【宿泊記】ロイヤルオーキッドシェラトンのブログ口コミレビュー! アクセスや客室タイプ、観光見どころなど

マイル専門家(@poyatrip)です。

マイル専門家らしく(?)、ポイ活で貯めたマイルで発券した特典航空券を利用して年末年始にベストシーズンのバンコクへ子連れ家族旅行しました。

そんなバンコクでの滞在先は、マリオットボンヴォイ(世界最大ホテルグループの会員プログラム)の上級会員と言う立場を活かすため、マリオット/SPG系列のホテルをチョイス&ホッピング。

ホッピング第1弾としてロイヤルオーキッドシェラトンホテル&タワーズに宿泊したので、当記事ではまず、

  1. 概要及び特徴
  2. アクセス・交通
  3. 客室の様子
  4. 施設の様子
  5. 周辺観光

などを、画像一杯で徹底レポートしたいと思います!

ロイヤルオーキッドシェラトン概要・特徴

バンコクの中心部を流れるチャオプラヤ川に面したリバーサイドエリアには、その眺望等に価値を見出したと思われる企業(外資を含む)が、いくつもの高級ホテルを建設、開業させています。

ロイヤルオーキッドシェラトン&タワーズはその一つで、1980年代前半に開業のいわゆる「老舗」。築浅の周辺ホテルに対抗するためか、宿泊料金が3,000バーツ程度(オフシーズンの場合)に抑えられており、五つ星ホテルの割にはリーズナブルに泊まれるホテルとして、バンコクのリピーターなどによく知られています。

そして、なんと全室リバービュー!どの部屋にアサインされても、チャオプラヤ川を眺められるという安心感は何事にも代え難いのではないでしょうか。リバーサイドのホテルに泊まる最大のメリットは、何と言ってもチャオプラヤ川の眺望ですから。

ロイヤルオーキッドシェラトンへのアクセス・交通

リバーサイドエリアのホテルは一部を除いてアクセスが便利とは言えない状況で、ロイヤルオーキッドシェラトンも然り。中心部に面した東岸にあるのでタクシーやgrabを利用すれば移動の問題は解決するのですが、BTS(スカイトレイン)やMRT(地下鉄)の駅を気軽に利用したい個人旅行者には不便に感じるかもしれません。

自分が体験した範囲だと、

スワンナプーム国際空港から(まで)は、タクシーで1時間・400B程度(メーター使用、高速代含む)。
BTSサパーンタクシン駅から(まで)は、30分おきに出るホテルの専用シャトルボートで10〜20分程度。
MRTホアランポーン駅から(まで)は、徒歩だと15〜20分程度。
タクシーではワットパクナムやBTSチットロム駅周辺へ行きましたが、それぞれ100バーツで少しのお釣りが出るくらい。

ホテル専用シャトルボートについて補足すると、

  • ホテル→アイコンサイアム→サパーンタクシン→ホテル…の順で巡回するため、ホテルからサパーンタクシンへ行くには時間がかかり、急ぎの移動には不向き
  • 運航時間帯はホテル発10:00〜22:00(金土は23:00迄)

移動手段としては、アイコンサイアムへ行くには重宝しますが、その他の場所へはケースバイケースと言う感じでしょうか。

▼ホテル専用シャトルボート。ボートの割には豪華な内装で、ちょっとした優雅な船旅を楽しめます。

▼ホテルのボート乗り場

ロイヤルオーキッドシェラトン客室タイプ一覧

客室タイプ備考
デラックス365〜16階
プレミアムデラックス3617〜24階
クラブデラックス3625〜28階
ジュニアスイート55
エグゼクティブスイート70
プレジデンシャルスイート243

700〜800室を擁するマンモスホテルにしてはシンプルな構成となってます。スイートを除く一般の客室の広さは一律36㎡となっていて、階層によって客室タイプが変わり、デラックス→プレミアムデラックス→クラブデラックスとなるにつれ、眺望がよくなり宿泊料金もアップすると言う仕組みです。そして、クラブデラックスはラウンジアクセス可能となる分、グンと料金がアップすることに注意しましょう。

プレミアムデラックスルーム

今回アサインされたのは、23階のプレミアムデラックスルームでした。配置図で言うと、以下写真で→の客室です。

ひょっとしたら違う場所かも?違ってたらごめんなさい…

眺望

通常は客室内から先に紹介するのですが、このホテルの売りは何と言ってもリバービュー。まずは客室からの眺望をご覧いただきましょう!

