マイル専門家(@poyatrip)です。
ポイ活で貯めたマイルで発券した特典航空券を利用して年末年始にベストシーズンのバンコクへ子連れ家族旅行しました。
そんなバンコクでの滞在先は、マリオットボンヴォイ(世界最大ホテルグループの会員プログラム)の上級会員と言う立場を活かすため、マリオット/SPG系列のホテルをチョイス&ホッピング。
ホッピング第1弾のロイヤルオーキッドシェラトンホテル&タワーズ、第2弾のセントレジス バンコク、第3弾のアテネホテル ラグジュアリーコレクションホテル バンコクに続き、JWマリオットホテルバンコク宿泊したので、
- 概要及び特徴
- アクセス・交通
- 客室の様子
- ラウンジの様子
などを、画像一杯でレビューしたいと思います!
もくじ
JWマリオットホテル バンコクの概要
「JWマリオット」とは、世界最大のホテルグループであるマリオット・インターナショナルの最高級ブランドの一つ。普通の「マリオットホテル」より一段上のクラスで、リッツ・カールトンやセントレジス と同じ区分「ラグジュアリー」に属してます。
区分 | ブランド(主なもの) |
ラグジュアリー | リッツ・カールトン |
セントレジス | |
JWマリオット | |
ラグジュアリーコレクション | |
Wホテル | |
プレミアム | マリオット |
シェラトン | |
ルメリディアン | |
ウェスティン | |
ルネッサンス・ホテル |
ちなみに、JWマリオットのJWは、マリオット・インターナショナルの創設者John Willard Marriott氏の頭文字をさしています。
JWマリオットホテルバンコクは1997年に開業ですが、2018年にリニューアルをしたので古さを感じることはないと思います。
JWマリオットホテル バンコクへのアクセス・交通・立地
BTSスクンビット線プルンチット駅とナナ駅の中間にあって、それぞれの駅から徒歩5〜6分って感じです。立地としては可もなく不可もなくと言う感じでしょうか。
プルンチット駅周辺が高級ホテルやショッピングモールが立ち並ぶハイソっぽい地域なのに対し、ナナ駅周辺はいかにもな繁華街。新宿で言う西口と歌舞伎町の関係と言えばわかりやすいでしょうか。JWマリオットホテルバンコクの前はやや西口寄りですが、ナナ方面へ一つ目の交差点を渡ると歌舞伎町になるので、お子様づれの場合は周辺散策にも注意が必要です。
JWマリオットホテル バンコクのロビー・チェックイン
ロビーは高級感に溢れ、特別な場所にいるような気にさせられます。そして広い!今回バンコクで滞在した4ホテルの中で一番印象が良いロビーでした。
私はマリオットボンヴォイのチタンエリート会員なのでチェックインは16階のラウンジで行えるのですが、ラウンジへアクセスできるカードキーが必要なので、一旦こちらのフロントデスクの方に声をかけます。
16階クラブラウンジへ移動。ラウンジスタッフから「ちょうどアフタヌーンティーが始まったので、軽食を食べながら(お部屋のキーが用意されるのを)待っててください。」と座席に案内されます。アテネホテルバンコクのアフタヌーンティーを楽しんだ直後なんだけどなと思いながら、スコーンをいただき…座っている間にチェックイン手続きが完了。
さて、今回のお部屋はどんなでしょうか。
JWマリオットホテル バンコクの客室タイプ及びアップグレード状況
全客室タイプと予約・アップグレードされた部屋の関係は以下の通り。
客室タイプ | ㎡ |
デラックス⇦予約 | 33 |
プレミアム⇦アップグレード先 | 33 |
ファミリールーム | 66 |
エグゼクティブ | 33 |
より広いエグゼクティブ | 40 |
ファミリースイート | 99 |
スタジオ | 55 |
1ベッドルームスイート | 66 |
コーナースイート | 79 |
JWスイート | 146 |
年末年始だけに、1段階のアップグレードに終わりました。と言うか、JWマリオットとはあまり相性が良くないのか、これまで超絶アップグレード!的な恩恵を受けたことがありません。
今回は以下のような経緯がありました。
- 前々日にマリオットアプリ上で「エグゼクティブ(33㎡)」へのアップグレードを確認
- もう少し広い部屋がよかったので、アプリのチャットで「子供が居るので、もし可能なら3人が寝られるような広い部屋にしていただけると助かる」とリクエスト(より広いエグゼクティブ(40㎡)だといいなあ)
- 当日朝、マリオットアプリ上で「プレミアム(33㎡)」にダウングレードを確認。あ、あれっ???
