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シェラトン都ホテル大阪 宿泊記ブログ口コミレビュー!
マイル専門家(@poyatrip)です。
大阪出張の際、宿泊先として、シェラトン都ホテル大阪をチョイス。
数あるホテルの中でシェラトン都ホテル大阪に宿泊した理由は
- 意外と手頃な宿泊料金だったため
- マリオットボンヴォイ会員のプラチナ特典を受けられるため
- 空港アクセスが良かったため
の3点でした。
シェラトン都ホテル大阪 基本情報
まずは、沿革や客室グレードについて解説しましょう。
沿革
西暦 | 沿革 |
1985年 | 都ホテル大阪として開業 |
????年 | ラディソン都ホテル大阪としてリブランド |
2007年 | シェラトン都ホテル大阪としてリブランド |
「都ホテル&リゾーツ」という会社が運営しているホテルで、現在は外資系ホテルブランドと提携、「シェラトン」+「都ホテル大阪」として営業中です。築30年とそれなりに築年数なのですが、一部の客室はリニューアルが完了し、新築のような香りがする部屋もあったりします。
リニューアル済の部屋の特定について、以下記事で検証しています。
【シェラトン都ホテル大阪】全客室タイプ グレード比較総まとめ 改装有無 宿泊料金など部屋のアップグレードや予約の参考にどうぞ客室のグレード、タイプ、広さ
スイートルーム24室を含む全578室で構成、地下1階地上21階の建物の6階〜19階に客室があり、グレードとタイプ等は以下の通り。
客室グレード | 客室タイプ | ㎡ | 基本料金(千円) |
シェラトン クラブ 18F | インペリアルスイート | 133 | 238 |
ロイヤルスイート | 120 | 178 | |
プレミアムシェラトンスイート | 62 | 110 | |
シェラトンジュニアスイート | 45 | 61 | |
プレミアム (改装済) 11-12F | プレミアムデラックスツイン | 31 | 44+α |
プレミアムデラックスダブル | 31 | 44+α | |
スタンダードダブル | 24 | 39+α | |
シェラトン 19F 17F 14-16F 10F | シェラトンジュニアスイート | 45 | 61 |
プレミアムツイン | 31 | 44 | |
プレミアムシェラトンスーパーキング | 31 | 44 | |
プレミアムキング | 27 | 44 | |
プレミアムダブル | 24 | 39 | |
プレミアムシングル | 18 | 24 | |
コンフォート (改装済) 6-9F | プレミアムツイン | 31 | 41 |
プレミアムトリプル | 31 | 41 | |
コンフォートツイン | 24 | 39 | |
コンフォートダブル | 18-22 | 39 |
シェラトン都ホテル大阪の客室グレード/タイプはパッと見わかりづらいため、わかりやすい特集記事を作成しました。
【シェラトン都ホテル大阪】全客室タイプ グレード比較総まとめ 改装有無 宿泊料金など部屋のアップグレードや予約の参考にどうぞ
シェラトン都ホテル大阪 アクセス・交通
交通機関 | 発着 | |
リムジンバス | 伊丹空港 | 近鉄バスセンター |
関西空港 | ホテル入口 | |
地下鉄 御堂筋線 +近鉄 | 新大阪駅 | 大阪 上本町駅 |
空港アクセス
伊丹空港・関西空港両方からホテルまでの直通バスがあり、空港からのアクセスがとても便利。
ただし、両空港からのホテル発着場が
- 伊丹空港:2階の近鉄バスセンター(ホテルと同じ建物内)
- 関西空港:ホテル1階のエントランス
と、全く違う場所にあります。特に、伊丹空港発着便は、正確にはホテル発着ではないことに注意。
近鉄バスセンターの場所がわかりづらいので、ホテルからの行き方を説明します。
▲ホテル2階(フロントロビー)のエントランスを出て左側(駐車場方面)へ。近鉄百貨店を背にして歩きましょう。
▲程なく案内表示が見えるので、そのまま直進。
▲正面に見えてくるであろう「大阪市内定期観光バス OSAKA SKYVISTA」の看板がある建物が近鉄バスセンター。ここまでの所要時間は1~2分程度です。
所要時間は35分程度。なんばのバスセンターに寄ってから伊丹空港へ直行する感じです。
電車でのアクセス
近鉄の上本町駅とも直結しています。直結と言っても導線が複雑で、駅の目の前にホテルがあるということではありません。ただ鉄道・駅もホテルも同じ近鉄グループの運営なので、ホテルへの誘導案内は至る所にあります。初めての方もどうかご安心を。