南西方向で、最近できたばかりのショッピングモール「アイコンサイアム(ICON SIAM)」が正面に見えますね。

ちなみに、北西側の眺望は以下のような感じとなります。写真ではよくわかりませんが、寺院がいくつか見えます。夜になるとライトアップされてわかりやすくなるのですが。

南西方向(アイコンサイアム側)の夜景はこんな感じ。

アイコンサイアムと寺院、皆様はどちらの眺望がお好みでしょうか?

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ベッドルーム

36㎡はシェラトン級のホテルとしては標準的な広さで私も慣れ親しんでいるのですが、いつもより広く感じます。ダブルベッド2台置いているのにも関わらずです。

1980年代前半の開業ということで、室内設備の老朽化を覚悟していたのですが、ざっと見る限り古さや不便さを感じるようなことはありませんでした。ただ、一昔前のバンコクと言った懐かしさはありましたね。

ベッドの上にはタオルアートのゾウさんが。子供は大喜びです。

デスクは楕円形。デザイン重視なのでしょうが、個人的には機能的な長方形の方が使いやすいと感じてしまいます。

テレビの横には、ウェルカムフルーツのバナナが置いてありました。

テレビ台の引き出しには、セーフティボックスが設置されてました。前はクローゼット内に設置されていたのがほとんどだったと思うのですが、最近はこう言うところへ設置・収納されているのをよく目にするようになってます。

ネスプレッソなどエスプレッソマシンはありませんでした。クラブデラックスだとあるのでしょうか?

無料のミネラルウォーターは室内に2本と洗面所に2本、計4本ありました。ペットボトルではなくビンなので、持ち歩きには適さず残念!

一昔前のホテルということでスマホやPC等の充電に必要な電源周りを心配していたのですが、杞憂に終わりました。日本のコンセントをそのまま使える(ただし電圧250V)ので、電圧の心配がなければ変換プラグを持参する必要はありません。

バスルーム

ウェットエリアをチェックしましょう。

バス・シャワー一体型でトイレは独立していなく、極めてベーシックな造りでした。こういうところが設計の古さなのかなあなんて思っていたのですが、同行者が宿泊したクラブデラックスの部屋はシャワーブースが独立していることが判明!同じ広さでも違うんだ…と。特に子供を風呂に入れて世話をするときなど、シャワーブースがあるのとないのとでは大きな違いがあるのです。次回の子連れ旅行では、シャワーブースが独立している部屋をリクエストすることに決めました。一方、シャワーブースが独立する分面積をウエットエリアに取られるため、ベッドルームが狭くなる(実際、当該クラブデラックスの部屋が狭く感じた)というデメリットもありますので、どちらを重視するかですね。

浴槽は十分な広さですが、年季が入ってる感が。お湯はちゃんと出る一方、シャワーの水圧が若干弱かった印象があります。

以下参考まで、クラブデラックスルームの浴槽とシャワーブース。

クラブデラックスルームの浴槽は新しくなってるではありませんか!!!写真を整理している時に初めて気づきました(笑)

アメニティは、シェラトングループで広く使われている「le grand bain」でした。

ロイヤルオーキッドシェラトン内施設

1階(日本で言う2階)にプールとフィットネスセンターがあるので、見に行ってきました。

こちらがプールとジムの入口となります。

プール

ホテル内には2種類のプールがあり、

  • ガーデンプール(子供含むファミリー向けで19時まで営業)
  • テラスプール(大人向けで22時まで営業)

ガーデンプールを見に行こうとしたら営業時間外で断念…ということで、テラスプールのみ見てきました。

チャオプラヤ川に面していて、眺めが良い場所にあります。泳ぐ用事がなくても、一度プールから夜景を眺めてみてはいかがでしょう。

フィットネスジム

マッチョのインストラクターが常駐していて、気軽に中へ入れる雰囲気でなかったため外から眺めたのみですが…

スミスマシンやかなり重たいダンベルがあり、結構本格的なウエイトトレーニングが出来そうな感じでした。うん、確かにインストラクターが必要だなと。

ロイヤルオーキッドシェラトン周辺観光など

リバーサイドのホテルは、そのアクセスの不便さなどから「観光やショッピングには不向き」「ホテルでのんびり過ごすべき」と評価されていましたが、最近の状況を鑑み評価の見直しが必要と思いました。定番のリバークルーズ以外にも、結構観光見どころがあります。

アイコンサイアム(ICON SIAM)

2018年11月にチャオプラヤ川の西岸に開業した、タイで一番の床面積を持つ大型商業施設。ただ広いだけではなく、日本の高島屋や世界的な高級ブランド、そしてタイ初のApple Storeが出店したりと世界レベルの店舗充実。そして、噴水ショー(上写真)や映画館などのエンターテイメントも充実していて、その気になれば1日中楽しめちゃいます。

そんなアイコンサイアムへは、ホテル専用ボートでらくらくアクセス。近場で簡単にショッピングやエンターテイメントを楽しめるので、わざわざサイアムパラゴンや伊勢丹へ行く必要はなくなったのです!

