【ポイ活革命】ポイントはマイルより現金に交換したほうが良くね?

こんにちは!不労所得でマイル旅をしたいpoya(@poyatrip)です。

当記事は、前回の記事「【ANA激安ビジネスクラス】たった9万円で東南アジア往復!エーゲ航空バイマイルキャンペーン」の補足記事となります。

前回記事の最後に、

私自身は今回紹介したのとは別の「特殊な方法」にてマイルを貯めまくった結果、必要十分なマイルが手元にある状況なので今回のバイマイルプロモーションを利用する予定はなかった…はずなのですが、ココでマイルを購入しておいた方がお得じゃね?と思い直しているところです。この思いについては、次の記事で述べようと思います。(ただし、なにぶん気まぐれなので、延べないかも知れませんが…(笑))

と、最近の陸マイラーらしからぬ発言をしてしまいましたが、こう思ったのは、脳内に以下の表が浮かんだからなのですね。

ポイント交換先と必要マイルの関係

項目P・マイル必要マイル
ポイント91,000
⇒ANAマイル(81%)73,71063,000
⇒ANAマイル(73.6%)66,976
⇒ANAマイル(70%)63,700
⇒現金⇒エーゲ航空マイル42,00042,000

上の表のうち「項目、P・マイル」欄は、ポイ活(ポイントサイトの広告を利用して現金等へ交換できるポイントを貯める活動のこと)で貯めた91,000ポイントを、LINEポイントルート(81%)・LINEポイントルート簡易版(73.6%)・nimocaルート(70%)によってANAマイルに交換するパターンを、91,000円の現金に換えてからエーゲ航空バイマイル50%ボーナスキャンペーンで42,000マイルを購入するパターンをで表現したものです。

そして、「必要マイル」欄は、日本から東南アジア各地へスターアライアンス加盟会社のビジネスクラスで往復するために必要なマイル数を表しています。ANAの場合は63,000マイル、エーゲ航空の場合は42,000マイル。(なお、ANAは往復のみで片道は不可、エーゲ航空は片道可でその場合は往復マイルの1/2)

要は、「東南アジアへ行くんだったら”※※ルート”で時間も手間もかかって面倒くさい陸マイラー活動など必要なく、エーゲ航空のバイマイルキャンペーンを使った方が良いんじゃね?」ということです。元来ズボラな自分らしい思い付きと言えば思い付きだったのですが、今は結構真剣にそう思っていたりします。

もともと「なるべく費用をかけずにマイルを貯める」ことにこだわっていた自分にとって、「バイマイル(費用をかけて航空会社等から直接マイル・ポイントを購入する方法)」は亜流という位置づけでした。なので、界隈で流行っているらしい「イベリア航空のマイルを購入」をしたことがありません。

もっとも、バイマイルを忌み嫌っていたのは、昔デルタ航空でバイマイルキャンペーンを実施したとき、当時の特典航空券に足りなかったマイルを数万円出して購入したところ、翌日にいきなり制度改悪、行く予定だった都市への必要マイル数が増加してしまったためバイマイルの意味がなくなってしまった…という激おこぷんぷん丸的な出来事を経験したからだったりもするのですが…

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バイマイルのメリット

バイマイルの原資をポイ活で貯まったポイント(現金)にすれば、”費用をかけず”主義に反しないではないか!?」と言うことに、今更ながら気づいたのです。本当に今更で、皆様はとうの昔に気づいていたのでしょう。過去のトラウマもあるのでしょうが、自分は頭が固くてダメだなあと海よりも深く反省、早速カテゴリに「マイルを安く購入(要はバイマイル)」を追加した次第でございます。

上の事例では、1ポイント当たりの価値はマイルも現金も(特にnimocaルートの場合は)大きくは変わらないのですが、「時間」がバイマイル最大のメリット。

何より、エーゲ航空は時間のアドバンテージが断然大きく、ゼロからポイ活をスタートしてビジネスクラス往復に必要なマイルが貯まるまでの時間をザックリ比較すると、こんな感じになります。

項目交換ルート所要時間
⇒現金⇒エーゲ航空マイル即時
⇒ANAマイル(70%)nimoca半年以上
⇒ANAマイル(73.6%)LINE(簡易版)nimoca+1ヶ月以上
⇒ANAマイル(81%)LINEnimoca+2ヶ月以上

ポイ活で91,000ポイント(91,000円相当)となると、さすがに一朝一夕で貯めることはできません。ポイントサイトの広告を利用してから実際にポイントが付与されるまで月単位のタイムラグがあるし、交換日数が最短(半月程度)のnimocaルートを利用したとしても、ビジネスクラス特典航空券のANAマイルと言う完成品になるまで最低半年は見ておいた方が良いでしょう。ポイント交換の手続きが煩雑なLINEルートだと、さらにかかります。

一方、エーゲ航空マイルの場合は、手元に現金がなくてもクレジットカード決済で即時マイルを購入出来るわけで、思い立ったが吉日とばかり衝動的に特典航空券を予約することだって可能。空席があれば、ですが。一時的に家計に穴が開いたとしても、これからのポイ活で貯めたポイントを徐々に現金に換えて埋めていけばよく、いわば「前借り制度」ですね。手元に最低限クレカ引落し用の現金がある前提ですが、この前借り制度では特段利息や手数料がかからず、償還期間のシバリもないため、金銭的デメリットがないのです。(ただし、エーゲ航空マイレージプログラムからの特典航空券発券の手続きがANAよりも手間がかかると言うデメリットがあることに留意)