プレミアムルーム
アサインされた部屋は、ラウンジより低い階にありました。エグゼクティブは高層階なので、本当にプレミアムルームになったようです。角部屋もなく、ごくふつーの部屋です。失意の中お部屋をチェック。
ベッドルーム
シックでビジネスライクな内装は、私の好み。
決して狭くはないけど、広いとまでは言いがたいです。セントレジスバンコクやアテネホテルバンコクと比べてしまうと、どうにも…
エスプレッソマシンが置いてありました。
手前の2本は無料のミネラルウォーターです。ペットボトルで持ち運びできるのが良いですね。
やけに立派なソファだなあと思っていたら、ノックの音が。
ソファーベッドだったのですね。ベッドメイキングに来てくれました。
「!?」
そういうことか!と。なぜ一見変哲のない普通の部屋にアサインされたのかがわかりました。実は、チェックインの時に言われたのですよね。「特別な客室にアップグレードされてます。」と。どこが特別なんじゃい!と思っていたのですが、このソファーベッドが特別だったようです。と言うことは、「3人が寝られるような広い部屋」のリクエストは通っていたのですね。自分の意図(より広いエグゼクティブ狙い)とは違うのだけど、3人が寝られる部屋であることは間違いありません。リクエストが裏目に出て、エグゼクティブからプレミアムへダウングレードされてしまったようです。その責任をとって、私がソファーベッドで寝ることに…
バスルーム
さすがJWと言うか、ウェットエリアを上品に仕上げています。
アメニティは、「AROMATHERAPY」と言うブランドです。あまり見かけないけど、どこかで見たことがあるなあなんて思ってて調べたら思い出しました。シンガポールのJWマリオットも同じブランドだったと。確か英国のブランドでしたね。
シャワーブースは独立しています。お湯の出も水圧も悪くありません。
ただ、浴槽はチト狭いです。子供が「せまい!」と言うくらい。一人で入る分には問題ないのでしょうが、子供と2人で入るとなると厳しかったです。
眺望
ナナ方面が見えるお部屋でした。低層と超高層が入り混じるバンコクらしい風景ですね。
改めて夜に広角撮影しました。
写真中央下にある3〜4階?程度の建物は、ある筋には有名な「ナナプラザ」。家族旅行の場合は、反対側の眺望をリクエストしておいた方が良いでしょう。
JWマリオットホテルバンコク プラチナ特典&エグゼクティブラウンジ
プラチナ特典
チェックイン時に以下の紙を渡されました。
ほとんどがラウンジサービスに関する記述で、他に目立つのは「ランドリーサービス3ピースまで無料」くらいでしょうか。構成がわかりづらいので、要改善ですね。注意事項としては、
- 8歳未満の子供のラウンジアクセスは9:00から17:00に限る
- 無料朝食特典はラウンジのみ
- 8歳未満の子供が同行する宿泊客に限り、ロビー階にあるJW Cafeで朝食を提供(9時までラウンジに入れないのでその代替)
エグゼクティブラウンジ
ラウンジサービスは以下の通り。
- 営業時間 6:00-深夜
- 朝食 6:00-10:30(土日祝)
- ハイティー 14:30-16:30
- イブニングカクテル 16:30-20:30
- オードブル 18:00-20:00
利用した順にレポートします。
ハイティー
物凄いアフタヌーンティーサービスを持つアテネホテルから移動してきたせいか、提供される料理の種類が少なく感じます。その代わり、一品一品のレベルが高く、特にスコーンが本格的です。大人の空間なので、優雅に楽しみなさいと言うことでしょう。
イブニングカクテル&オードブル
オードブルが始まる18時に再訪。
お酒の種類は結構豊富な方?かと思います。普段はあまり飲まない私も、ビールを飲みました。
この日のオードブルはイタリアンが中心でした。
提供する料理の種類は、バンコクの同クラスのホテルに比べて多くありません。しかし、シェフが常駐しててその場で料理を作ってくれるので、出来立てほやほやの料理が出てくるのです。そしてそれらがレストランでいただくようなレベルの高い料理だったことに超感動しました!
