マイル専門家(@poyatrip)です。
マイル専門家らしく(?)、ポイ活で貯めたマイルで発券した特典航空券を利用して年末年始にベストシーズンのバンコクへ子連れ家族旅行しました。
そんなバンコクでの滞在先は、マリオットボンヴォイ(世界最大ホテルグループの会員プログラム)の上級会員と言う立場を活かすため、マリオット/SPG系列のホテルをチョイス&ホッピング。
ホッピング第1弾のロイヤルオーキッドシェラトンホテル&タワーズ、第2弾のセントレジス バンコクに続き、アテネホテル ラグジュアリーコレクションホテル バンコクに宿泊したので、
- 概要及び特徴
- アクセス・交通
- 客室の様子
- 朝食の様子
- ラウンジの様子
などを、画像一杯でレビューしたいと思います!
もくじ
アテネホテル バンコクの概要
正式には「アテネホテル ラグジュアリーコレクションホテル バンコク」と言う名称です。
「ラグジュアリーコレクション」とは、世界最大のホテルグループであるマリオット・インターナショナルの最高級ブランドの一つ。マリオットグループは、マリオットやシェラトン、ウェスティンなどの名だたるプレミアムブランドを擁していますが、ラグジュアリーコレクションはそれらプレミアムよりも格上の「ラグジュアリー」に属してます。
区分 | ブランド(主なもの) |
ラグジュアリー | リッツ・カールトン |
セントレジス | |
JWマリオット | |
ラグジュアリーコレクション | |
Wホテル | |
プレミアム | マリオット |
シェラトン | |
ルメリディアン | |
ウェスティン | |
ルネッサンス・ホテル |
もともと王室の敷地だった場所にホテルを建設、ニューヨークのプラザアテネホテルの姉妹ホテル(?)「プラザアテネ バンコク ロイヤル メリディアン」として2000年頃に開業、その後2017年にラグジュアリーコレクションとしてリブランドされた経緯があります。
- 王室
- プラザアテネ
- ラグジュアリーコレクション
のキーワードから、いかにも豪華絢爛な高級ホテルっぽいイメージが思い浮かぶのではないでしょうか。
アテネホテル バンコクへのアクセス・交通・立地
BTSスクンビット線プルンチット駅から徒歩5分程度の場所にあります。駅前と言うわけではなく、暑いバンコクでは徒歩5分の距離も苦痛に感じるかもしれません。
プルンチット駅周辺は特別便利な立地とは言えないのですが、高級ホテルが立ち並ぶような雰囲気の良い地域で、治安の悪さを感じるような場面はないと思います。バンコク初心者の滞在先として良いのではないでしょうか。最寄りの大型ショッピングモールとしてはセントラルエンバシーがあります。また、サイアムパラゴンやターミナル21、MBK(マーブンクロンセンター)、エンポリウムと言った商業施設へはBTSで楽にアクセス可能。
アテネホテル バンコクのチェックイン
ホテルに入ると、宮殿のような豪華絢爛なロビーに驚かされます。まるで自分が貴族になって社交界デビューを果たしたかのような。後で知ったのですが、旧王宮の敷地に建てられただけに、王宮をモチーフとしたデザインも用いられているそうです。道理で。
チェックインは通常ロビー左側のカウンターで行いますが、クラブルームなどラウンジアクセスが可能な客室の宿泊者やマリオットボンヴォイ(アテネホテルも参加しているホテル会員プログラム)のプラチナ会員は26階のクラブラウンジでチェックイン/アウトの手続きが可能です。ただ、クラブラウンジへ行くにはカードキーが必要なので、クラブラウンジでチェックインする場合であってもスタッフに声を掛けて案内してもらってください。クラブラウンジの様子は後ほど。
アテネホテル バンコクの客室タイプ及びアップグレード状況
アテネホテルバンコクの全客室タイプと予約・アップグレードされた部屋の関係は以下の通り。
客室タイプ | ㎡ |
アテネルーム⇦予約 | 38 |
アテネプレステージルーム⇦アップグレード先 | 46 |
アテネクラブルーム | 38 |
ロイヤルクラブルーム | 44 |
ロイヤルクラブプレステージルーム | 55 |
ファミリールーム | 76 |
アテネスイート | 86 |
ロイヤルクラブスイート | 100 |
ファミリースイート | 124 |
ロイヤルピマーイスイート | 178 |
ピーマンサイアムスイート | 190 |
ルアンタイスイート | 190 |
ラッタナーコーシンスイート | 350 |