ワットパクナム

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最近、SNSで話題のインスタ映えすると日本人の間で有名になったワットパクナムは、チャオプラヤ川の向こう(西側)にあるので、中心部よりは楽に安く行くことが可能です。

ボートでアイコンサイアムへ渡り、アイコンサイアムからタクシーやGrabでワットパクナムへ行くのも良いでしょう。

足つぼマッサージ

足つぼマニアとして、バンコクの足つぼマッサージ屋を紹介しています。

【バンコク】おすすめフットマッサージ(足つぼ・足裏)厳選4店!【台湾式・タイ式】

が、おすすめ4店ともホテルからは少し離れたところにあり。

そこで、ホテル周辺で良さそうな店がないかな〜と散歩がてら探していたら、発見!

この店構えなら、ままごとのようなタイ式フットマッサージではなく、本格的な台湾式(中国式)マッサージをしてくれるのではないか?と。そしてその予感は的中!安いこともあって地元客がよく入り、繁盛しているようです。

正直おすすめ4店ほどの技術ではなかったのですが、ホテル近くで気軽にマッサージを受けたい場合にはアリだと思いますよ。ただし、痛いのが苦手な人は避けたほうが良いかも。場所及び行き方は以下Googlemap参照。

旧市街(中華街)

ホテルから北上してホアランポーン駅へ向かう途中、いかにも東南アジアの中華街っぽい雰囲気を持つ旧市街の街並みを見ることができます。街歩きが好きな方は、ぜひ散歩してみてください。ちなみに、先に紹介した足つぼマッサージ屋は、旧市街散歩中に見つけたものです。

屋台

バンコクへ来たからには、屋台での飲食を楽しみたいと言う方もいらっしゃるでしょう。でも、リバーサイドの高級なイメージから周辺には屋台はないのではないか??ご安心ください。

こちらの屋台は、上googlemapのRiver City Bangkokの前面道路にございます。

王宮、ワットポー

今回は行きませんでしたが、チャオプラヤツーリストボートやチャオプラヤエクスプレスを利用して船で王宮方面へ行くことが可能です。王宮付近にはBTSやMRTの駅がなく、渋滞のない船でのアクセスが便利です。

▼ホテル横の「シーパヤー桟橋」から乗船します。

ロイヤルオーキッドシェラトン総評・まとめ

ロイヤルオーキッドシェラトンは、予想していたよりもずっと良いホテルだったと言う感想です。

具体には、

  • 懸念だった「古さ」を感じさせなかった
  • 5つ星のサービスにも関わらずリーズナブルな宿泊料金だった
  • アイコンサイアムのおかげで買物や飲食も楽しめた
  • ホアランポーン駅が徒歩圏内だった
  • 王宮やワットポー、ヤワラート(中華街)、リバークルーズなどバンコク定番観光には意外と便利な立地であることがわかった
  • 何より、客室からの眺望リバービューが素晴らしかった!

「リバーサイドのホテル=外出せずホテルライフを楽しむ」と言う印象があったのですが、観光や買い物などアクティブな目的でも利用できることがわかったのが今回の滞在での収穫でした。

敢えてネガティブな印象も挙げると、

  • 客室数に対してエレベーターの数が少ないため、エレベーター待ちをする場面が多かった
  • 専用シャトルボートを利用してサパーンタクシン経由でBTS沿線へ行くのに、アイコンサイアム経由となったため不便
  • 客室の水回りが少し弱い

今後も現在の宿泊料金が維持されるなら、次回の訪タイ時の滞在先候補として検討することでしょう。バンコクには数十回訪れ、同じくらいの数のホテルに宿泊しましたが、そのくらい好印象だったのです。まさに、マイル専門家(@poyatrip)が自信を持っておすすめできるホテルと言えましょう。

以上、「【宿泊記】ロイヤルオーキッドシェラトンのブログ口コミレビュー! アクセスや客室タイプ、観光見どころなど」でした。

なお、マリオットボンヴォイの上級会員として受けた特典の数々(ラウンジアクセス、無料朝食、客室アップグレード、レイトチェックアウトなど)のレポートは、以下の記事で公開しています。こちらも合わせてご覧くださいね!

ロイヤルオーキッドシェラトンのプラチナ特典(ラウンジ、朝食、アップグレード等)を徹底レポート!

【c】【公式】トリップアドバイザー

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