エーゲ航空バイマイルの有効活用

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エーゲ航空マイルの前借り制度が有効なのは、

  • 同一の地域(ゾーン)であること
  • 遠く離れている区間であること
  • スターアライアンス運航便があること

全てを満たす路線で、日本を含む「FAR EAST」地域では日本~シンガポール・バンコク・クアラルンプール等がソレなのですが、当然のことながら他の地域でも有効な場合があります。

以下、チャートと地域に属する国・地域の表をまとめたので、参考にしていただければ。

日本発の場合、「FAR EAST」以外でも中南米や中東などの一部の上級クラスがお得だったりするのですが、バイマイルの範囲(50,000マイル⇒キャンペーンで75,000マイル)を超えているので、ココでは割愛。

REGIONSCOUNTRIES INCLUDED IN EACH REGION 
FAR EAST中国、香港、日本、マカオ、モンゴル、北朝鮮、韓国、台湾、ブルネイ、カンボジア、東ティモール、インドネシア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナム
EUROPEAlbania, Andorra, Armenia, Austria, Azerbaijan, Belarus, Belgium, Bosnia & Herzegovina, Bulgaria, Croatia, Cyprus, Czech Republic, Denmark (excluded Greenland), Estonia, Finland, France, Georgia, Germany, Greece, Hungary, Iceland, Ireland, Italy, Latvia, Liechtenstein, Lithuania, Luxembourg, F.Y.R.O.M., Malta, Moldova, Monaco, Montenegro, Netherlands, Norway, Poland, Portugal, Romania, Russia, Serbia, Slovakia, Slovenia, Spain, Sweden, Switzerland, Ukraine, United Kingdom, Turkey
NORTH AFRICAAlgeria, Libya, Morocco, Sudan, Tunisia, Western Sahara, Egypt, Sahrawi Arab Democratic Republic, Israel
MIDDLE EASTBahrain, Kuwait, Oman, Qatar, Saudi Arabia, United Arab Emirates, Yemen, Iraq, Jordan, Lebanon, Syria, Iran
CENTRAL & SOUTH AFRICABenin, Burkina Faso, Cape Verde, Cote d’ Ivoire, Gambia, Ghana, Guinea, Guinea-Bissau, Liberia, Mali, Mauritania, Niger, Nigeria, Senegal, Sierra Leone, Togo, Angola, Burundi, Cameroon, Central African Republic, Chad, Congo, Equatorial Guinea, Gabon, Rwanda, Sao Tome and Principe, Comoros, Djibouti, Eritrea, Ethiopia, Kenya, Madagascar, Malawi, Mauritius, Mozambique, Seychelles, Somalia, Tanzania, Uganda, Zambia, Zimbabwe, Botswana, Lesotho, Namibia, South Africa, Swaziland, British Indian Ocean Territory, Mayotte, Reunion, St. Helena, Canary Islands, Ceuta, Madeira, Melilla, Socotra, Puntland, Smaliland
CENTRAL ASIAKazakhstan, Kyrgyzstan, Tajikistan, Turkmenistan, Uzbekistan, Afghanistan, Pakistan, India, Bangladesh, Bhutan, Maldives, Nepal, Sri Lanka
OCEANIAAustralia, New Zealand, Fiji, New Caledonia, Papua New Guinea, Solomon Islands, Vanuatu, Micronesia, Guam, Kiribati, Marshall Islands, Nauru, Northern Mariana Islands, Palau, Wake Island, American Samoa, Cook Islands, Easter Island, French Polynesia, Niue, Pitcairn Islands, Samoa, Tokelau, Tonga, Tuvalu, Wallis and Futuna
NORTH AMERICAAnguilla, Antigua and Barbuda, Aruba, Bahamas, Barbados, Bermuda, British Virgin Islands, Canada, Cayman Islands, Clipperton Island, Cuba, Dominica, Dominican Republic, Greenland, Grenada, Guadeloupe, Haiti, Jamaica, Martinique, Mexico, Montserrat, Navassa Island, Netherlands Antilles, Puerto Rico, Saint Barthelemy, Saint Kitts and Nevis, Saint Lucia, Saint Martin, Saint Pierre et Miquelon, Saint Vincent and the Grenadines, Trinidad and Tobago, Turks and Caicos Islands, United States, U.S. Virgin Islands
CENTRAL AMERICABelize, Guatemala, Honduras, El Salvador, Nicaragua, Costa Rica, Panama
SOUTH AMERICAArgentina, Bolivia, Brazil, Chile, Colombia, Ecuador, French Guiana, Guyana, Paraguay, Peru, South Georgia & South Sandwich Islands, Suriname, Uruguay, Venezuela

ハワイもありますが、ココでは割愛しています。

ざっと見ただけですが、例えば中南米辺りで有効活用できそうな気がしますね。

中南米にあるスターアライアンス加盟会社で何度かビジネスクラスを利用、搭乗記をまとめていますので興味がある方はどうぞ。

「コパ航空」ビジネスクラス搭乗記

「アビアンカ航空」ビジネスクラス搭乗記

ポイ活はこれまで通り精力的にこなしつつ、東南アジアへ行くことが決まっているのであれば、現金⇒エーゲ航空プロモなどもうまく活用してくださいね。

エーゲ航空に関して、当記事のタイトルはあまたある路線のごく一部が該当します。

ただ、バイマイルが有効な路線・エアラインは他にもありそうな気がするので、研究することにします…

新規訪問者用参考記事

初めて当サイトへ来られた方は何のことを言っているのかさっぱりわからないと思いますので、参考記事をいくつか紹介します。

私のポイ活日記

ポイントをマイルに交換する手順

「エーゲ航空」を徹底解説

「エーゲ航空のバイマイルキャンペーン」を徹底解説

 

ありがとうございました。

 

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