【初めてのファーストクラス】シンガポール航空搭乗記 ラウンジ 機内食 アメニティなど超感動! ビジネスクラスとは一味も二味も違っていた…<成田発>

初めてのファーストクラスはシンガポール航空

「ファーストクラス」。
そこには一体どんな世界が待ち受けているのだろうか。
想像したり妄想したり、または偶然TV番組やyoutube等で観たことはあっても、一部の富裕層を除き、人生の中で経験する機会はまずやってこない。 まさに、秘密の花園である。

振り返って一般庶民の自分。それなりに歳を重ねてきたがそんな経験をすることはなく、 今後もそのような経験することは一生涯ないだろうと思っていた。

しかし、ふとしたきっかけでファーストクラスを体験できることに!
しかも、往復。
しかも、世界一と言われる”あの”シンガポール航空の。
しかも、なんと無料の航空券で。

ということで、当記事では、はじめてファーストクラスに乗ったときの感動と、秘密の花園の様子を差し支えないと思われる範囲でお伝えします。
そして、いかにしてファーストクラスの無料航空券をゲットしたかと言うことも。

シンガポール航空のファーストクラス設定路線

昔ならいざ知らず、昨今ファーストクラスが設定されている路線は限られています。なので、ファーストクラスを利用しようと思うと、どの路線のどの便にファーストクラスが設定されているかを把握しておく必要があります。

現在、シンガポール航空の日本発では東京~シンガポール区間のみで設定。

【東京(成田・羽田)⇒シンガポール】

出発空港出発到着時刻便名機材
羽田9:1515:15SQ631B777-300ER
成田11:1017:20SQ637B787-10
成田14:4521:00SQ11B777-300ER
羽田17:0523:05SQ633A350-900
羽田22:554:55SQ635B777-300ER

【シンガポール⇒東京(成田・羽田)】

到着空港出発到着時刻便名機材
羽田8:0015:55SQ632A350-900
成田9:2517:30SQ12B777-300ER
羽田13:5521:50SQ634B777-300ER
羽田22:506:45SQ636B777-300ER
成田23:558:00SQ638B787-10

あと、2018年10月28日~2019年3月30日までは関西国際空港~シンガポール路線の一部が「スイート」というファーストクラスよりも豪華なシートを搭載するエアバスA380と言う機材で運用されることがわかっています。

シンガポール航空のファーストクラス設定機材

上のご覧になればわかると思いますが、「B777-300ER」という機材にファーストクラスを搭載しているということなのです。 よって、ファーストクラスの設定があるかどうかは、便名ではなく機材でチェックするようにしましょう。

なお、他国への路線を含めて、シンガポール航空でファーストクラスを搭載しているのはボーイング777-300(レトロフィット)、ボーイングのB777-300ERの2機材のみ。

ボーイング777-300

ボーイング777-300ER

 

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A380-800(参考)

関西国際空港へ期間限定でやってくるエアバスのA380-800と言う機材は、スイートクラスと言うファーストクラスを更に豪華にしたクラスの シートを搭載しています。

成田国際空港ファーストクラスカウンターでチェックイン

ビジネスクラス以下でチェックインするとき、たま~に(空いている)ファーストクラス用チェックインカウンターを温情で案内されることがありますが、恐る恐るレッドカーペットに足を踏み入れ、「ビジネスクラス(又はエコノミークラス)なのに、なんか申し訳ないッス…」と恐縮したりてしまうのは、私だけではないはず。

しかし。今回は恐縮する必要などない!!!正々堂々とレッドカーペットを闊歩!そして、堂々と「チェックインお願いします!(ファーストクラスで(๑•̀д•́๑)キリッ、と言うのは心の声)」と。

受託手荷物がなかったので、あっという間にカウンターを離れることとなってしまいましたが……

成田国際空港ANA SUITE LOUNGEに潜入

シンガポール航空と同じスターアライアンス加盟会社ANAのファーストクラス用ラウンジを案内されました。TV番組の特集とかで「いいなあ…」と指を加えて観るだけだったあのラウンジに、初潜入です。スイート…なんて甘美な響きなんだ…(スイート違い)。

