もくじ
ヒルトン東京お台場に宿泊した理由
ヒルトンオナーズダイヤモンド会員のpoya(@poyatrip)です。
先日、ヒルトンの50%オフセールのおかげで、格安価格で「ヒルトン東京お台場」に泊まることができました。
最安のヒルトンルーム(約11,000円+税・サービス)を予約してはいたものの、ぶっちゃけダイヤモンド会員の「無料のお部屋アップグレード」特典狙いでの宿泊。
道のりは平坦でなかったものの、結果的にエグゼクティブルームへアップグレードされて満足!
当記事では、ヒルトン東京お台場の概要と合わせて
- アップグレードへの軌跡
- エグゼクティブルームの様子
- エグゼクティブラウンジの様子
- ダイヤモンド会員になる裏ワザ
などを紹介します。
ヒルトン東京お台場の概要・歴史
今や世界的な観光スポットとなった「お台場」にある、地下1階地上16階建ての建物。うち客室は5階〜15階で、全453室とソコソコの規模。
最初はホテル日航東京として1996年3月に開業したのが、2015年10月にヒルトン東京お台場に生まれ変わったという経緯があります。
「ウォーターフロント」が流行ったときに青春時代を過ごした自分の脳内では、ウォーターフロントの象徴とも言えるこの建物を見ると今でも「あ!ニッコーだ」と思ってしまいます。
築20年を過ぎてますが、あまり古さを感じません。ヒルトンへリブランドされる時に、リニューアルしたのでしょうか?(若かりし時、ニッコー時代にはせいぜいハレの日のレストラン利用、宿泊した経験はないので比較できません…)
客室やレストラン、ラウンジ等から東京湾とレインボーブリッジがよく見えるのが売りで、自分の印象だと、シティホテルにリゾートホテルの要素が少し入ったような感じ。
国内外の観光客やビジネスマン、我が家のように近場から骨休めに来た関東在住者など、幅広い層の人たちがホテルライフやお台場観光を楽しんでいる様子でした。
アクセス・行き方・交通
羽田空港や成田空港からは、電車よりもリムジンバスが便利。高速湾岸線で一直線です。
東京・銀座・秋葉原方面へ出るなら、ホテルと直結している台場駅からゆりかもめでレインボーブリッジを渡って新橋へ行くのが便利でしょう。
このように、台場駅からは傘がなくとも雨に濡れずにアクセス可能。
新宿・渋谷・原宿・池袋と言った副都心部へは少し離れていて交通の便もよくないので、副都心部に用事があるなら同じヒルトンでもヒルトン東京(@新宿)に宿泊した方が良いかも。宿泊費予算がグンと上がりますが(笑)
車で来る場合は、ホテル地下にある駐車場(300台収容、車高2.1mまで)を利用。1泊1,600円(税込)で、チェックイン時、フロントで駐車サービス券をもらいましょう。駐車料金は部屋付け可能です。
また、チェックアウトするまでの間、何度でも出し入れ可能です。(出し入れした都度、フロントへ立ち寄ってサービス券をもらう必要)
なお、自分が利用した時は駐車場はガラガラでした。453室で300台駐車可能、またホテル利用者以外は実質停められないような料金設定となっていることもあり、駐車場難民となるようなことはまずないと思います。
ヒルトン東京お台場のチェックイン
チェックインは、ホテルのフロント等で行う通常のチェックインと、スマホのアプリで行うモバイルチェックインの2種類あります。
アップグレード狙いの場合、どっちでチェックインすれば良いのでしょうか。
その前に、ヒルトン東京お台場の客室タイプは以下の通り。
ルームタイプ | ㎡ | 虹橋 | 定員 |
ヒルトン | 33 | × | 3名 |
デラックス | 40 | △ | 3名 |
スーペリアデラックス | 40 | ◯ | 4名 |
プレミアムデラックス | 40 | △ | 3名 |
ファミリー | 80 | ◯ | 4名 |
エグゼクティブ | 40 | ◯ | 3名 |
