もくじ
アメックスカード紹介プログラムが一部改訂
こんにちは!不労所得でマイル旅してるpoya(@poyatrip)です。
2018年10月25日から「アメリカン・エキスプレスカード(以下アメックスカード)」の紹介プログラムが改訂されています。
紹介プログラムとは、既存カード会員が知り合いや友人を紹介した結果、紹介された知り合い等がカードを発行した場合に限り紹介者と被紹介者両方にボーナスポイントがプレゼントされるというシステムのこと。
今般の改訂は被紹介者には影響ない一方、紹介者には改悪となる内容で、具体的には以下のような感じとなります。(ポイント数は私が保有しているSPGアメックスカードの場合)
属性 | 項目 | これまで | これから |
被紹介者 | 獲得P | 36,000ポイント | 同左 |
紹介可能者 | SPGアメックス保有者なら誰でも | 同左 | |
紹介者 | 紹介可能人数 | 何人でも | 同左 |
獲得P | 30,000ポイント/人 | 同左 | |
獲得P上限 | なし | 600,000ポイント/年(実質20人上限) |
P:ボーナスポイント
少々補足しますと、紹介者が21人以上紹介した場合であっても、21人目以降の方がもらえるボーナスポイントには変わりありません。なので、被紹介者側が紹介者に対して「何人紹介したの?」と場合によっては聞き辛いことを尋ねる必要はないので、安心してください。
SPGアメックスカードを事例に説明しましたが、他のアメックスカードも同様に改訂されています。詳細…というか概要は、公式サイトでもチェックしてください。
→ご紹介プログラム 一部内容改訂のお知らせ(アメックス公式HP)
「アンバサダー・プログラム」制度による補完
一方、一部の方へは密かに「アンバサダー・プログラム」への招待状が届いており、その内容は以下の通りとなっています。
- 獲得ボーナスポイント上限を事実上撤廃
- 記念品を贈呈等
「獲得ボーナスポイント上限を事実上撤廃」とはどう言うことかというと、紹介プログラム改訂によりボーナスポイント数の上限(600,000ポイント/年)は設定されるものの、上限ポーナスポイントを超えたボーナスポイントが加算されるということで、これが事実上撤廃の所以でございます。よって、一部の人に対してはプログラム改訂の影響を受けないことになります。
記念品を贈呈に関しては「記念品の贈呈”等”の特別な特典」(””は筆者追記)と記載されているだけで、どのような人に対してどのような特典が与えられるかは皆目不明。”等”と書かれていたので、記念品贈呈以外の特典が与えられることも想定されます。
その他の案内事項として、
- 「アンバサダー・プログラム」のボーナスポイントは現行紹介プログラムに準じる
- ボーナスポイントは被紹介者入会後2ヶ月以降に加算
- 「アンバサダー・プログラム」登録完了前にボーナスポイントが上限に達した場合、上限を超えて獲得したボーナスポイントは「アンバサダープログラム」初回のボーナスポイントに合算して加算
- 「アンバサダー・プログラム」は登録翌年の12月31日まで有効
- 紹介プログラムにおける<ご紹介に関する重要事項>に違反する行為や、カード利用の意思が薄い人に対して過度に申込を推奨、紹介者からの対価提供を条件に申込を促す行為など通常の紹介から逸脱した行為とアメックスから判断された場合は「アンバサダー・プログラム」を事前の通告なく解除、再登録も不可
など。
各項目について補足すると、
1、2に関しては、私が知る限り改定前と同様の運用(ポイント・加算時期)をしているようです。
3に関しては、2018年10月25日〜12月31日で例えば11月7日までに21人以上紹介したあと、11月14日にアンバサダー・プログラムに登録した場合は該当するということですね。うーん……まあ広い世界なので、そのような方がいてもおかしくないのでしょう。
4に関しては、11月1日に登録した場合は1年2ヶ月間がアンバサダー・プログラム登録期間ということです。そのまま読むと来年(2019年)1月4日に登録した場合は2020年12月31日まで有効ということになりますが、招待状は届いた翌月末までが有効とのことなので、丸々2年有効になるかどうかは12月以降に招待状が届いた方の文面次第といったところでしょう。
5に関しては、そんなことをする人がいるのかと思うのですが、まあ広い世界なのでそのような方がいてもおかしくないのでしょう。