ANA SUITE LOUNGEに関しては、ぶっちゃけ「ビジネスクラスラウンジとそこまで大きな違いはないかな…」と言うのが感想。快適な空間ではあったのですが、「ビジネスクラスラウンジの延長」にしか見えなかったのです。

ANAの上級会員はこのような落ち着いた感じが好みと言うことかもしれませんが、お上りさん的には2度とない貴重な経験と言うことでもう少し分かりやすいギラギラ豪華絢爛が良かったですね。(成金趣味)

それでも、

  • 受付からお姉さんが座席まで案内してくれた
  • 飲み物を持ってきてくれた
  • おしぼりが分厚い
  • あられ(菓子)の包装紙が高級

と、ビジネスクラスラウンジとの細かな違いにイチイチ「お~」と心の中で驚きました。

一番良かったのは、人口密度の低さかも。おかげで、遠慮なく写真を撮影することができました。(これらは、個人的な楽しみ・記録のために撮影したもの。皆様は、どうか行ったときのお楽しみにしていただければ幸いです)

シンガポール航空ファーストクラス搭乗記

マニアにはたまらない、1A席を確保。荷物スペースを確保しなければならないなど特段の事情がない限り優先搭乗はしない私ですが、今回ばかりは一刻も早く乗りたくてさっさと優先搭乗してしまいました。

ファーストクラス座席の様子

おお…と思わず鳥肌が。キャメル色の革シートは私の好みで、クルマを買うときもキャメル革シートのモノを選ぶことが多いです。

よく見ると、年季が入ってて結構くたびれた感があります。「中古車のシート」そんな表現が良く似合います。

フルフラットにした状態です。正確には「してもらった」状態ですね。目いっぱいリクライニングしても水平にならないので何でだろうと首を傾げていたのですが、全く違う方法で水平にすることをCAさんのベッドメイキングを見て初めて知った次第。この後紹介する食事のあとにメイキングしてくれました。前日は徹夜して当日の早朝、博多山笠のラスト「追い山」を見てそのまま福岡⇒成田⇒シンガポールと言う行程だったので、実は眠くて眠くて仕方がなかったのです。初めてのファーストクラス、眠ったらもったいない!と思っているうちに熟睡してしまったようです。

設備の様子

まず、足元スペースの広さにびっくりですよ。

(機内持込可能な)スーツケース入るやん!?と。

BOSE正規品のノイズキャンセリングヘッドフォンです。同じ機種を持っているのですが、使い方は少し違ってて、電源はプラグを差し込めば自動的にONになる機内仕様?になってました。

窓…を紹介するのは初めてかも。これらの窓を独り占めできるなんて、すごいなファーストクラスって思いながら撮影したもの。

ボタン、コントローラ類。今となっては懐かしい…というか一昔前感が。コントローラとか、最近のはAndroidシステムですからね。シートは、フルフラットになる図がないから変だなあとは思っていました(苦笑)。

モニター。大きかったけど、映り込みがちょっと…と言う感じ。

アメニティ

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中距離フライト、しかも昼間の便なのにパジャマをいただけるなんて、シンガポール航空って太っ腹。ポーチの中身は、以下写真。男性用と女性用があって、今回は男性用です。

フ、フェラガモっすよ奥さん…

いい香りがすると思ったら、香水が入っているのですね…(実はこの記事を書いているときに初めて開いたw)

そして、70周年記念?ポーチもいただいたので、その中身は

THE LAUNDRESS(NEW YORK)と言うブランドだそうです。

ちなみに、歯ブラシと歯磨き粉は、化粧室内にありました。

機内食の様子

ファーストクラスの機内食…これが一番楽しみでした。写真で見ただけではその良さを全く想像できないのが食事。こればかりは、体験しないと語れません。ただ、舌が肥えてない自分は体験してもことはほとんどなかったりします(自虐)。

ウェルカムドリンクの『ドンペリ』。1人でいるときは基本アルコールは摂取しない自分ですが、「ドンペリをいかがですか?」と言われて断るわけにはまいりません。もちろん、今回が初ドンペリ。