プレミアムエグゼクティブ | 40 | ◯ | 3名 |
テラススイート | 66 | △ | 3名 |
ワンベッドルームスイート | 80 | ◯ | 3名 |
リラクゼーションスイート | 80 | ◯ | 3名 |
デラックステラススイート | 80 | ◯ | 3名 |
エグゼクティブテラススイート | 120 | ◯ | 3名 |
ロイヤルガーデンスイート | 200 | ◯ | 2名 |
虹橋:客室内・バルコニー両方からレインボーブリッジが見えれば◯、バルコニーのみからレインボーブリッジが見えれば△、全く見えない場合は×、の意。
客室タイプの特徴や詳細な違い、客室配置予想図など以下の記事にまとめてます。特にアップグレード狙いの方など、どのタイプを狙うべきか一度目を通されることを強くお勧めします。
【ヒルトン東京お台場】おすすめの部屋は? 客室からのレインボーブリッジの見え方 全客室を徹底比較モバイルチェックイン
宿泊日の前日あたりから、チェックイン画面が表示されるようになります。
自分の場合、9階のスーペリアデラックス(レインボーブリッジが見える部屋)へのアップグレードが提案されてました。
もっと良い部屋はないかと探したのですが、スーペリアデラックスカテゴリしか選べず。上写真の青丸が選べる部屋。選べなかった部屋(真ん中の8室)は、あとで調べたところ、どうやらエグゼクティブルーム(レインボーブリッジがよく見える部屋)のようでした。イメージ図参照。
あわよくばスイート!と鼻息が荒かった(笑)自分にとって、この部屋割りは到底満足できるものではなく、宿泊日当日により良い部屋が降臨することを期待してアプリを閉じたのですが…
当日朝。アプリを開くと、スーペリアデラックスで選べる部屋が激減しててびっくり!提案された部屋は同じスーペリアデラックスでも8階に格下げ!?9階は選べなくなってしまいました。
これ以上待ちつづけるうちにどんどん部屋のグレードが落ちるような気がしたので、8階の部屋を「PICK THIS ROOM」。
あとは、通常チェックイン時の交渉に賭けることに!
通常チェックイン
ロビーは2階にあります。駐車場からだとわかりづらいので、スタッフを見つけて行き方を尋ねた方が良いかも。(台場駅からだと迷うことなくたどり着けるはず)
ダイヤモンド会員の場合、3階(ロビーからエスカレーターでアクセス可)のエグゼクティブラウンジで座ったまま優雅にチェックインできるのですが、ちょうどカクテルタイムが始まったところで混雑しているだろうと、2階のフロントで手続き。
そのままピックアップした部屋に通されそうだったので、本日の空室状況を訪ねた(比較的落ち着いているとのこと)上で「もう少し良い部屋は空いてませんか?」と訪ねたところ、端末でしばし検索していただいた結果、「エグゼクティブルームにさせていただきます」とのこと。
これってラッキー!?部屋番号を見る限り、あんまり変わり映えしないように見えます。また、ヒルトン福岡の場合、ダイヤモンド会員にとってのエグゼクティブルームは正直旨味がないということを知ってたので、「スイートは無理だったか、残念…」と心の中で少し悔しがりながら、お部屋へ向かいましたとさ。
(あとで調べてわかったのは、ヒルトン東京お台場ではスイートにアップグレードされる確率は極めて低いこと、スーペリアデラックスが多く、エグゼクティブルームは比較的ついていたほうだということ)
ヒルトン東京お台場 エグゼクティブルーム
9階〜12階で、レインボーブリッジがよく見える客室がエグゼクティブルームとして割り当てられています。
やや細長い間取りで、40㎡の広さ。3名で宿泊しても窮屈に感じることはありません。
ぱっと見デラックスルームやスーペリアデラックスルームと見分けがつかない内装や調度品なのですが、
これらの部屋にはないネスプレッソマシンがエグゼクティブルームに備え付けられているのです!
