てか簡単な観光をして島の記憶を残しておきたいところ。そして、せっかくなので離島に泊まりたい。
JAL JGC回数修行の効率的な実施と言う意味では、福岡-宮崎ピストンに勝るルートはないのですが、離島好きとしてはアイランドホッピングツアーにものすごく惹かれている状況です。
あと、個人的には「常夏気分」「エメラルドブルーの海」へのこだわりが強く、晴れる確率が高いオンシーズンに実現させたいと考えています。2017年11月に初めて宮古島へ行ったのですが、「宮古ブルー」を見たかったのに、一瞬だけ晴れ間が覗いた以外はずっと天候が悪くてしょんぼりして帰ってきた記憶があり、そのリベンジと言う思いが強いのです。
写真は、来間島の展望台へ行ったら突然夕立にあい、虹が出てきたときに撮影したものです。
JAL JGC修行関連参考記事

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福岡発着でアイランドホッピング&観光してきました!

ありがとうございました。