▲帰りの便で撮影したもの。

離陸後、安定飛行に入ったところでサテーが出てきます。


▲ホーカーで食べるサテーの方がオイシイと思うけど、機内でいただくというシチュエーションがいいんです。

 


▲こ、これがファーストクラスのメニュー…受け取るときは手が震えていたかもしれません。

ランチとして、京懐石と洋食(メイン3種類のうち1種類)どちらかを選ぶことになっていて、洋食(和牛サーロインステーキ)をチョイス。

  • キャビアやイベリコ豚のハムなど
  • ミネストローネスープ
  • サラダ
  • 和牛サーロインステーキのマスタードハーブ掛け
  • 洋梨の温製タルト、バニラアイスクリーム添え

チーズやフルーツもあったのですが、胸もお腹もいっぱいでした…すべてがおいしく、特に印象に残っているのが和牛サーロインステーキの何とも言えない甘さ。舌が肥えてない自分でも、ビジネスクラスと段違いであることがわかったくらい。

到着前の気持ち・感想など

「降りたくない」「いつまでも乗っていたい」と心底思った初めてのフライトでした。旅行(目的地での観光や街歩き等)を趣味とする私は、搭乗クラスが例えビジネスクラスであっても「早く目的地に着かないかな…」と思ってしまうのですが、今回ばかりは違ったのです。

今回は復路もファーストクラスなのでよかったのですが、そうでなければココで燃え尽き症候群、シンガポールで無為に過ごしていたことでしょう…そのくらい、シンガポール航空のファーストクラスはインパクトが強かったのです。

私の文体だとあまりその興奮が伝わってないかもしれませんが(笑)、死ぬ前に体験してよかった…と心から思ったのですよ。

今度は、ファーストクラスの上を行くというスイートを利用してみたいですね。とは言え、普通に生活してて乗れるような代物ではないのですが…

ファーストクラスの無料航空券をゲットした方法

お金を払ってファーストクラスに乗れるだけの財力がない私は、特典航空券(航空会社のマイルを貯めて、貯めたマイルと引き換えにもらえる無料の航空券)を利用するのが精一杯でした。

マイルを貯めてエコノミークラスの無料航空券を獲得するのはそこまで難しくないのですが、ビジネスクラスやファーストクラスとなると、結構難易度が上がります。

ただ、絶対無理…と言うほどのものではなく、

  • ポイントサイトを利用
  • アメックスのキャンペーンを利用

等ひと手間・ひと工夫かけさえすれば、ビジネスクラスやファーストクラスの航空券に届くようになります。

ひと手間のかけ方は、以下で徹底解説しています。現在、かなり多くの人がこれらの方法で爆発的にマイルを貯めてますので、ご存じない方はぜひご一読いただければと思います。

ポイントサイトを利用して爆発的にマイルを貯める方法

アメックスのキャンペーンを利用して爆発的にマイルを貯める方法

これらの方法は「知らないと損」。そんなよくある言葉がピッタリはまるほどお得な情報です!

シンガポール航空のファーストクラスを利用したい場合は、アメックスのキャンペーンを利用するのがおすすめ。実は、私自身はアメックスのキャンペーンで大量に貯めたポイントをシンガポール航空マイレージプログラムのマイルに交換し、初めてのファーストクラスを体験できたと言う経緯があります。

シンガポール航空ファーストクラス特典航空券を発券!

参考記事

シンガポールで宿泊したホテルのレビューです。

【子連れ宿泊記】シンガポール マリオット ホテルのラウンジ・朝食やSPG等プラチナ・ゴールド特典の違いなど JWマリオットシンガポールサウスビーチ添い寝宿泊記 エグゼクティブラウンジ・朝食・プールやSPG等プラチナ・ゴールド特典の違いなど 【シンガポールのホテル】JWとマリオットを徹底比較 どっちがおすすめ?

 

ありがとうございました。

2 COMMENTS

poya

ご指摘ありがとうございました。タイプミスに全く気付かず…謹んで訂正させていただきました。

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