もくじ
- 1 シェラトン沖縄宿泊記ブログ口コミレビュー!<コロナ直前の状況>
- 2 シェラトン沖縄サンマリーナリゾート 基本情報
- 3 シェラトン沖縄サンマリーナリゾート アクセス・交通
- 4 シェラトン沖縄サンマリーナリゾート チェックイン
- 5 サウスタワーのプレミアムオーシャンルームへアップグレード
- 6 サウスタワー宿泊者特典
- 7 メインタワーのデラックスルーム(参考)
- 8 「センス」での朝食ビュッフェ
- 9 シェラトン沖縄リゾートの施設紹介
- 10 サウスタワー内の施設
- 11 メインタワー1Fのアクティビティ
- 12 ウェルネス&スパ「ぬちぐすい」内のアクティビティ
- 13 プライベートビーチ
- 14 その他アクティビティ
- 15 まとめ、感想など
- 16 シェラトン沖縄サンマリーナリゾートへお得に泊まれる方法
- 17 シェラトン沖縄関連記事
シェラトン沖縄宿泊記ブログ口コミレビュー!<コロナ直前の状況>
世界中あちこちマイル旅しているマイル専門家(@poyatrip)です。
先日、子連れ家族旅行でシェラトン沖縄サンマリーナリゾートに宿泊する機会を得ました。ちなみに、沖縄へはポイ活で貯めたマイルで発券した特典航空券を利用して交通費を浮かせています。
当記事では、以下基本情報からお得に泊まれる方法まで、体験談を含めて大量の写真と文章で余すことなくお伝えしています。
- 基本情報
- 交通アクセス
- チェックイン
- アップグレード
- サウスタワーの客室や特典
- メインタワーの客室
- 朝食ビュッフェ
- 各種施設やアクティビティ
- お得に泊まれる方法
特に気になる内容があれば、目次から直接アクセスすると早いです。
シェラトン沖縄サンマリーナリゾート 基本情報
まずは、沿革や客室グレードについて。
沿革
西暦 | 沿革 |
1987年 | 国頭郡恩納村に「サンマリーナホテル」開業 |
2016年 | 「シェラトン沖縄サンマリーナリゾート」としてリブランド |
シェラトン系列になったのは比較的最近で、それまでは「サンマリーナホテル」として営業していた経緯があります。沖縄のリピーターで恩納村に何度も滞在したことがある我が家も当然「サンマリーナホテル」の存在は知ってて、知らぬ間に「シェラトン」の冠がついてビックリ。そして、ビックリしたと同時に少し不安になったのです。
自分が知るサンマリーナホテルは「子連れファミリーをターゲットとした比較的リーズナブルなリゾートホテル」だったのですが、シェラトンと言う高級ブランドを纏ったことで、我々子連れファミリーにとって敷居が高くなってしまったのではないだろうか、と。今回の旅行は、その真偽を確かめるための旅行でもあったのです。真実やいかに!?
客室のグレード、タイプ、広さ
シェラトン沖縄サンマリーナリゾートはメインタワーとサウスタワーの2棟で構成されていて、メインタワーはサンマリーナホテル開業時からある建物で全200室、サウスタワーはシェラトン開業時に新しく出来た建物で全46室あります。
それぞれの客室タイプや広さは以下の通りです。
メインタワー(旧館) | 階数 | 広さ㎡ |
パーシャル | 2-4F | 28 |
パーシャル | 2-4F | 32-36 |
ダブル | 4-9F | 28 |
デラックス | 2-5F | 32-36 |
高層階デラックス | 6-9F | 32-36 |
オーシャンメゾネット | 9F | 52 |
オーシャンスイート | 9F | 82 |
サウスタワー(新館) | 階数 | 広さ㎡ |
プレミアムラナイ | 1F | 50 |
プレミアムオーシャン | 2-6F | 50 |
サンセットスイート | 5F | 100 |
各室の定員や宿泊料金、眺望(オーシャンビューか否か)、おすすめの客室タイプなどを含めた特集記事を別途作成しましたので、以下も合わせてご覧くださいね。