スイートルームの種類が多くて、セレブな方が宿泊されると言う噂もよくわかります。となると、マリオットボンヴォイチタンエリート会員としてスイートルームへのアップグレードを期待したかったのですが…年末年始と言うピークシーズンでは無理無謀というもの。
実際、
- アテネルームで予約
- マリオットアプリで宿泊2日前にロイヤルクラブルームへのアップグレードを確認
- 宿泊1日前にアテネルームに戻されたのを確認
- 空室検索し、アテネルーム以外の客室タイプが全部満室なのを知り絶望
- 宿泊日の朝にアテネプレステージルームへのアップグレードを確認
と紆余曲折があり、かろうじてアップグレードの恩恵を受けたと言う経緯があります。
なお、全客室347室のうちスイートルームは27室しかないので、オフシーズンであってもアップグレードは狭き門なのでしょう。
アテネプレステージルーム
プレステージルームって何だろう?と首を傾げていたのですが、配置図を見てすぐにわかりました。コーナールームのことだって。
コーナールームは、円形に膨らんでいる分他の部屋よりも面積が広いです。1フロアのうち3部屋がプレステージルームのようですね。お部屋の中はどんな感じになっているのでしょうか。
ベッドルーム
円形に膨らんだところから部屋全体を撮影したもの。
円形部分がリビング、四角部分がベッドルームとジュニアスイートに近いような部屋の造りであることがわかります。窓の数も多く、アテネルームよりずっと開放的だろうなと言うことも。
キングベッドタイプでした。子供と3人で寝るには余裕がなさそうです。欲を言えばツインがよかったのですが、ほぼ満室の状況では選り好みは不可能なのでしょう。
テーブルにはウェルカムフルーツが置いてありました。
机は広くないですが、良いものを使っているのだろうなと言うことがわかります。これなら仕事も捗りそう。
枕元にコンセントやUSBポートがあるので、就寝時の充電も安心です。日本のA型コンセントも使えます。
エスプレッソマシンがありました。定番のネスプレッソではなく、イタリアのilly製。
↑写真中央右にある銀色のがカプセルです。
無料のミネラルウォーター。タイのホテルはペットボトル以外の容器で提供されることが多いですよね。持ち運びできるペットボトルの方がありがたいのですが……
冷蔵庫に入っている飲料は有料です。日本のビールもあるのですねえ。
ターンダウンサービスがありました。陸マイラーになる前は安宿中心に泊まっていたマイル専門家(@poyatrip)。ターンダウンの存在を知ったのはつい最近だったりします(笑)。余談。
バスルーム
ウェットエリアもチェックしましょう。
浴槽の広さは十分です。
浴槽にかかっているコレ、セントレジス バンコクと同じですね〜
洗面所の横にもミネラルウォーターが2本あります。
アメニティ類。
シャワーブースが独立してるのはgood。ただ、ホテルの格にしては少し狭いかな?と言う印象。
シャンプー等は、マリオットでよく使われているTHANNでした。
眺望
正直、眺望はあまりよくありませんでした。16階は決して低くないと思うのですが、超高層ビルに囲まれているのでまるで低層階にいる気分でした。確か、クラブルームだと高層階になるので、もう少し景色はマシになると思います。
評判のアテネホテル バンコク クラブラウンジ
色々な人の口コミやレビューを読んで、アテネプラザ バンコクのクラブラウンジの評判が良いことは知っていました。このホテルに滞在したのは、評判だと言うこのクラブラウンジを満喫したかったからと言っても過言ではありません!
クラブラウンジは26階にありました。ラウンジはオープンスペースとなっていて、カードキーをかざすことなく入れるようです。クラブルームに宿泊など一定の条件を満たす必要がありますが、マリオットボンヴォイのプラチナ会員以上であれば宿泊する部屋タイプに寄らずラウンジアクセスが可能となります。
ラウンジサービスは以下の通り。
- 営業時間 6:30-23:30
- 朝食 6:30-10:30
- アフタヌーンティー 14:30-16:30
- イブニングカクテル&オードブル 18:00-20:00
今まで体験したクラブラウンジの中で、1〜2を争う広さでした。といっても、ごく一部のラウンジしか体験していないにわかチタンなので、もっと広いラウンジは他にあるのでしょう。
こちらのドリンクはオーダー式でした。スタッフは忙しいとなかなか注文を取りに来てくれないので、その場合は自らこちらのカウンターに出向いて注文した方が良いです。
アフタヌーンティー
14時からのアフタヌーンティーを楽しみました。結論から申し上げると、このアフタヌーンティーは今まで体験したホテルラウンジの中では一番でした!!
