もくじ
シェラトン沖縄サンマリーナリゾートの全客室タイプを比較
世界中あちこちマイル旅しているマイル専門家(@poyatrip)です。先日、子連れ家族旅行でシェラトン沖縄サンマリーナリゾートに宿泊する機会を得ました。ちなみに、沖縄へはポイ活で貯めたマイルで発券した特典航空券を利用して交通費を浮かせています。
さて。当記事は、シェラトン沖縄サンマリーナリゾートの滞在に際し、
- おすすめの客室タイプはどれ?
- 必要な予算はどれくらい?
- そもそも滞在する価値はあるの?
と悩みながら検討している方向けに執筆、具体には、シェラトン沖縄サンマリーナリゾートが提供する客室の
- グレード
- タイプ
- 階層
- 広さ
- ベッド数
- 宿泊費
等を可能な限り調査し、まとめています。
シェラトン沖縄サンマリーナリゾート お部屋の全て
シェラトン沖縄サンマリーナリゾートのお部屋は2棟の建物(メインタワー・サウスタワー)に配置されていて、それぞれの客室タイプ/階数/定員/眺望の状況は以下の通りとなっています。客室数の合計は246室と、多すぎず少なすぎず適度な規模だと思います。
メインタワー(1987年完成)
メインタワーは9階建てで200室。特徴のある建物で、まるでピラミッドのようです。当初「サンマリーナホテル」として1987年に開業したのち、数度の買収等紆余曲折を経て2016年にシェラトンブランドとして開業したという歴史があります。
客室タイプ(Bed) | 階数 | 広さ㎡ | 定員 | 眺望 |
パーシャル(D) | 2-4F | 28 | 3 | △ |
パーシャル(T) | 2-4F | 32-36 | 3 | △ |
ダブル | 4-9F | 28 | 3 | ○ |
デラックス(T) | 2-5F | 32-36 | 4 | ○ |
高層階デラックス(T) | 6-9F | 32-36 | 4 | ○ |
オーシャンメゾネット(Q) | 9F | 52 | 5 | ○ |
オーシャンスイート(K) | 9F | 82 | 5 | ○ |
ベッドタイプ | D:ダブル T:ツイン K:キング Q:クイーン |
眺望 | △:一部シービュー ○:オーシャンビュー |
前身のサンマリーナホテルが子連れファミリーをターゲットとしてたこともあり、各部屋の定員が多く、3名以上となっているのが特長。デフォルトではベッドが2人向け(ダブル/ツイン)となってますが、人数が触れると追加のベッドが設置されます。
そしてもう一つの特徴としては、客室タイプにより違いはあれど、どの部屋からも必ず海が見えると言うこと。
中央が三角の吹き抜けになっていて、その二等辺部分に客室が配置されている感じです。
階層と客室タイプは概ね以下のように対応してます。
階 | 客室タイプ | |
9F | メゾネット/スイート | |
高層階 デラックス | ダブル | |
8F | ||
7F | ||
6F | ||
5F | デラックス | |
4F | ダブル/パーシャル | |
3F | パーシャル | |
2F |
なお、室内の様子は以下の通り。高層階デラックスのお部屋です。諸事情により全体像を示せず恐縮です。
サウスタワー(2016年完成)
シェラトンブランドの2016年開業に合わせて新たに建設された6階建ての建物で、2020年現在もまだまだ新しく、俗に「新館」と呼ばれています。特徴のあるメインタワーとは打って変わってベーシックな構造となっているのがわかります。
客室タイプ(Bed) | 階数 | 広さ㎡ | 定員 | 眺望 |
プレミアムラナイ(T/K) | 1F | 50 | 4 | ▲ |
プレミアムオーシャン(T/K) | 2-6F | 50 | 4 | ○ |
サンセットスイート(K) | 5F | 100 | 2 | ○ |
ベッドタイプ | D:ダブル T:ツイン K:キング Q:クイーン |
眺望 | ▲:ガーデンビュー △:一部シービュー ○:オーシャンビュー |
こちらは、定員もさることながら全室50㎡(スイートは100㎡)の広さを誇っているのが特徴。日本国内のホテルで50㎡はかなり贅沢ではないでしょうか。「プレミアム」の名は伊達ではありません。
サウスタワーには全46室あり、各室の配置は以下の通りとなってます。わかりづらくて恐縮ですが…
階 | 客室タイプ | |
6F | プレミアムオーシャン | |
5F | プレミアムオーシャン | スイート |
4F | プレミアムオーシャン | |
3F | ||
2F | ||
1F | プレミアムラナイ |
1601 | 1602 | 1603 | 1604 | 1605 | 1606 | |
1501 | 1502 | 1503 | 1504 | 1505 | 1506 | D |
1401 | 1402 | 1403 | 1404 | 1405 | 1406 | C |
1301 | 1302 | 1303 | 1304 | 1305 | 1306 | B |
1201 | 1202 | 1203 | 1204 | 1205 | 1206 | A |
ラウンジ | 1102 | 1103 | 1104 | 1105 | 1106 |
A | B | C | D |
1207 | 1307 | 1407 | 1507 (suite) |
1208 | 1308 | 1408 | |
1209 | 1309 | 1409 | 1509 |
各階の1*01〜1*06号室のバルコニーはマリーナに面し、1*07〜1*09号室のバルコニーはビーチに面し、いずれにしてもオーシャンビューの眺望を確保とよく出来ているなあと感心したものです。以下写真の方がイメージしやすいでしょうか。
マリーナビューだと、正面にサンセットを見ることができます!