【シェラトン沖縄サンマリーナリゾート】全ての客室タイプを調査した結果 おすすめのお部屋は?【サウスタワー/メインタワー】▼写真手前がサウスタワー、写真奥がメインタワー。
シェラトン沖縄サンマリーナリゾート アクセス・交通
シェラトン沖縄サンマリーナリゾートがある恩納村(おんなそん)は沖縄本島の真ん中ら辺にあり、那覇空港や那覇市内から50km程度離れています。
那覇空港からアクセスする場合がほとんどだと思うので、ここでは空港アクセスを紹介します。
交通機関 | 運賃等 | 所要時間 |
レンタカー | (ガソリン代+高速料金) | 高速道:約1時間 一般道:約1時間半 |
タクシー | 約15,000円 | 同上 |
空港リムジンバス (国内線1F12番バス停 ) | 大人1,630円 小人820円(3〜11歳) | 約1時間20分 (ホテル前発着) |
沖縄エアポートシャトル (国内線1F1番バス停 ) | 大人1,400円 小人700円(3〜11歳) | 約1時間半 (サンマリーナビーチ前下車) |
路線バス (20番名護西線or120番名護西空港線) | 1,380円 | 約1時間45分 (サンマリーナホテル前下車) |
レンタカー
家族旅行の場合、レンタカーを利用する場合がほとんどだと思います。我が家もそうでした。
高速道路を利用した方が多少早く着くのですが、我が家の場合は沖縄独特の街並みや風景も楽しみたく、よほど急ぎでない限り下道でゆっくり国道58号線を北上しながらホテルへ向かうようにしてますね。一方朝夕のラッシュ時など特に渋滞が激しいので、帰りの時などフライトの時間帯次第では高速を利用する場合もあったりします。
渋滞以外にも注意すべきは、「空港でレンタカーを借りるのに時間がかかる」と言うこと。具体には
- 空港から営業所までの送迎バスの待ち時間
- 空港から営業所への移動時間
- 営業所での受付待ち時間
- 受付及び現車チェック時間
それぞれで時間を要しますが、那覇空港の場合他空港に比べて2と3で時間がかかる印象があります。2は空港周辺の渋滞に巻き込まれ、3は送迎バスに同乗した10組とかの受付を少人数で裁く必要があったりと。
「所要時間」以外にも30分〜1時間程度の時間ロスが発生することを覚悟し、余裕を持ったスケジュールを組んでおくと良いでしょう。
バス
空港リムジンバス、沖縄エアポートシャトル、路線バスの3路線が空港・那覇市内とシェラトン沖縄サンマリーナリゾートを結んでいて、リムジン・シャトルは高速を利用、路線バスは下道を利用します。
ホテルでゆっくり滞在するような旅をする場合など、レンタカーよりバスの方が手続きの手間や時間ロスがない分良さそうですね。
2020年4月からの時刻表(空港リムジンバス、沖縄エアポートシャトル)をまとめましたので、スケジューリングの参考にしていただければ。
往路 | 復路 | ||
空港発 | ホテル着 | ホテル発 | 空港着 |
9:00 | 10:23 | 8:26 | 9:45 |
11:00 | 12:23 | 9:25 | 10:48 |
11:50 | 13:04 | 10:25 | 11:48 |
12:30 | 13:53 | 10:39 | 11:58 |
12:50 | 14:04 | 11:25 | 12:48 |
13:50 | 15:04 | 12:09 | 13:28 |
14:40 | 16:29 | 13:09 | 14:28 |
15:50 | 17:04 | 14:25 | 15:58 |
16:30 | 17:19 | 15:09 | 16:28 |
16:50 | 18:09 | 16:35 | 17:58 |
17:00 | 18:24 | 16:39 | 17:58 |
17:50 | 19:20 | 17:39 | 18:58 |
18:50 | 20:09 |
このほか、路線バスが8:28〜19:45まで概ね30分〜40分おきに国内線ターミナル3番乗り場から出ています。
