もくじ
シェラトン沖縄サンマリーナリゾートのプラチナ特典は強烈だった!
世界中あちこちマイル旅しているマイル専門家(@poyatrip)です。
先日、子連れ家族旅行でシェラトン沖縄サンマリーナリゾートに宿泊する機会を得ました。ちなみに、沖縄へはポイ活で貯めたマイルで発券した特典航空券を利用して交通費を浮かせています。
さて。当記事は、
- 一般的なプラチナ特典はどんなの?
- ホテル独自のプラチナ特典なんてあったりする?
- プラチナ特典には満足できた?
- プラチナエリートを目指す価値はある?
など、主にマリオットボンヴォイのプラチナエリート/チタンエリート/アンバサダーエリート会員又は当該会員ステータスの獲得を検討している方の疑問や期待に応えるために、チタンエリート会員(当時)の立場として執筆したものです。
感想から申し上げると、記事タイトル通り「強烈だった!!」。予想以上に満足できたわけですが、具体的に何が強烈で何に満足したのかをまとめました。
シェラトン沖縄サンマリーナリゾート 一般的なプラチナ特典
マリオットボンヴォイのプラチナ会員向けの一般的な特典で主なものとしては、
- 無料の客室アップグレード(スイートも含む)
- ウェルカムギフト
- クラブラウンジ利用
- ホテル内レストラン飲食等20%オフ
- 朝食無料
- 16時までのレイトチェックアウト
などがあります。ここでは我が家の体験談を含めてお伝えします。
無料の客室アップグレード
一番安い部屋を予約していたのですが、かなり良いお部屋にアップグレードされました。具体には以下の通り。
メインタワー(旧館) | 室料(ハイ) | 室料(ロー) |
パーシャル(約30㎡)⇦予約 | 49,500円 | 14,400円 |
ダブル | 51,000 | 15,000 |
デラックス | 51,700 | 16,800 |
高層階デラックス | 54,000 | 19,200 |
オーシャンメゾネット | 69,000 | 34,300 |
オーシャンスイート | 111,000 | 80,000 |
サウスタワー(新館) | 室料(ハイ) | 室料(ロー) |
プレミアムラナイ | 65,200 | 31,200 |
プレミアムオーシャン(50㎡)⇦アップグレード先 | 66,700円 | 32,800円 |
サンセットスイート | 141,000 | 131,000 |
サンセットスイートだと最高なのですが、この部屋は1室しかないため、無料アップグレード先として用意されることはないのでしょう。スイートにアサインされなかったからと言って気分を悪くしないでください(笑)。他のプラチナ会員と思しき方のブログ記事をいくつか拝見したのですが、我が家と同様サウスタワー(プレミアムオーシャン)にアップグレードされる事例が多かったです。そして、大抵は上の階にアサインされるようで、我が家も最上階にアサインされました。
この他「当たり」となるアップグレード先としては、広さも価格帯も近いオーシャンメゾネット(52㎡)あたり。メインタワーは建物が古いのですが、色々な施設があって使い勝手が良いです。メインタワーに滞在したいのであれば、こちらをリクエストしてみてはいかがでしょうか。
ウェルカムギフト
「1滞在につき1,000ポイント」と決まってます。
シェラトンクラスなら、1,000ポイントか飲食かアメニティか…の選択制になる場合が多いのですが、シェラトン沖縄サンマリーナリゾートでは選択の余地はありません。というのは実はポジティブな理由があって、
- ホテル独自の特典として朝食無料(後述)
- ホテル独自の特典としてウェルカムアメニティ(後述)
が付いているからなんですよね。他のホテルだと1つしか選べないのに、なんとココでは総取りできてしまうのです!!これが強烈だと感じた理由その1です。
クラブラウンジ利用
プラチナ会員としての大人のお楽しみ、それは「クラブラウンジ」。しかし、残念なことにシェラトン沖縄サンマリーナリゾートにはクラブラウンジが存在しません。(よって、クラブルームという客室タイプもない)
その代わり、メインタワー1階にある「サンセットバー&テラス」で17:00〜18:00までの間、数種類のアルコール飲料とソフトドリンクを自由にいただくことができます。いわゆるハッピーアワーですね。
我が家、ハッピーアワーをうっかり忘れてしまいまして…飲み物の種類やおつまみ?がわからないまま帰ってきてしまいました。
なお、ハッピーアワー以外の時間帯については、サウスタワー宿泊者用にノンアルコールオンリーの小さなラウンジが1階にあるので、こちらを利用してくださいとのことでした。(メインタワーに宿泊するプラチナ/チタン/アンバサダー会員が利用できるかどうかは不明)
以下の写真はサウスタワーのラウンジにある冷蔵庫。中の飲み物は持ち出し自由です。
クッキーもあります。
このように狭いので、飲み物をお部屋に持ち帰る宿泊客がほとんどでした。我が家もそう。なお、ラウンジにスタッフはいないものと思ってください。基本的にセルフサービスです。個人的には気を使わなくて済む(=気兼ねなく飲み物を持ち出せる)分その方が好都合だったように思えます。。
ホテル内レストラン飲食等20%オフ
日本国内を含むアジア太平洋地域のマリオット系列ホテルでは「レストラン&バー特典」として、プラチナ会員以上だと飲食に要した費用の20%が割引されるというのがあります。
恩納村にあるシェラトン沖縄サンマリーナリゾートには周囲に飲食店等を含む施設が少なく、ホテル内で飲食をするパターンが多いため、この特典のありがたみを感じられることでしょう。
ホテル内の飲食料金は税10%サービス料10%が加わるのが一般的ですが、20%オフ特典でそれらが完全に帳消しになる計算です。
