【韓国のマチュピチュ】釜山 甘川文化村への行き方 観光ガイド2019年編

【韓国のマチュピチュ】釜山 甘川文化村への行き方 観光ガイド2019年編

近年、釜山での観光名所として有名になってきた「甘川文化村」。「韓国のマチュピチュ」「釜山のマチュピチュ」「韓国のサントリーニ」「釜山のサントリーニ」と呼ばれることもあるフォトジェニックな甘川文化村は、街の中心部からも比較的近い場所にあるので、是非足をのばしていただきたいと思います。

甘川文化村の位置と簡単な概要

朝鮮戦争時に北朝鮮から戦争を逃れるために南下してきた人たちが集落を作って住み着いたことがその成り立ちと言われていて、マチュピチュやサントリーニのイメージとは全く異なります。歴史的な何かがあるというわけではありません。

また、もともと人が住み着かなかったような場所で街の「裏側」にあって交通も不便なため、市街地に比べて発展が遅れていて時代に取り残された、主に低所得者層によって構成されている「集落」であったような印象を持ってます。

しかし、そんな集落も、2009年からアート系の団体が「マチュピチュプロジェクト」と呼ばれる町おこしを実施、アーティストが集まって街そのものをデザインし色々な事業を行ったことが功を奏し、現在のような姿になったのだとか。「文化村」と言うのは後付けだということがわかります。

とにかく、ココまで村が生まれ変わった事例と言うのは、なかなかないのではないでしょうか。

歴史に関しては、こちらのサイトが詳しいのでぜひご一読ください。

参考 [チェ・インギの写真世の中](17)暖かい絵を抱いた太極道村チェ・インギ(貧民活動家)

あと、キムタクが主演だという映画「HERO」のロケ地でもあったようで、そんなロケ地とはつゆ知らず…後で教えてもらって初めて知った次第。

現在の甘川文化村は観光客でいっぱい

2018年に甘川文化村へ行った時の記事ですが、実は今回が2回目の訪問。1回目と違うなあと思ったのは、観光客の数と観光客目当ての土産物店や小食・スナック店がやたらと目立つようになったこと。

一方、観光客が歩きやすいようになり、案内所等が充実。観光案内所では有料の地図(スタンプツアーマップ)が売られているようですが、特段なくても迷わないかな…と思います。必要な方は購入してください。スタンプツアーやらないしなあと思って購入しなかったのですが、今思えば、思い出として買っておけばよかったとちょっと後悔しています。

韓国以外のアジア人観光客が多い印象でした。日本人も結構いました。あと、国籍に関わらず女性の割合が多かったです。インスタ映えというやつでしょうか。

長蛇の列があったのでなんだろうと見に行ったら、フォトスポットで写真を撮りたい人たちの列でした。完全にサントリーニのイメージですね(笑)。

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甘川文化村の全体像・路地裏など

全体像

韓国のマチュピチュ 釜山 甘川文化村

このように山肌に沿った形で家が密集して建ち並んでいて、相当な環境であったことがうかがえます。

海も見えて、観光客的には風光明媚な場所。

路地裏

 

路地裏は、生活感とアートが入り混じった感じです。「文化村」だから仕方がないのですが、個人的には「アート」の要素はあまり要らないかなあと言う感想です。なので、アートっぽい写真は残していないのですが…このままでも路地裏好きにとっては垂涎モノの風景で、歩いてて楽しくて楽しくて仕方ありません!マチュピチュへは行ったことがないので比較できないのですが、サントリーニ的な雰囲気は多少あったという感想です。ただし、上下水道の整備がアレなのか、時折ニオイが気になりました。こういうところで、生活が厳しかったのかなあと言う印象を持った次第です。現在の生活はどうなのでしょうか。

甘川文化村への行き方・アクセス・交通

そんな甘川文化村ですが、もともとひっそりとしたアクセスが良くない場所にあり、地下鉄でヒョイと行けるような場所ではありません。

  • 地下鉄チャガルチ駅からバス
  • 地下鉄土城駅からバス

のいずれかでアクセスすることになります。最寄り…というには微妙な距離の地下鉄1号線の駅「士城」から歩けないことはないのですが、かなり急な坂道を上り下りする必要があるので、正直おすすめできません。

いずれも、割かし頻繁にバスが出ているので、バス停で何十分も待つようなことは、よほど運が悪くない限りないでしょう。

チャガルチ駅からの行き方

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チャガルチ駅を出て、大体このあたりにバス停があります。

地下鉄の3番出口を出て後ろを向いたら大通りが見えますので、そこを右折。

まっすぐ進むと、GS25と言うコンビニが見え、その向こう(バスが停車しているところ)が甘川文化村へ行くバス停となります。大通りの中央車線にもバス停がありますが、違いますのでご注意を。googlemapとGS25の場所が違うような気がしますが…いずれにしてもこの近辺と言うことで。

以下写真の「1-1、2、2-2」が甘川文化村方面へ向かうことを覚えておけば良いでしょう。

バスNoを覚えてなくても、デカデカと「甘川文化村」と書かれているのでわかりやすいですね!このバス停が始発のようです。

釜山 甘川文化村への行き方

運賃は一律1,100ウォン(2018年6月現在)。

こちらのバス停でおります。所要時間は15~20分くらいだったかな。「カムジョン小学校」という名前のバス停のようですが、ハングルがわからないとバス停名を覚えても役に立たないので、写真を目印にしておいた方が良いです。あと、ゴソっと観光客らしき人が下車するし、甘川文化村の風景が目の前に開けるので、間違うことはないでしょう。

が、自分の場合、1回目の時、なぜか迷子になってしまった苦い記憶があったのですが、今回は大丈夫でした。こうしてみると迷う要素などなさそうなのに、なぜなんだろう…ひょっとして、乗るバスを間違ったのかも。

土城(トソン)駅からの行き方

バスNo「1-1、2、2-2」は土城駅前を経由していくので、基本的にはチャガルチ駅からの行き方と同様となります。

帰りは、2番バスで土城駅まで行きましたのでご参考まで。帰りのバス停は、行きのバス停の真向かいにあります。

地下鉄駅入口の真ん前にバス停があったので、迷うことはありませんでした。

あと、ここからならタクシーでも大した金額にはならないので、タクシーの利用を検討しても良いと思います。

いざ、日本から最も近いマチュピチュ・サントリーニへ!

「韓国のマチュピチュ」「釜山のマチュピチュ」「韓国のサントリーニ」「釜山のサントリーニ」…色んな人が色んな感想を持つと思いますが、少なくとも「どこで写真を撮っても絵になる」「撮影の腕が上がったような気になる」という意味において、甘川文化村はこれらの観光地に引けを取らないことを、サントリーニへ2回行ったことがある私が自信を持って申し上げます!

気を付けるのは、なるべく天気が良い日に行くことでしょうか。1回目は曇って小雨も降っているような状況だったのですが、今回は写真の通り快晴。1回目と2回目で全く印象が違いました。当然晴れの方が好印象なので、滞在中に晴れた日があればその日は「甘川文化村日和」です。機会を逃さず、ぜひ行ってみてくださいね。

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