予約要否及び購入方法を以下の通りまとめました。
バス種類 | 予約 | 購入方法 |
リムジン | 必要 | 到着階/ホテル |
シャトル | 推奨 | web/乗車時 |
路線バス | – | 乗車時 |
ホテルの前に停車する空港リムジンバスを第1候補、エアポートシャトルを第2候補として、いずれも満席等で予約・乗車出来ないケースに備えて路線バスを第3候補としておくと良いのではないでしょうか。
最新情報や詳細などそれぞれのホームページでご確認を。(リンクが切れてしまっていたらコメントいただけると幸いです)
→空港リムジンバス(シェラトン沖縄)のHP
→沖縄エアポートシャトルのHP
→路線バスのHP
シェラトン沖縄サンマリーナリゾート チェックイン
シェラトン沖縄サンマリーナリゾートのチェックイン/チェックアウト時刻は、15:00/12:00。日本国内のホテルではチェックアウト時刻が10:00〜11:00となるパターンがほとんどですが、外資系のメリットというべきか、正午まで滞在可能です。午前中の1時間は大きいですからね。
チェックインカウンターはあまりシェラトンっぽくなくてカジュアルな印象。3つ並んでいるカウンターの一番奥がマリオットボンヴォイのエリート会員用となってましたが、実際はフレキシブルな運用がなされてました。このホテルにはクラブラウンジがないため、プラチナ会員などがラウンジで優雅にチェックイン…と言うことが出来ません。
新型コロナウイルス対策のため、スタッフはマスクを着用しています。
施設の利用方法や特典などの説明を丁寧に行うため、一般的なホテルよりも1組1組にかかるチェックイン時間が長いです。ですので、運が悪いとチェックインで相当待たされる可能性があること、あらかじめご承知おきください。
サウスタワーのプレミアムオーシャンルームへアップグレード
一番安い部屋を予約していたのですが、かなり良いお部屋にアップグレードされました。具体には以下の通り。
メインタワー(旧館) | 室料(目安)(注) |
パーシャル(約30㎡)⇦予約 | 14,400円 |
ダブル | 15,000 |
デラックス | 16,800 |
高層階デラックス | 19,200 |
オーシャンメゾネット | 34,300 |
オーシャンスイート | 80,000 |
サウスタワー(新館) | 室料(目安)(注) |
プレミアムラナイ | 31,200 |
プレミアムオーシャン(50㎡)⇦アップグレード先 | 32,800円 |
サンセットスイート | 131,000 |
(注)室料は1室2名までの料金で、ローシーズン価格。子供の添い寝は5歳までが無料で、6歳以上は大人と同じ追加料金が発生するので注意。
チェックインロビーのあるメインタワーからサウスタワーへの行き方はわかりづらいので、スタッフの方がお部屋まで案内してくれます。
お部屋の間取りを公式サイトから拝借。
プレミアムオーシャンルームには、ツイン(2ベッド)とキング(1ベッド)の2タイプがあります。実際のお部屋の様子はこちら。
3名で宿泊することは事前にホテル側へ伝えてあったので、既に3台目のベッドが用意されていました。子供用ではなく、普通に大人が寝られるほどの長さと幅です。
3台目のベッドが設置されてもスペースに余裕があることがわかります。さすが50㎡…と言いたいところですが。
滞在中は「50㎡あるようには見えないなあ〜。せいぜい40㎡くらいでは?」と首を傾げていたのです。そして、改めて上の間取り図を見て納得。50㎡と言うのはバルコニー部分を含めた広さなのでしょう。そうすると、メインタワーの一般客室は事実上20㎡ちょいくらいと言う計算に。3台目のベッドを置くとスペースがほとんどなくなるかもしれません。(このホテルは全室バルコニー付きです)
いやあ、アップグレードされて本当に良かった。