- Senses
- The Grill
- Sunset Barr & Terrace
が20%オフ対象です。
朝食無料
メインタワー1階の「Senses(センス)」というレストランで、朝食ビュッフェを無料でいただけます。ちなみに、夫婦+子供(小学生)の全員分が無料でした。プラチナ特典の適用範囲としては「会員及び同室の方」との記載があったので、特に人数の制限はなく、各部屋で同室者がいれば定員まで朝食無料特典が付与されるのでしょう。
一方、営業時間が7:00〜10:00と短めなので注意。
16時までのレイトチェックアウト
我が家のチェックアウト日がオフシーズンの平日だからか、あっさりと16時までの利用がOKとなりました。ただビジネスユース割合が多いシティホテルとは日中の利用状況が異なるリゾートホテルのレイトチェックアウトは、「OKだったらラッキー」くらいに思っておいた方が良さそうです。
シェラトン沖縄サンマリーナリゾート 独自のプラチナ特典
上の写真は、チェックイン時に渡された特典案内を写したものです。記載のいくつかは一般的な特典として紹介済。それ以外を独自の特典としてここで紹介しましょう。
ポイント&ウェルカムアメニティ&朝食無料の総取り
先ほど触れましたが、選択制のホテルが多い中、ココでは全てをいただくことができます。
ウェルカムアメニティとして、紅芋タルトやちんすこうなど沖縄のお菓子(オキナワンスイーツ)が部屋に人数分用意されていました。「の」の字が書かれた饅頭が意外とおいしかったのが印象的。
駐車場無料
辺鄙な場所にありながら、シェラトン沖縄サンマリーナリゾートでは宿泊者であっても駐車料金を徴収されます。1日(1泊)500円とは言え、駐車場にお金を払うという概念が全くない田舎で育った自分にとっては「えーっ!?」と言う反応をしてしまったのですが、ホテル独自の特典として、プラチナ会員以上の駐車場利用が滞在中は無料となることがわかりました。
発券された駐車券をフロントに渡せば、出庫時にお金を払わずに済むよう処理してくれます。具体には、
- 翌日の18:00まで出し入れ自由な駐車券として返される
- 翌日18:00以降の出庫でその駐車券が飲み込まれる
- そのあと発券された駐車券をフロントに渡す
- その翌日18:00まで出し入れ自由な駐車券として返される
と、連泊の場合1日ごとの処理(フロント出頭)が必要になります。
リゾートパスの無料利用
これが一番強烈な特典でした。ホテルに併設の「ぬちぐすい」にある以下の施設やアクティビティ
- 屋内プール
- 大浴場&サウナ
- カヤック
- ペダルボート
- テニス
- ミニゴルフ
- バスケットボール
- パラソル&チェア
これらを利用するのに「リゾートパス(大人3,850円、6-12歳1,100円:冬季は2,200円、1,100円)」が必要なのですが、プラチナ特典として全て無料で利用できると言うのです!
▼「ぬちぐすい」どう言う意味なのでしょう…?
滞在中のほとんどが強風雨だったため、我が家はこれらの施設をほとんど楽しめなかったのが心残りです。それでも、子供は屋内プールを楽しんでいたようでした。
個人的には、大浴場が良かったですね。冬に行ったので。
無料朝食特典をランチに変更可能
無料朝食特典があることは先ほどお伝えした通りですが、この特典を「無料ランチ特典」へ変更することが可能です。朝はあまり食べられない方やレイトチェックアウトする方などは、ランチ特典への変更を検討してはいかがでしょうか。なお、ランチメニューは
- 平日:セットメニュー
- 土日祝:ホリデーランチビュッフェ
と曜日等により異なります。平日にガッツリ食べたい方は無料朝食特典のまま利用した方が良いと思います。
シェラトン沖縄の強烈なプラチナ特典に感動!
- 一般的なプラチナ特典はどんなの?
- ホテル独自のプラチナ特典なんてあったりする?
- プラチナ特典には満足できた?
- プラチナエリートを目指す価値はある?
について書きました。
このように、シェラトン沖縄サンマリーナリゾートでは、ホテル独自の特典などプラチナ/チタン/アンバサダー会員をかなり優遇していることがわかります。むしろ、プラチナ会員以上でないと「損をしているのではないか、養分になっているのではないか」と思ってしまいます。
とにかく、プラチナ特典はいずれも素晴らしかったです。国内のマリオット系列他ホテルに比べて、プラチナ会員としての満足度が高いと感じるのではないでしょうか。特に、子連れ・子供が喜ぶような特典が充実しているのが印象的でした。
最後に「プラチナエリートを目指す価値はあるの?」についてですが、「国内ホテルをメインで利用するのに、プラチナエリートになるためにわざわざ数十万円と多大な時間を費やして年間50泊したりプラチナチャレンジ(一定の期間内に16泊)したりするほどの価値はあるのだろうか?」と言うのがこれまでのマイル専門家(@poyatrip)の疑念でした。経験上、海外ホテルをガンガン利用して初めてプラチナエリートと言うステータスを十二分に活かせるのだと。
しかし、シェラトン沖縄サンマリーナリゾートで受けた手厚いサービスを経験した今、少し考えが変わったのです。国内メインであっても、家族で定期的にシェラトン沖縄に滞在するようなケースなど、プラチナエリートを目指す価値はあるかもしれない、と。
以上、「【シェラトン沖縄】強烈だったプラチナ特典を徹底レポート!【サンマリーナリゾート】」でした。
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実際に宿泊したお部屋や施設の詳細、朝食ビュッフェメニューなどを宿泊記としてまとめています。