テレビは50インチの大きさがあり、40インチ程度に見慣れた身としては、すべてが迫力満点に映ります。
ベッドはツイン(120cm×200cmを2台)かキング(200cm×200cm)の2種類。正確には、エグゼクティブツインとエグゼクティブキング。
無料のミネラルウォーターは「いろはす」。全部で4本置いてありました。
いろはすの後ろにあるコントロールパネルで室内の照明が点灯消灯できる他、窓のカーテンも自動で開け閉めできるようになってました。
窓際に丸く小さな机と椅子が。いかにも、「レインボーブリッジを見て楽しんで!」という配置ですね。
セイフティーボックスは上からモノを入れるのですね!その下の引き出しの中にパジャマが入ってます。
子供用のパジャマやアメニティ一式は、あとで持ってきてくれます。
Wi-Fiは、24時間有効なコードを手渡されます。連泊の場合は都度フロントでもらう必要があるため、少し不便ですね。
ミニバー。
特典なのか?メッセージカードとみかん、そしてマカロンが置いてありました。ロビー階にあるスイーツショップで売ってるもので、価格は300円/個。相当な高級菓子ですね。
もったいないので持ち帰ったのですが、割れててショックを受けた経緯が。その場で食べるのが吉のようです。
テレビ下の引き出しにはDVDプレイヤーが。小さなお子様連れに重宝…と言いたいところですが、今はタブレットとかが主流ですかね。
エグゼクティブルーム内のバスルーム
やや浅めの浴槽に浸かりながら、レインボーブリッジが見えるようになっているのが特徴!
もちろん、窓を閉めて密室状態にすることも可能です。洗い場スペースもあるので、子供を風呂に入れるときとか不便な思いをしなくて済むのが良いですね。
シャワーヘッドは大きめ。洗面所の近くには体重計が置いてあります。
洗面所は、標準的な広さ。
アメニティは、どこのヒルトンにもあるようなやつです。
バス・トイレ別ではありませんでした。ウォシュレット(温水式洗浄便座)ではあるのですが、古いタイプ。
室内に入ってみると、備品や電化製品や内装などバブルの残り香を感じられ、それなりの年季が入っていることがわかります。ウェスティンホテル東京に泊まった時も感じたのですが、なんだか懐かしい気分に。
これはこれで良いかもしれません。
エグゼクティブルームから見えるレインボーブリッジ、夜景
運良く晴天に恵まれたため、良い写真を撮ることができました。
これが、夜になるとこのように変化します。
以上はバルコニーに出て撮影したものですが、室内からでもレインボーブリッジははっきりと見えるのにびくり!