机の下にはオットマンがあるので、ソファーと組み合わせればリラックスしたひと時を過ごすことができます。椅子はもう少し立派なのが良かったですね。シェラトンブランドだったら。
引き出しにはパジャマが大人3名分入っていました。子供用のはなかったですね…
エスプレッソマシンが置いてありました。
エスプレッソマシンのカプセルは2段目の引き出しの中にあります。もっとも、コーヒーはサウスタワー1階のラウンジで自由に飲むことができるし持ち帰りも可能なので、エスプレッソマシンの出番はそう多くなさそうです。
ビールやソフトドリンクなどあらかじめ冷蔵庫の中に飲料が入っていますが、これらの飲み物はなんと無料!部屋まで案内してくれたスタッフの方が説明してくれました。ただ補充はされず、必要に応じて1階のラウンジにある飲み物を持ち帰ってくださいとのこと。一方、ラウンジにはソフトドリンクしかないため、無料のアルコール類は冷蔵庫内にあるだけとなります。
続いて、ウェットエリアを覗いてみましょう。
フローリングの上にオシャレな浴槽があります。この水回りでフローリングが傷まないのか余計な心配をしたのですが、その後この部屋で浴槽を利用する場面はそれほどなさそうなことがわかりました。(後述)
シンクが2つあるのはとてもポイントが高いですね。
シャワーブースが独立しているのもポイント高し。
バス・トイレ別になっているのは相当ポイントが高いです。
アメニティは、シェラトンでは広く使われている安定の「le grand bain」でした。
最後に、バルコニーとお部屋からの眺望の様子です。
さすがバルコニーの広さには余裕があると感じました。リゾートホテルでは、自分のように「2㎡くらいバルコニーを狭くしてその分客室を広くするかな〜」なんてセコイことを考えてはいけないのでしょう。何ごとにも余裕が必要。
こちらの部屋は、オーシャンビューと言うよりはマリーナビューですね。
チェックイン直後に撮影したもの。ギリギリ夕日を見ることができました。
なお、サウスタワーには3種類の眺望タイプがあって、
- マリーナビュー(2〜6階の1*01〜1*06号室)
- オーシャンビュー(2〜5階の1*07〜1*09号室)
- ガーデンビュー(1階の部屋)
眺望に特段のこだわりがある方は、オーシャンビューのお部屋に泊まった人の記事も見た上で客室のリクエストをしておくと良いかもしれません。割合的には、マリーナビューの方が多いです。なお、1階の部屋はプレミアムラナイと言い、プレミアムオーシャンとは別の客室カテゴリになってます。
サウスタワー宿泊者特典
サウスタワー宿泊者に対しては、様々な特典が用意されています。
- リゾートパス無料
- ミニバー無料提供
- ハッピーアワードリンク飲み放題
- 朝食をランチに無料で変更可能(朝食付プランのみ)
- 1Fラウンジ利用
- 駐車場無料
公式サイトでは「予約者」となってますが、実際には「宿泊者(当日のアップグレード含む)」で運用されているケースもある(というかほとんど?)ようです。
それぞれの特典の実態や詳細については、以下記事をご覧ください。
【シェラトン沖縄】強烈だったプラチナ特典を徹底レポート!【サンマリーナリゾート】(こちらの記事はプラチナエリート会員用特典についてですが、サウスタワー宿泊者特典についても完全にカバーしています)
メインタワーのデラックスルーム(参考)
メインタワーにアサインされた同行者の部屋を見せてもらったので参考まで。
ごく普通のツインルームでした。
間取りは以下の通り。2人だと十分な広さですが、3人以上が同室で追加ベッドを置く場合は苦しくなりそうなことがわかります。
プレミアムオーシャンとの差が歴然であることも。バルコニーの広さや設備(テーブル有無)にも差があるようです。
デスクはあるのですが、テレビにそのスペースの大半を奪われています。また、丸椅子?が置いてあるだけで、机の上で作業するようなことは想定していないようです。働き方改革の最中、リゾートに来てまで仕事をするなと言うことでしょう(?)