上写真のようなエントランスにたどり着くと思うので、そのまま直進してフロントロビーのある2階へ行きましょう。
近鉄利用者には便利ですが、大阪や新大阪方面からだとあまり便利ではない立地かもしれません。
シェラトン都ホテル大阪 チェックイン ロビー
シェラトン都ホテル大阪のチェックイン/チェックアウト時刻は、15:00/12:00。日本国内のホテルではチェックアウト時刻が10:00〜11:00となるパターンがほとんどですが、外資系のメリットというべきか、正午まで滞在可能です。午前中の1時間は大きいですからね。1時間あれば大浴場にも入れるし、プールやフィットネスジムを利用できる時間の余裕も生まれます。
マイル専門家(@poyatrip)はマリオットボンヴォイのチタンエリート会員(プラチナの一つ上)ということもあり、最長16時までのレイトチェックアウトがOKとなりました。東京へ戻るフライトが夕方だったので、とても助かります。
高級ホテルとしてはややコンパクトなチェックインロビー。天井も低く、あまり特別な空間っぽくない感じです。
中国系の宿泊客が多いのでしょう、3名いたフロントスタッフのうち2名は日本語を話せる中国系の方でした。日本語でのコミュニケーションに問題はないのですが、アップグレードなど込み入った内容の相談を気軽に…とまではいきませんでした。
プレミアムフロアデラックスダブルへアップグレード
最安のシングルルームで予約していたのですが、蓋を開けてみるとプレミアムフロア(改装済)にあるデラックスダブルという31㎡のお部屋にアップグレードされてました!
面積も価格も2倍の部屋へアサインされて大満足です。いつもチタンパワー(プラチナパワー)の恩恵を受けられることで、感謝の言葉以外出てきません。
こちらのお部屋。リニューアルのコンセプトが「和のエッセンスを感じる、明るく爽快な「大阪」をイメージしたモダン空間」で、来日する外国人宿泊客を意識したデザインのようです。シェラトンに滞在してる気があまりしなくて、まるでデザイナーズホテルに滞在しているような気分でした。
ソファとテーブルが備え付けられています。が、デスクとチェアがないことに気づきました。このお部屋は、リラックスするには最適な一方、室内でバリバリ仕事をする感じではなさそうです。
ネスプレッソマシン…と思いきや、illyのエスプレッソマシンではありませんか!
同系列のウェスティン都ホテル京都で宿泊したスイートルームに設置されていたのと同じタイプのようです。まさか、もう一度目にすることになるとは。
使い方をあらかじめ覚えておくと良いと思います。
↑引き出しの中を覗いてみましょう。
橙色の引き出しの中。ミニバー類とコーヒーカップが入ってました。
下の引き出しには冷蔵庫が。ミニバーの有料飲み物でギッシリです。
ご参考まで、価格表でございます。ミネラルウォーター150円と、意外とリーズナブルでした。
ベッド脇のスイッチ類。エアコンの温度設定が大雑把です。コンセントがあるのが嬉しいですね。
ベッド脇(反対側)にはUSBポートが。リニューアルルームのメリットは、新しさもそうですが最新の生活スタイルを反映したものになっているというのが一番ではないでしょうか。
テレビ台の引き出しには、セーフティボックスとナイトウェアが入ってました。
バスルームにをチェックしましょう。
トイレ・バス一体式。トイレと浴槽が向かい合わせになっているのが斬新。
浴槽は、広さも深さも十分ですね。ただ、経年劣化が進んでいるようで、リニューアル前の浴槽をそのまま使いまわしているのでしょう。
トイレットペーパーの位置がわかりづらく、洗面器の下と覚えておくといざという時に焦らないでしょう。リモコンが洗面台に備え付けられているのも斬新です。
アメニティは、シェラトンでは広く使われている安定の「le grand bain」でした。
シェラトン都ホテル大阪 朝食ビュッフェ
マイル専門家(@poyatrip)はマリオットボンヴォイのチタンエリート会員(プラチナの一つ上)ということもあり、朝食無料特典がついてたので利用。
ロビー階である2階のeu(ゆう)というレストラン&ラウンジで、6:30から10:00までビュッフェスタイルを含めた各種朝食を提供しています。
朝食ビュッフェの場合、
大人:2,272円
子供(4〜12歳):1,074円
(いずれも税・サ別)
と、高級ホテルの朝食ビュッフェとしては比較的リーズナブルな価格設定。
どのような料理が提供されていたのか、以下写真でご確認ください。
ムスリムの宿泊客に対応するため、ハラルコーナーが設置されていました。
大阪名物、たこ焼きがありました!