室内の電気を消してから眺めるのがおすすめです。レインボーブリッジってこんなに明るいの!?と思うほど煌々と輝いていて、まるでプラネタリウムで星空を眺めているようでした。
こんな体験初めて!ぜひ皆様にも体験していただきたいです。
エグゼクティブラウンジ
3階の少しわかりづらいところにエグゼクティブラウンジがあり、エグゼクティブルームやスイートルーム宿泊者、そしてヒルトンダイヤモンド会員が利用することができます。
営業時間は6:30〜21:00までと閉まるのが結構早く、
朝食 6:30〜10:00(平日)
6:30〜10:30(週末)
ティータイム 14:30〜17:00
カクテルタイム 17:30〜19:30
の時間帯は、一定の飲食が提供。
また、ラウンジ利用者はこちらのラウンジでチェックイン/アウトができて、自分はチェックアウトでお世話になりました。
皆様が一番気になるのは、どのような飲食が提供されるかということと、どのくらい混雑しているかということだと思います。
経験した範囲で紹介しますと、
カクテルタイム
日曜日の18時頃、並んでたり待ってたりする宿泊客はいなかった一方、9割程度のテーブルは埋まってました。
提供されていたのはおつまみ程度で、到底夕食代わりにはならないラインナップでした。
一方、アルコール類は比較的充実していたように思えます。(お酒をあまり飲まないので、話半分で)
全体的に、ヒルトン福岡と比べると少し寂しい内容かなという感想でした。
朝食
朝食は、ラウンジでもロビー階のレストラン「SEASCAPE」どちらで摂ってもよいとのことだったので、種類が多いレストラン側で食事をする方が多いと思います。
自分もそうだったのですが、ラウンジ朝食ではどんなものが出てくるのか興味があったので、偵察。
思ったより揃っているなあという印象。カクテルタイムがアレだったこともあり想定外の高評価。
レストランにもあるものが多かったですが、レストランにはなかった「(高級そうな)サバ」などもあり、一定程度の差別化を図っているのかもしれません。
このように落ち着いた雰囲気の中朝食を摂れるので、雰囲気重視の方などはラウンジの方が良いでしょう。外で食べることも可能です。(写真見て気づいたのですが、ラウンジで食べる人結構多いのですね!)
レストラン「SEASCAPE」での朝食は、改めて記事にしようと思います。
施設の様子
あまり規模は大きくないのですが、一通りは揃ってます。
プール
5階の「庵スパ TOKYO」内にあるのですが、宿泊者であっても入場料金3,000円(15歳まで半額)かかることもあって利用する機会はそうそうないでしょう。
一方、ダイヤモンド会員であれば期間中何度でも利用できる無料券をもらえるので、積極的に使っていきましょう。(私も使いました。)
サウナ・ジャグジー
プール(上写真)の上にある小さな円がジャグジー、窓の外に見える?のが屋外ジャグジー。水着が必要ですが、銭湯気分を味わうことができます。また、プール脇にはサウナが設置されています。
フィットネスセンター
広くない割に器具が充実してて、驚きました。
周囲の様子
アクアシティに隣接していて、飲食店が充実。わざわざホテルで食事しなくても良いかなあと思いました。私は行ったことがありませんが、フジテレビもすぐそばですね。
この辺りはしばらく来ないうちに外国人観光客だらけになってて、日本人が浮いて見えるような、妙に異国情緒漂う地域となってました。
ここが撮影スポットとなってました。
あまり他人(日本人)の目を気にせずに散策・観光できるという面では、リラックスしやすくて良いかもしれませんね。
さあ、ホテルに戻って寝ることにしましょう。
感想、まとめ
自分がダイヤモンド会員となってから宿泊したヒルトンの中では、ダイヤモンド特典のメリットはそう大きくなかったというのが実感としてあるのですが、それを補ってあまりあるくらいの観光資源を満喫できたことで、総じて満足度が高い滞在となりました。
どうせいつものお台場でしょ〜!?と思って来たのが、完全におのぼりさん気分、非日常の世界へと誘ってくれて本当に感謝しています。家族も同様の感想で、決してお子様向けとまでは言えない中、子供も滞在を楽しんでいたように思えます。
特にレインボーブリッジについては、完成直後にわざわざ車で走りに来て以来何度も利用したり外から見たりしてきましたが、ヒルトン東京お台場の客室から見えるレインボーブリッジは明らかに一味違ってました。
部屋の明かりを決して窓から見えたレインボーブリッジの姿が、今でも脳裏に焼き付いているほど。
遠方から来られる方はもちろん、自分のようにいつでも来られるような方にとっても、ヒルトン東京お台場はおすすめできるホテルと言えましょう!
年に1〜2階程度半額セールが行われると思うので、タイミングが合えばぜひ泊まってみてくださいね!
以上、「【ヒルトン東京お台場宿泊記】ダイヤモンド特典でエグゼクティブルームへアップグレード! レインボーブリッジと夜景に感動」でした。
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