冷蔵庫の中は空っぽです。このホテルにはミニバーはないのですね。
ウェットエリアです。
こちらは一般的な浴槽といった感じでしょうか。
洗い場のスペースが十分に確保されていて、椅子が置いてあるのがポイント高し。
サウスタワーとは異なり、バストイレ別ではありませんでした。
サウスタワーとは異なり、シンクは1つだけでした。
シャワーは浴槽の隣にあります。シャワーブースは独立してないのですね。
なんと!le grand bainが備付式になっているではありませんか!?「アメニティ持ち帰り派」の方々にとっては「これはちょっと…」と感じるかもしれませんね。自分としては、こっちの方が使いやすくてむしろウェルカムなのですが。ただ、この位置だと椅子に座ったまま使えませんよね。そして、なぜか浴槽側にあると言う…せめて、もう少しシャワーに近い場所の方が使いやすいのではないでしょうか。あとで同行者に感想を聞いてみましょう。
「センス」での朝食ビュッフェ
マイル専門家(@poyatrip)はマリオットボンヴォイのチタンエリート会員(プラチナの一つ上)ということもあり、朝食無料特典がついてたので利用。
1階にある「SENSES(センス)」というダイニングルームで、7:00から10:00までビュッフェスタイルの朝食を提供しています。営業開始が7時とはちょっと遅いですね。リゾートホテルだからなのか、「沖縄時間」なのかはわかりません。
どのようなメニューが提供されていたかは、以下写真を参考にどうぞ。
さすが南国というか、ジュースの種類が豊富です。沖縄ということもあり、シークワーサージュースが一番人気だったようです。他のフルーツに比べてあっさりしているので、私自身朝食のお供として最適と思いました。
コールドミールは、チーズやハム、サーモンなど定番メニュー。
ホットミールがずらり。沖縄の郷土料理推しというわけではなく、和洋中バランスよく提供されている様子でした。
定番の焼き魚。一方、もう一つの定番であるはずのだし巻き玉子がありません。残念。
沖縄といえばジューシーですね。炊き込みご飯マニアとして当然見過ごすとはなく、おいしくいただきました。
サラダコーナー。日本のマリオット系列にしては種類が少なめと感じました。
一方、ドレッシングは充実していて、私の好きなゴマドレッシングがあったのがポイント高し。
いつも思うのですけど、マリオット系列ホテルのパンはおしなべてレベルが高いです。特にクロワッサン系やデニッシュ系が。それは、日本だけでなく、海外各地でも同じ。サウジアラビアやコロンビアといった国でもクロワッサンやデニッシュはとてもおいしいのです。
沖縄シェラトンの場合、加えてフレンチトーストがとてもおいしかったです。
以下、沖縄料理をいくつか。
沖縄そばは、セルフサービス方式。自分で麺を茹でます。
沖縄の豆腐、でしょうか。
フルーツの種類はあまり多くありませんでした。
2泊したのですが、利用した2回ともメニューはほぼ一緒でした。また、他の国内シェラトンやアジアのシェラトンに比べて料理の種類が若干少ないようにも感じました。よって、何泊もすると飽きてしまいそうです。
ただ、味は間違いありませんので、2〜3泊くらいの旅程であればシェラトン沖縄サンマリーナリゾート「センス」での朝食は素晴らしい思い出として心に残ることでしょう。
シェラトン沖縄リゾートの施設紹介
お次は、施設紹介。さすがリゾートホテルと言うか、かなり充実していました。我が家は2泊したのですが、冬季で天気が悪かったこともあり、施設を十分に使い倒すことができませんでした。当記事では、我が家が実際に利用または見学した施設等を紹介します。
サウスタワー内の施設
サウスタワーには、サウスタワー宿泊者用のカードキーがないと入ることができません。そういった意味では、メインタワーに比べてセキュリティが強固とも言えます。
サウスタワー宿泊者専用ラウンジ(1F)
上の写真が全体像で、こじんまりしたスペースであることがわかります。デスクらしきものはありますが、ホテルスタッフが在籍してることはなく、たまに飲み物を補充に来る程度。基本的にセルフサービスと思ってください。個人的には気を使わなくて済む(=気兼ねなく飲み物を持ち出せる)分その方が好都合だったように思えます。