余談ですが、招待状の差出部署は「個人事業部門」。知る人ぞ知る2016年春〜夏にかけての「雨金祭り」の参加者は、この部署名を見て「あっ!」と反応したことでしょう。私自身にとっても、一生忘れないであろう部署名ですね。部署名を見た時「あっ!忘れもしない……」と拳を握りしめたものです。
説明するまでもありませんが、紹介プログラム改訂の影響を受けないための前提として、アメックスから招待状を受け取る必要があります。
「アンバサダー・プログラム」登録方法
ただし、招待状を受け取っただけではダメで、招待状を受け取った翌月末までにアメリカン・エキスプレス「アンバサダープログラム」登録事務局へTELし(専用電話番号あり)、登録手続きをしなければなりません。オンラインで登録できるようにはなっていないようです。
ただし、書面の提出は不要。電話口でカード番号などを伝え、先方からの注意事項等を確認、念押しされるだけで登録完了となります。注意事項や案内事項は、概ね招待状に書かれている内容と同じです。
一方、登録は「基本カード」毎となるため複数のアメックスカードを持っている方は、どのカードがアンバサダー・プログラムに登録可能なのか、先方へ確認する必要があります。
「アンバサダー・プログラム」招待基準
このように「アンバサダー・プログラム」は一部の会員しか登録できないようで、誰もが登録できるいうものでではなさそうです。
一方どのような方が「アンバサダー・プログラム」に招待されるのかはブラックボックスで非公表とされています。
個人的には特段興味はなかったのですが、電話口で別件の質問をした時に、なぜかオペレーターの方が色々教えて…、もとい示唆してくれました。公表されている内容ではなく、オペレーターの個人的見解・解釈である可能性も多分にあるので当記事では「私見」と整理しますが、気になる方もいらっしゃるでしょうから期間限定で共有します。
- 2019年度の招待状は、2018年度の現時点で上限ポイント(=2018年1月1日以降の紹介人数が20名)を超えている、または超えそうな方へ順次送付している
- 2020年度の招待状は、2018年度と同様に2019年度に上限ポイントを超える段階で送付する予定
結局、決済額とかではなくこれまでの紹介人数がベースとなっている紹介基準のようです。他の要素もあるのかもしれませんが、少なくとも一定の紹介人数は必須と思っておいた方が良いでしょう。ただ、現時点では招待状が届いていなくても今後届く可能性はありますし、現在招待状が届いていてアンバサダー・プログラムが適用となっていても、来年の状況次第では再来年の招待状が届かない可能性があるということです。
なお、アメックスは1月1日〜12月31日で「年度」を区切っていて、日本企業の多くが採用している事業年度(4月1日〜3月31日)とは異なるようです。ご注意ください。
それから、2020年度の招待状が送付されるために計算される「上限ポイント算定期間」は、2019年度のアンバサダー・プログラムが適用となる2018年10月25日〜2019年12月31日(1年2ヶ月)ではなく、あくまで原則どおりの2019年1月1日〜12月31日(1年)とのことでした。(私が尋ねたかったのはコレ)
その他電話口で伝えてくれたこと
電話したのが少し前で正直記憶が薄れてかけているのですが、覚えている範囲で書き出すと
- ボーナスポイントが上限に達するまではこれまでと同様のタイミングで加算
- 上限を超えたボーナスポイントは、2ヶ月後にまとめて加算
- これからも頑張って紹介してください(という意味のお言葉)
上2つは、招待状に書いてあったことと微妙に違うような……?
まとめ
専用の連絡先へTELしたので、オペレーターの方も十分な情報を持っててかつ内容を熟知しているはずと思っていました。しかし、実際には「上限ポイント算定期間」のやりとりがすんなり行かなかったり、招待状とは微妙に違う内容の回答がきたりと、教えて……もとい示唆してくださった内容が正確であると自信を持って言えず、また公表している内容でないことから、「私見」との前提で、あくまでも参考情報として認識していただければと思います。ただ、実際は「微妙に違う内容での回答」の通り運用されているような節もあり、あながち嘘とは言えないかなあと思ってます。
他のオペレーターが違う回答をしている可能性も否定できませんので、「上限を超える紹介をしたい!」と気になる方はネットサーフィン(死語)で情報収集してくださいね。
以上、「【SPG】アメックス「アンバサダー・プログラム」の招待・登録基準を教えてくれた結果」でした!
ありがとうございました。