エッグステーションです。
オーダシートを記入の上、エッグステーションのスタッフに渡せば、あとはテーブルまで持ってきてくれます。
目玉焼き(両面焼き)をオーダーしてみました。醤油の味付けを選択できるのがとてもよかったですね。
このように、かなりの種類がありました。
たこ焼き以外、これと行った特色のないベーシックな料理群だったように思えます。昨今は地域の特色を出すホテルが多い中、却って新鮮な印象を受けました。ビジネスマン等にとっては安心材料である一方、郷土料理や名物料理を期待した観光客にとっては、物足りなく感じる内容かもしれません。中国系の宿泊客にはたこ焼きが人気のようで、いつも誰かがたこ焼きの前にいたような感じでした。
シェラトン都ホテル大阪 館内施設
お次は館内施設を紹介します。
ドラッグストア(2F)
パッと見「おみやげ屋さん」で、ドラッグストアには見えませんね。
薬の他、文具や書籍、雑貨等が揃っているので、イザという時に重宝。ただし、営業時間は8:00〜22:00で24時間営業ではないことに留意。
プール、ジム、サウナ・浴室(5F)
都ヘルスクラブという会員制クラブがホテル5階にあって、プールやジム(フィットネスルーム)、浴室などの施設があります。
シェラトン都ホテル大阪の宿泊者はビジター料金(プール:1,100円、ジム&サウナ:3,300円)で都ヘルスクラブを利用できることとなってますが、マリオットボンヴォイ会員でプラチナエリート資格があれば、無料利用特典がございます。せっかくの機会なので、特典を活用して潜入してまいりました。
「サウナ・浴室」をお風呂代わりに利用する宿泊客が多いと思いますが、営業時間が短く21:00迄に行かなければならないことに留意。ジム併設という建てつけから仕方ないのかもしれませんが、宿泊者目線からすると24:00までは入れるようにしてほしいなあと思いましたね。
都ヘルスクラブ内は撮影禁止なので、文章のみのレポートとなります。ご容赦ください。
プールは温水で、25m*6コースとかなり広いです。そして、オープンエア方式のため開放感溢れ、気持ちよく利用できるのではないでしょうか。
一般的な高級シティホテルにあるような申し訳程度のスペースしかないプールとは全然違うので、ビジター料金を払っても利用価値があるのではないかと思います。
ジムは、こちらもシティホテルにあるような申し訳程度のスペース・マシンしかないジムとは違い、会員料金を払って通うような街中のジムと同レベルの器具・広さがあります。健康維持・フィットネス目的の方はもちろん、筋力増強などを目的としてトレーニングする方にも満足できるのではないでしょうか。あと、地下1階にも小さなフィットネスジムがあって、こちらは24時間利用できるのが特徴です(更衣室、ロッカー、シャワーと言った設備はナシ)
浴室・サウナは、大浴場(銭湯)並みの広さがあり、サウナはドライ・ミスト両方ありました。そしてジャグジーがあるのがポイント高く、一般的な銭湯+αの設備には満足されるものと思います。そして、リラクゼーションルームがあり、風呂上がりにゆったりとした時間を過ごすことが可能です。注意点としては、更衣室・浴室・リラクゼーションルームの場所がそれぞれ隣接しておらず、廊下を渡っていく必要があるということ。最初に受付スタッフの方がそれぞれの場所を案内してくれます。
写真等は、公式サイトで確認してください。
まとめ、感想
今回の宿泊料金は1万円ちょいだったにも関わらず、外資系高級ホテルのサービスを十二分に受けることができたことで、コストパフォーマンスの高さは噂通りだったと実感。自分が泊まった時は、同じマリオット系列のモクシー大阪よりも安かったくらいです。このようなホテルが自宅近くにあれば良いのになあ、と。
週末の休息として高級感のあるゴージャスな空間に身を置くのもよし、平日に出張のご褒美として利用するのもよし。いずれにしても、自分のような一般庶民でも気軽に利用できるシェラトンブランド・マリオット系列として、今後もリーズナブルな価格で利用できることを願ってやみません。
ただ、客室のリニューアルが順次進行中なので、リーズナブル料金で利用できるのはあと数年と思っておいた方が良さそうです。実際、同系列のウェスティン都ホテル京都は改装のタイミングで一気にグレードを上げてきてます。
なので、シェラトン都ホテル大阪をリーズナブルに利用するなら今のうちと言えましょう。
以上、「【宿泊記】シェラトン都ホテル大阪 アップグレード 朝食ビュッフェなどブログ口コミレビュー!」でした。