またオープンスペースということで営業時間という概念はなく、24時間いつでも利用できると考えておけば良いでしょう。
以下の写真はラウンジにある冷蔵庫。中の飲み物は持ち出し自由です。
クッキーもあります。
飲み物をお部屋に持ち帰る宿泊客がほとんどでした。我が家もそう。なお、ラウンジにスタッフはいないものと思ってください。基本的にセルフサービスです。
ラウンジには数冊の本や雑誌、新聞が置いてあり自由に読むことができます。米国占領下にあって日本返還を間近に控えた沖縄の様子をまとめたこの写真集が特に興味深く、食い入るように見ていました。皆様もサウスタワーに宿泊する機会がありましたら、ぜひご覧になってください。
コインランドリー(3F)
洗濯機と乾燥機がそれぞれ3台ずつあり、洗剤の自動販売機もございます。
いずれもサンマリーナホテル時代からありそうな一昔前の機械ですが、利用料金は以下の通りリーズナブルです。
- 洗剤:100円
- 洗濯機:200円(5kg)
- 乾燥機:100円(30分)
なお、メインタワーにもコインランドリーがあります。
メインタワー1Fのアクティビティ
メインタワーは、もともとサンマリーナホテルとして利用されていた施設です。なので、サンマリーナホテルから引き継いだのか、子連れファミリーが楽しめる様々な施設があるのがシェラトン沖縄サンマリーナリゾートの特長と言えましょう。
ゲームルーム あしびなー
こちらでは、卓球やダーツ、ビリヤード、フースボールなど室内遊戯を楽しむことができます。ダーツ(100円)以外は全て無料で利用できるのが嬉しいですね。
家族が卓球をやりたいというので、ン10年ぶりに卓球をプレイ。普段使わない筋肉を使ったのか、翌日は筋肉痛でした……
無料ということもあり、このような張り紙がありました。写真は誰もいない時を見計らって撮影したのですが、人気があるようで誰かが使っていることが多かったです。
サンマリーナ音と光のファンタジー
メインタワーのロビー吹き抜けを利用したプロジェクションマッピングなどのショーが、毎日19:45と20:45の2回行われます。
子供は大喜び。
PS4ゲーム
プレイステーション4(PS4)が6台あり、無料で遊ぶことができます。
本体にあらかじめゲームソフトが入っていて、決められたゲームで遊ぶという感じです。ゲームソフト名は失念しましたが、
- カーレース
- アクション
- バスケットボール
とかだったかな?自分で買ったソフトを利用することはできないと思われます。
そばにはデスクトップPC2台とプリンター1台があり、PCは無料で使えます。プリンターも無料で使えるのかどうかはわかりません。
その他
以下、利用しなかった施設を簡単にご紹介。
「キッズプレイエリア ザ・コーブ」と言う乳幼児向けの遊戯施設がありました。利用している家族がいたので写真撮影は行いませんでしたが、ボールプールやジャングルジムなどが設置されていて24時間無料で利用できるとのことでした。
「手作り工房」と言う体験型アクティビティがあり、シーサー作りやサンドアートなどを作る体験ができるとのこと。
▼手作り工房の外観
「サンマリーナサーキット」と言う、ミニカー?で34mのコースを走らせて順位を競うサーキット施設がありますが、こちらは有料で10分500円、30分800円、60分1,500円と結構な料金です。短い時間の中では普段から遊んでいる人でないと楽しめなさそうで、初心者にはハードルが高いかなと感じ、我が家は利用しませんでした。
▼サーキット場を外から覗いてみた
帰った後に知ったのですが、「カラオケ」ルームもあるようです。
機種:JOYSOUND
営業時間*18:00〜0:00(深夜)
料金:60分1,500円/人(1ドリンク)〜
予約:電話又はWEB
部屋数:2部屋
税・サ別なので、実質1,800円〜と言う感じですね。マリオットボンヴォイのプラチナ以上だと20%オフが適用されるのでしょうか?
「120分歌い放題+泡盛ボトル+おつまみ2品 1室 8,500円」と言うようなコースもあるようで、主に団体様の二次会とかに使われるのでしょう。