マカロン食べ放題は、私にとって相当贅沢なイベント。3種類の味が用意されていて、日替わりでした。色から想像する味が全然違ってたのが印象的。左のなんて、最初抹茶かな〜なんて思って食べたらパッションフルーツだったと言う…(笑)
ケーキ達が整然と並べられていました。特に、上に乗っていたマカダミアナッツが絶品。
甘いもの以外にもサンドイッチなど、軽食チックなメニューも用意されていました。ああ、思い出すだけでお腹がすいてきた。
イブニングカクテル&オードブル
イブニングカクテル&オードブルは18時開始と、その気になれば夕食がわりになるかな〜なんて思いながら再訪。
さすが料理の種類が多いな〜と目移りしまくり。ただ、炭水化物系が少なく、お酒のお供(おつまみ)が中心なので夕食がわりとするのはキツいかも。お酒の写真がないのは、アルコール類もオーダー式だったからだと思います。(普段お酒飲まないので、どうだったか記憶が定かでない…)
アテネプラザ バンコクのプール、フィットネスジム
実は体調を崩していたこともあって、今回は見学&写真撮影だけ。両方ともかなり充実して(自分が滞在した他のホテルに比べて)素晴らしかったので、今度は満喫できるようにしたいですね。
プール
高層ビルの中のオアシスと言いましょうか、リゾート感満載でした。ここのプールは評判が良いのでしょうか、利用客も多かったです。
小さなお子様用のプールも用意されています。
フィットネスジム
こちらのフィットネスジムは、充実した設備を誇ります。
立派なスミスマシンもあり、比較的安全にハードトレーニングができそうな環境でした。ココを使えなかったのは勿体無かったですね…
アテネホテル バンコクの朝食ビュッフェ
そして、こちらも評判が良いと言う朝食ビュッフェ。プラチナ特典で無料朝食をレストランでいただけたので利用。てっきり無料朝食はラウンジのみかななんて思っていたのですが、アテネホテルバンコクは気前が良いようです。
いきなりお寿司(和食)で失礼します。だし巻き玉子もズラリと並んでて、この写真だけ見るとまるで日本のホテル朝食ビュッフェです。
点心類です。何が入っていたかは忘れてしまいました。
コールドミールやチーズは定番のメニュー。
サラダもドレッシングも種類が豊富でした!
ココナッツジュースがズラリ。好みが分かれますね。私はちょっと苦手。
パンの種類も豊富です。そしてレベルが高い!!
生ハムも食べ放題ですよ!奥さん。
南国だけに、トロピカルフルーツの種類が半端でありません!1泊では到底全種類食べきれません。と言うか、油断しているとフルーツだけでお腹いっぱいになりそうです。
なんと!アイスクリームもありました。朝からアイスを食べまくると後ろ指を刺された気分になるのですが(私だけ?)、どうぞ皆様は気にせずに楽しんでくださいね!
アテネホテル バンコク総評・まとめ
- 庶民にもわかりやすい高級な空間や調度品が心地よかった!
- クラブラウンジは評判通り素晴らしかった!
- プールやジムは予想以上に素晴らしかった!
アテネホテル バンコクはある意味万人ウケするホテルではないでしょうか。とにかくハードもソフトもソツがなく、このホテルを貶すような宿泊客はいるのだろうか?なんて思わせるくらい。今回のバンコクホテルホッピングで滞在したホテルの中で、日本人を見かけた割合が最も高かったのがアテネホテル バンコクでした。
ただ、マイル専門家(@poyatrip)はその直前セントレジス バンコクに滞在していたのですよね。そう。セントレジス と言えばバトラーサービスが有名な超高級ホテルブランド。マリオット系列の中ではラグジュアリーコレクションもセントレジスも同じ「ラグジュアリークラス」カテゴリに含まれるのですが、自分の中では「セントレジスは別格!」と言う印象がありまして。
お部屋はもちろん、アテネホテル的には自慢の朝食ビュッフェもセントレジス バンコクに比べると少し劣ってしまうかな〜なんて思ってしまい、セントレジス バンコク宿泊記をupしてからアテネホテルバンコク宿泊記を執筆するのに2ヶ月近くかかったのは、この気持ちをどうやってうまく伝えれば良いのか(伝えない方が良いのか)を整理できなかったから。セントレジス バンコクを知らなかったら、アテネホテルの朝食が今までで一番!と言えたのに、と。
結局のところ「部屋でゆっくり過ごしたいならセントレジス バンコクをおすすめ、プールやジム、ラウンジなどホテル内施設を積極的に利用したいならアテネホテル バンコクがおすすめ」と言う感じで、目的により選択肢が異なると言うことで皆様にあったホテル選びをしていただけると幸いです。
特にアフタヌーンティーがおすすめなので、可能なら14時スタートに間に合うようにアーリーチェックイン/レイトチェックアウトをリクエストしておくことを激しくおすすめします。
以上、「ラウンジや朝食が素晴らしい!アテネホテル バンコク宿泊記 アフタヌーンティーが特におすすめ」でした。