ちなみに、1階のバルコニー(庭?)はこのようになってます。ガーデンビューとなっていますが、バルコニーに出ればマリーナを眺めることは可能かと思います。
なお、室内の様子は以下の通り。プレミアムオーシャンルームで、実際に我が家が宿泊したお部屋。最安のパーシャルルームを予約してたのですが、無料アップグレードの恩恵を受けました!
シェラトン沖縄サンマリーナリゾートの宿泊費相場
8月某日(ハイ)と2月某日(ロー)で客室タイプごとに調べた結果は以下の通り。単位は円です。
メインタワー | ハイ | ロー |
パーシャル(D/T) | 49,500 | 14,400 |
ダブル | 51,000 | 15,000 |
デラックス(T) | 51,700 | 16,800 |
高層階デラックス(T) | 54,000 | 19,200 |
オーシャンメゾネット(Q) | 69,000 | 34,300 |
オーシャンスイート(K) | 111,000 | 80,000 |
サウスタワー | ハイ | ロー |
プレミアムラナイ(T/K) | 65,200 | 31,200 |
プレミアムオーシャン(T/K) | 66,700 | 32,800 |
サンセットスイート(K) | 141,000 | 131,000 |
あくまでも目安として、ハイシーズンとローシーズンの価格差や客室タイプによる価格差を掴んでいただければ。実際は、上記に税金等が加算されるし、同室の子供が6歳以上だと別途子供料金が加算されます。
沖縄のホテルはハイシーズンとローシーズンの価格差が大きいとは聞いてましたが、ここまで大きいとは…(我が家はローシーズンにしか行かないので詳しくはわからない)。一方、ローシーズンで客室の選り好みをしなければ意外とリーズナブルに宿泊出来そうです。
ちなみに、我が家がパーシャルルームを予約した時はローシーズンの土曜泊で1万円ちょい+子供料金8千円に税金等合わせて2万円程度の宿泊費だったと記憶しています。
サウスタワー/メインタワーのメリット・デメリット
ここで、メインタワーとサウスタワーがどっちが良いのだろうか?と迷う方もいらっしゃることでしょう。両タワーのメリット(デメリット)をごく簡単にまとめてみました。
タワー | メリット |
メインタワー | アクセス リーズナブル |
サウスタワー | 新しくて広い 専用ラウンジ |
サウスタワー
メインタワーの一般的なお部屋の2倍近い広さがあり、何より新しい建物や設備で快適に過ごせるのがgood。また、サウスタワー宿泊者特典として1階にあるラウンジを利用でき、置いてある飲み物の持ち出しが自由。
▼ラウンジの冷蔵庫内。アルコール類はないのですが、ソフトドリンク/冷たいお茶は飲み放題!部屋に持ち帰れます。
▼コーヒーや暖かいお茶も同様です。
このようにいいことづくめに見えるサウスタワーですが、
- メインタワー内施設への行き来が一々面倒
- 宿泊費が割高
などデメリットもあります。
メインタワーとサウスタワーの位置関係を、上の写真でご確認ください。少し離れているのがわかります。両タワーを繋ぐ連絡通路があるので外に出ずに済むのですが、エレベーターを乗り換える必要があってチト面倒です。サウスタワーの宿泊者に対しては、チェックイン時にスタッフが客室まで案内するくらい。
ラウンジ利用以外の用事は全てメインタワーを経由しないといけないわけで、ホテル内の施設(かなり充実している)やアクティビティ(こちらも充実している)を満喫したい!と言う方や小さなお子様連れや高齢者等移動を手間に感じる方にとっては、必ずしもサウスタワーがベストな選択肢になるとは限らないのです。
また、時期によっては宿泊費がメインタワーの倍以上かかることもあり、予算重視の方など、そこまでの付加価値を感じない方もいらっしゃることと思います。
メインタワー
特にオフシーズンではリーズナブルに宿泊でき、館内施設も気軽に利用することができます。使い勝手からすると、メインタワーに宿泊した方が良いかもしれません。