ウェルネス&スパ「ぬちぐすい」内のアクティビティ
宿泊棟とは別の3階建ての建物があり、そこには屋内プールやフィットネスジム、大浴場&サウナ、スパと言った施設が入っています。メインタワーからの連絡通路がありますが、一旦外へ出ないと行けません。雨の場合などは、連絡通路手前にある傘を利用しましょう。
なお、これらの施設は基本的に有料で、概要は以下の通り。
施設 | 営業時間 | 料金(税別) |
フィットネス | 24時間 | 宿泊者無料 |
大浴場&サウナ | 6:30-11:30(※2) 16:00-0:00(※2) | リゾートパス(※1)に含む |
屋内プール | 8:00-22:00(3-10月) 9:00-20:00(11-2月) | リゾートパス(※1)に含む |
家族風呂 | 8:00-23:00(※2) | 1室3,000円〜 |
スパ | 11:00-23:00(※2) | メニューによる |
ボディリフレクソロジー | 16:00-23:00 | 40分4,500円〜 |
※1:リゾートパスは宿泊者の場合大人3,500円子供(6-12歳)1,000円。ただしサウスタワー宿泊者とマリオットプラチナ以上は無料。
※2:1時間前が最終受付
フィットネスルーム(2F)
本格的なウエイトトレーニングはできないまでも、汗を流す又は筋力を維持するためのトレーニングくらいはできそうです。
)
大浴場&サウナ(2F)
我が家は無料で利用できたので、毎日通いました。一般的な銭湯並みに広い浴槽があって、更衣室も十分なスペースがあり、気持ちよく利用することができました。無料の暗証番号式ロッカーもあるので、スマホやお部屋のカードキーなど入れておけます。なお、こちらの撮影は禁止となってます。
屋内プール(1F)
子供が行きたいと言うので、行ってみました。水温が30℃くらいあるので、冬でも寒くないとのことでした。
プライベートビーチ
シェラトン沖縄さんマリーナリゾートには、専用のプライベートビーチがありました。
あいにくの天候で良い写真が撮れませんでしたが、それでも海の色は綺麗なエメラルドブルーを保ってます。世界中色々なビーチを見て回りましたが、その都度沖縄の海はワールドクラスの美しさだなあと誇らしく思ったものです。
その他アクティビティ
その他、無料で楽しめるアクティビティとしては、
- カヤック(リゾートパス内)
- ペダルボート(リゾートパス内)
- テニス(リゾートパス内)
- ミニゴルフ(リゾートパス内)
- バスケットボール(リゾートパス内)
- 屋外ガーデンプール(3/20-10/31のみ 宿泊者無料)
- ウォータースライダー(3/20-10/31のみ 宿泊者無料)
があるので、次回行く機会があれば利用してみたいですね。
まとめ、感想など
一言で感想を申し上げると、「シェラトンっぽくない!いい意味で。」
シェラトン沖縄サンマリーナリゾートは旧「サンマリーナホテル」のコンセプトが上手に引き継がれ、「子連れファミリーをターゲットとしたちょっと高級なリゾートホテル」となっていました。シェラトンのイメージほど敷居が高くなく、我々のような一般庶民家族でも気軽に滞在できる雰囲気でした。
高級ホテルでありながら意外と無料のアクティビティが充実していて、オフシーズンであっても天候が悪くても大人であっても子供であっても退屈せずにホテルライフを楽しむことができることでしょう。子供に感想を尋ねたら「プールはもちろん、卓球とPS4ゲームが意外と楽しかった」のこと。ちなみに卓球もTVゲームも初体験です。有料のマリンアクティビティ等も多数取り揃えてあります。
客層に関しては子連れファミリー以外にも外国人観光客、カップル、シニア夫婦などバラエティに富んでいました。私はひとり旅も好きなのですが、ひとり旅で利用してもあまり浮くことはないのでは。
アウトドア派であってもインドア派であっても、シェラトン沖縄サンマリーナリゾートの滞在には満足することでしょう。子連れという括りだと、これまで泊まった中で5本の指に入るホテルでした。おすすめです!