おつまみレベルには止まらず、ガッツリ夕食代わりになるようなメニューでした。でも、定期的にメニューやコンセプトが変わるようなので、これから行かれる方は行ってからのお楽しみにしてください。
サラダ・デザートはあっさり目。メインでお腹いっぱいになるので、あっさりでちょうど良いのだと思います。
朝食
ラウンジで提供される朝食としては、メニューが多くて充実している方だと思います。
余談ですけど、マリオット系列のハッシュドポテトってとてもおいしいですよね。いつも食べてしまいます。
JWマリオットホテル バンコクのプール、フィットネスジム
実は体調を崩していたこともあって、今回は見学&写真撮影だけ。両方ともかなり充実して(自分が滞在した他のホテルに比べて)素晴らしかったので、今度は満喫できるようにしたいですね。
プール
高層ビルの中のオアシスと言いましょうか、リゾート感満載でした。家族連れと言うよりは大人の空間です。16階ラウンジの外にあります。
フィットネスジム
「さすがJW!!」そう唸らずにはいられませんでした。マシンやフリーウェイトの充実ぶりは、これまで見たホテルの中で五本の指に入るのではないでしょうか。さすが…と唸ったのは、ムンバイのJWマリオットにあるフィットネスジムが特にすごかったから。
EZバーが重量別に6本あるなんて、どんだけ〜と言う感じ。
JWマリオットホテル バンコク総評・まとめ
- 落ち着いた大人の空間が心地よかった!
- スタッフの質が特に高かった!
- 泊まる人をえらぶ?かも
一言で印象を申し上げると、「硬派な高級ホテル」。客に阿らないがごとく凛とした雰囲気を持ち、ロビーからラウンジからプールから客室まで、チャラチャラした感じが全くない。同クラス他ホテルと比べて「楽しい」「豪華だ」などのわかりやすさは感じない一方、大人の特別な空間の演出が上手。
このように、一見とっつきにくそうに見える雰囲気なのですが、スタッフの丁寧かつフレンドリーな接客がそのようなネガティブ要素を吹き払ってくれます。当サイトのホテル宿泊記では、スタッフのサービスに関して記述することはほぼないのですが、このホテルのスタッフはよく教育されているのでしょうか、おしなべて優秀な印象を受けました。同クラス他ホテルも十分素晴らしかったのですが、ココは一段上にいる感じです。
何れにしても、このホテルは宿泊者の属性で好みがわかれそうな気がします。ざっくり
- ひとり旅・シニア・ビジネス利用→検討の余地あり
- 子連れ家族・カップル→別のホテルが良いかも?
と言う感じでしょうか。ストイックなビジネス利用や、子供が近くにいないのが望ましいと考える大人向けと行ったところでしょう。ラウンジで優雅なハイティーやお酒を楽しみ、フィットネスジムでガンガントレーニングして追い込む、みたいな。カップルにとっては心地よい空間をホテルが影響してくれる一方、ナナの近くと言う立地がネックになるかもしれません。
ちなみに、子連れ家族旅行の我が家がJWマリオットを選んだ理由はただ一つ。
- マリオットリワードカテゴリーが上がる前に利用したかったため
今はカテゴリー5(必要ポイント数スタンダード35,000ポイント)ですが、予約した当時はカテゴリー4(同25,000ポイント)だったのですよね。当時はJWで25,000ポイントは安いと思って利用したのですが、35,000ポイントなら他に良いホテルがあります。
→セントレジス バンコク(カテゴリー5)
→アテネホテル バンコク(カテゴリー5)
今後はポイント宿泊する家族旅行であえてJWを選ぶことはないでしょうが、出張やひとり旅なら検討の俎上に上がることでしょう。本格的なスコーンをいただき、ジムで二頭筋を追い込みたくなった時など。
以上、「【大人向け】JWマリオットホテルバンコク宿泊記 落ち着いた雰囲気でスタッフのサービスが一流!」でした。