一方、一般客室をメインタワーとサウスタワーで比べると、写真で比べて見るよりも実際は大きな格差があることを実感するはずです。メインタワーの客室はシェラトンのリブランドに合わせて大幅にリニューアルされたとはいえ、所詮昭和の建物であることには変わりなく、ところどころに古さが透けて見えてしまうのです。
滞在中はホテルの客室でのんびり優雅に過ごしたい方などにはサウスタワーの客室に滞在した方が満足度は高めだと思います。
シェラトン沖縄サンマリーナリゾート おすすめの部屋
メインタワーに滞在する方が良いか。それともサウスタワーに滞在する方が良いか。
それは、ホテルに滞在する目的や楽しみ方、そして予算の状況によりケースバイケースであることがおわかりかと思います。
ということで、シェラトン沖縄サンマリーナリゾートおすすめの部屋は、みなさまの状況/ニーズにより千差万別といえましょう。
・・・だとしまりがない記事になるので、参考まで個人的な感想を含めたおすすめをお伝えしておきます。
我が家的には新しくて広いサウスタワーがおススメ。
家族全員健脚でタワー間の移動は苦にならないと言う環境が前提となりますが、特にラウンジでのドリンク利用放題が地味に良かったです。そして、3台目のベッドを設置してもなおスペースに余裕があったのもgood。さすが50㎡と唸ったものです。
30㎡でベッド3台は余裕がなさそうな気がしてて、家族旅行で利用するなら次の機会もサウスタワーを利用したいと思います。
皆様にとってより良い客室選びができるよう、当記事が参考になれば幸いです。
無料アップグレードでサウスタワーに宿泊できる方法
サウスタワーに宿泊したいけど、予算がちょっと…とお悩みの方。
シェラトン沖縄サンマリーナリゾートも参加しているマリオットボンヴォイ(マリオット系列ホテルの会員、ポイントプログラムの上級会員になるとお得に快適にホテルを利用できる様々な特典があり、その一つに「客室の無料アップグレード」があること、そして上級会員になれる簡単な方法があることをご存じでしょうか?
それは、「SPGアメックスカード」と言うクレジットカードを発行すること。これだけでマリオットボンヴォイのゴールド会員資格をゲット、客室の無料アップグレードの権利も得られるわけです。
ゴールド会員資格をゲットするには、通常マリオット系列で年間25泊以上の宿泊実績が必要なのですが、5つ星ホテルを中心としたラインナップであるマリオット系列ホテルに25泊となると、数十万円もかかってしまいます。そんなハードルが高いゴールド会員資格も、なぜかSPGアメックスカードを発行するだけでゲットできてしまうのですよね。
そんなこともあり当サイト一押しのクレジットカードとして紹介していて、当然マイル専門家もメインカードとして利用しています。ゴールド会員の特典としては、客室の無料アップグレードだけではなく、14時までのレイトチェックアウトやポイントアップなど様々なものがあります。(ポイントを利用した無料宿泊も可能)
アップグレード可否は空室状況次第のところもあり確約とまでは言えませんが、他の宿泊記ブログを拝見すると「最安のパーシャルルームで予約したのに関わらず、ゴールドパワーでプレミアムオーシャンにアップグレード!」というような内容をよく見かけますよ。
パーシャルルームのお値段でサウスタワーに泊まれるなら、こんな素晴らしいことはありませんよね!?
今なら、私から紹介されてSPGアメックスカードを発行すると39,000ポイントを獲得できます。(1ポイント0.8〜1円程度の価値と考えてください)当記事をご覧になって魔法のカード「SPGアメックス」に興味がわいてきましたら、以下の記事もご参考の上、お問い合わせ等いただければと思います。

以上、「【シェラトン沖縄サンマリーナリゾート】全ての客室タイプを調査した結果 おすすめのお部屋は?【サウスタワー/メインタワー】」でした。
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