ただ一つネックなのは、6歳以上の子連れの場合だと宿泊費が嵩むと言うこと。同室添い寝無料は5歳までで、6歳以上は大人と同じ3人目料金がかかります。
ちなみに小学生の子がいる我が家の場合。小学生までは無料と勝手に思い込んでよく調べなかったこちらが悪いのですが、知らぬ間に子供分として16,000円(1泊あたり8,000円)が加算。自分が予約した時は1泊10,000円強で「シェラトンにしては安い!」と即決で飛びついたのですが、実際に請求されたのは1泊あたり20,000円になってしまい凹んだ経緯があります。
シェラトン沖縄サンマリーナリゾートへお得に泊まれる方法
このように、我が家のような一般庶民ファミリーがシェラトン沖縄サンマリーナリゾートに宿泊するのは容易ではありません。一方、ある工夫をすることによって、お得に泊まれる方法があるのをご存知でしょうか?それは以下2つの方法となります。
- ポイントサイト経由で予約する
- SPGアメックスカードを発行する
ポイントサイト経由で予約
シェラトン沖縄も参加しているマリオットグループのホテルはポイントサイトに広告を出していて、ポイントサイトを通じて予約・宿泊すると宿泊料金の数%がポイントバックされます。
ポイントバックされる率(還元率)はポイントサイトによって異なり、我が家は予約した時に最も高い還元率だった「モッピー」を利用。同じポイントサイトであっても時期によって還元率は変動しますので、ご注意を。
6%と言うのはかなり良い還元率なので、シェラトン沖縄のほか、今後の旅行や出張で利用する予定のホテルを一気に予約しました(笑)。
なお、「モッピー」はANAマイルもJALマイルも効率的にザクザク貯まる唯一のポイントサイトとして知られています。
→モッピーでANAマイルを貯める方法
→モッピーでJALマイルを貯める方法
(ANAマイルとJALマイルの貯め方は異なります)
実は、沖縄へはこのようにして貯めたANAマイルを特典航空券に交換して行きました。少しの工夫で「ホテルを予約して航空券の足しにする」なんてことができちゃうのですね。直接予約してしまった方、今からでも「モッピー」経由で予約しなおしてはいかがでしょうか。(「モッピー」利用には会員登録が必要です)
SPGアメックスカードを発行
こちらは安く泊まると言うよりは、少ない予算でより良い部屋に泊まって特典を利用する方法となります。
当記事の場合、「最安料金で新しくて広いサウスタワーのお部屋に泊まり、サウスタワー宿泊者専用の特典はもちろんホテル上級会員専用の特典を利用できる方法」と読み替えるとわかりやすいでしょうか。要は、コストパフォーマンスの最大化に向けた取り組みです。
シェラトン沖縄サンマリーナリゾートも参加しているマリオットボンヴォイ(マリオット系列ホテルの会員、ポイントプログラムの上級会員になるとお得に快適にホテルを利用できる様々な特典があり、その一つに「客室の無料アップグレード」があること、そして上級会員になれる簡単な方法があることをご存じでしょうか?
それは、「SPGアメックスカード」と言うクレジットカードを発行すること。これだけでマリオットボンヴォイのゴールド会員資格をゲット、客室の無料アップグレードの権利も得られるわけです。
ゴールド会員資格をゲットするには、通常マリオット系列で年間25泊以上の宿泊実績が必要なのですが、5つ星ホテルを中心としたラインナップであるマリオット系列ホテルに25泊となると、数十万円もかかってしまいます。そんなハードルが高いゴールド会員資格も、なぜかSPGアメックスカードを発行するだけでゲットできてしまうのですよね。
そんなこともあり当サイト一押しのクレジットカードとして紹介していて、当然マイル専門家もメインカードとして利用しています。ゴールド会員の特典としては、客室の無料アップグレードだけではなく、14時までのレイトチェックアウトやポイントアップなど様々なものがあります。(ポイントを利用した無料宿泊も可能)
アップグレード可否は空室状況次第のところもあり確約とまでは言えませんが、他の宿泊記ブログを拝見すると「最安のパーシャルルームで予約したのに関わらず、ゴールドパワーでプレミアムオーシャンにアップグレード!」というような内容をよく見かけますよ。
パーシャルルームのお値段でサウスタワーに泊まれるなら、こんな素晴らしいことはありませんよね!?特に家族連れの方が泊まる部屋としては、断然サウスタワーが良いことは当記事をご覧になってよくお分かりになったことと思います。
今なら、私から紹介されてSPGアメックスカードを発行すると39,000ポイントを獲得できます。(1ポイント0.8〜1円程度の価値と考えてください)当記事をご覧になって魔法のカード「SPGアメックス」に興味がわいてきましたら、以下の記事もご参考の上、お問い合わせ等いただければと思います。
【2020/2最新】SPGアメックス入会キャンペーン 紹介で39,000ポイント獲得! 完全解説 新プログラムに対応済以上、「【シェラトン沖縄宿泊記ブログ2020】子連れにおすすめ!無料朝食・アップグレードなど口コミレビュー」でした。
シェラトン沖縄関連記事
当サイトにおいて、シェラトン沖縄に関しては当記事を含めて3部作で構成されています。
当記事が3部作のメインとなる一般的な宿泊記で、その他
- 色々な客室にフォーカスした記事
- プラチナ会員特典にフォーカスした記事
を特集記事として掲載しています。いずれも力作なので、合わせてご覧いただけると嬉しいです!
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