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釜山のサントリーニとは、実はヒンヨウル文化村?
釜山のサントリーニと言えば、「甘川文化村」だとばかり思ってました。しかし、釜山で泊まったモーテルでもらった釜山のツアーマップで、「釜山のサントリーニ」として「ヒンヨウル文化村」というのが紹介されているではありませんか!全く聞いたことがない村なのですが、「甘川文化村」の2番煎じで町おこしをしたのか、2匹目のどじょうを救いに行ったのか…なんとも怪しい感じがするのですが、泊まっていた南浦洞からそんなに遠くない場所にあるそうなので、実地調査へ行ってきました。
ちなみに、このツアーマップは釜山観光公社のクレジットなので、「釜山のサントリーニ」は自称でなく公称ということ。果たして、ヒンヨウル文化村には、公的に「釜山のサントリーニ」を名乗るほどのモノがあるのでしょうか?
ヒンヨウル文化村の位置と簡単な概要
ハングルだと「흰여울문화마을」と書き、英文だと「White Ford Cultural Village 」と紹介されているようです。「影島(ヨンド)区」に位置しており、地下鉄で行けそうにありません。甘川文化村ほど知られていないのですが、映画のロケ地として使われるそうです。
ヒンヨウル文化村への行き方・アクセスガイド
地下鉄1号線「南浦」駅6番出口(道路を挟んで向かいにロッテ百貨店がある)そばにあるバス停から、「6、7、9、71、82、85、508」いずれかの番号のバスに乗っていきます。運賃は1,300ウォンで先払いとなります。Googleマップの情報だとココに停まるバスは全てヒンヨウル文化村方面へ行くようですね。いずれにしても頻繁にバスが出ているので、バス停で何十分も待つようなことはないでしょう。実際、往復ともバス停に着いたらほどなくバスがやってきました。
バス停の写真はこちら。
10分~15分もすれば、海が見えてきますので、このバス停の次あたりのバス停で降りると良いでしょう。
「7つ目のバス停」という情報があったので7つ目だったココで降りてしまったたのですが、チト早かったようです。もっとも、このバス停からでも徒歩5分程度でヒンヨウル文化村へ行けるので問題はありませんでした。
帰りは、ヒンヨウル文化村の奥にあるこちらのバス停から南浦洞へ戻ったのですが、
以下写真の「7、70、71、508」を利用できるようです。奥側から歩くときは、南浦洞からこの4つの番号のバスに乗ると良いということですね。
ヒンヨウル文化村を歩く
さあ、肝心のヒンヨウル文化村です。案内図がありますが、韓国語だけで全くわかりません…ただ、細長い地形だということだけ。
こちらから入っていきます。入る前までは普通の釜山の街並みなので、わかりづらいかもしれません。
おおぅ…地形的には、確かにサントリーニっぽい感じがします。
海はどんな感じでしょうか?サントリーニと言えば、青く吸い込まれそうな海。
意外…と言っては失礼かもしれませんが、意外にも水が綺麗で驚きました。サントリーニとは違う色でしたが、天気が良ければもっと映えるかもしれませんね。以下のような都会的な風景も好みです。
さあ!路地裏歩きしましょうか。
サントリーニほど色は統一されていませんが、意外とそれっぽい雰囲気が出ているなあと言う感想です。本気でサントリーニを目指すなら、青と白で統一すべきなのでしょうが、アート的な要素を残して「文化村」としての矜持を保とうとしているのかもしれません。
こちらの図がわかりやすいですね。
何となく、サントリーニにある急傾斜の階段に見えませんか?うっすらとロバの姿が…
映画のロケ地と言うことで有名な映画だそうですが、まったくわかりません…
いざ、日本から最も近いサントリーニへ!
西側に海を擁し、断崖の上に集落があるヒンヨウル文化村は、確実に甘川文化村よりもサントリーニっぽいことはよくわかりました。
ただし、サントリーニ本家と比べてしまうと、正直サントリーニとは言い過ぎな感じがしないでもないですが、それっぽい雰囲気を味わうことは可能です。サントリーニへ2回行ったことがある私が自信を持って申し上げます!
今回は午前中に行きましたが、ココなら夕暮れに行ってサンセットを見るのが良いかもしれませんね。観光客でいっぱいの甘川文化村とは全く違って、こっちは観光客らしき人はほとんどいなく静かにゆっくり過ごすことができます。
路地裏歩き程度なら1時間もかからずサクっと終わるので、南浦洞に宿を構えている方などは、騙されたと思ってぶらりバスで出かけてみてはいかがでしょうか!?少なくとも「釜山のサントリーニへ行ってきました!」とかネタになります。
治安の状況や安くてコスパが良いホテルなども記事にしていますので、こちらも参考にどうぞ。
釜山の治安は? 反日感情は?旅行で感じた危険度 観光エリア別レポート 【Grand Motel宿泊記】韓国のモーテルってどうなの?釜山で一人で泊まった感想とか甘川文化村への行き方や観光情報などは別記事にてまとめています。「釜山(韓国)のサントリーニ」の名をヒンヨウル文化村に明け渡し、「釜山(韓国)のマチュピチュ」と称していることも、ヒンヨウル文化村へ行って良くわかりました。
【韓国のマチュピチュ】釜山 甘川文化村への行き方 観光ガイド2019年編
ありがとうございました。