poya(@poyatrip)です。
シンガポール航空ビジネスクラスを利用し、福岡からシンガポールへ行ってまいりました。今回は、予約から搭乗記まで一連の流れをレポートします。九州地方からシンガポールへ快適に行きたいなあと言う方に参考となれば幸いです。
もくじ
福岡-シンガポール フライトスケジュール
福岡からシンガポールへは、唯一シンガポール航空のみが直行便を飛ばしていて、フライトスケジュールは以下の通りとなっています。毎日1往復です。
2018年7月のスケジュールは
出発 | 到着 | 便名 | 路線 |
10:00 | 15:25 | SQ655 | FUK-SIN |
01:20 | 08:35 | SQ656 | SIN-FUK |
2018年12月のスケジュールは
出発 | 到着 | 便名 | 路線 |
09:50 | 15:35 | SQ655 | FUK-SIN |
01:20 | 08:20 | SQ656 | SIN-FUK |
偏西風等の影響で季節により発着時刻や所要時間に若干の変動がありますが、福岡発は午前中・シンガポール発は深夜であることには変わりません。
特典航空券でビジネスクラスを予約
普通にお金を払ってビジネスクラスに乗れるだけの経済的余裕は、我が家にはありません。が、予約時点では福岡へ帰って来てそのまま出社しなければならない状況だったため、機内でキッチリ寝ておく必要があり…。そこで、ビジネスクラスに乗れる特典航空券(航空会社のマイルを貯めればゲットできる無償の航空券)を発券することにしました。今回必要なマイル数は42,000でしたが、クレジットカードの発行でキャンペーンマイルを獲得できたこともあって、いわゆる「持ち出し」はほとんどありませんでした。
「特典航空券でビジネスクラス」は本サイトをご覧の皆様にも活用できる方法です。以下の記事で説明していますので、興味がある方はぜひご覧になってくださいね。
【エーゲ航空】マイルで特典航空券を予約!ANAやJALよりお得な貯め方・使い方を徹底解説 【ANAマイル貯め方ガイド】大量のマイレージを貯める陸マイラーの裏ワザ”TOKYUルート”を完全解説!エーゲ航空もANAもシンガポール航空と同じ「スターアライアンス」という航空連合に加盟しているので、シンガポール航空の特典航空券を予約出来ます。ただ、それぞれのマイレージプログラムには特長があるので、ご自身に合った航空会社でマイルを貯めましょう!
航空会社 | エーゲ航空 | ANA |
必要マイル | 42,000 | 約60,000 |
特長 | マイル少ない | 貯めやすい |
モバイルチェックイン
シンガポール航空では、出発48時間前から1.5時間前までの間、PCやモバイル端末でオンラインチェックインが可能となっています。
福岡空港発の場合は、スマホ上で搭乗券をダウンロードして使える「モバイル搭乗券」を利用出来て便利なので、ぜひ活用しましょう。何が便利かと言うと、「空港でチェックインカウンターに立ち寄る必要はなく、直接出国審査場へ行ける」ことです。ただし、受託手荷物がある場合は別途手続きが必要となりますので、ご注意を。
▼モバイル搭乗券(スマホ画面)はこちら。
エーゲ航空の特典航空券のためA3(エーゲ航空)の平会員ステータスとして登録されていますが、オンラインでANA等のマイレージプログラムに変更することが出来ます。私の場合は特に必要ないので変更しませんでしたが、エコノミークラス利用で他社のスターアライアンスゴールド上級会員資格を持っている方などは変更しておいた方が良いでしょう。
ラウンジ福岡
出発までのひと時を、「ラウンジ福岡」というラウンジでゆっくり過ごしましょう。各航空会社共有ラウンジで、この時間帯だとフィンランド航空(10:00発ヘルシンキ:夏季限定)や中国東方航空(9:45発上海)の乗客とかぶるせいか、それなりに混んでます。
ラウンジ福岡に関しては、以下の記事で徹底解説しています。
福岡空港国際線『ラウンジ福岡』『KALラウンジ』『ラウンジTIMEインターナショナル』利用レポートSQ655福岡-シンガポールビジネスクラス搭乗記
出発30分前の9:30から優先搭乗が始まります。定刻出発とのことで一安心。普段は最後に乗り込むのですが、ビジネスクラスということでちゃっかり優先搭乗することに。
ビジネスクラスのシート
A330-300と言う機材で一般的に利用されているシートです。
搭乗率は、5割をちょっと下回る感じでしょうか。
こちらのシートはいわゆる「ライフラットシート」で、完全に180度のフルフラットになるものはありません。ただ、昼行便ではフルフラットにならなくてもあまり問題とはならないでしょう。
足元に荷物を置くことが出来ないので、離着時などは上の収納スペースに入れなくてはならないのでご注意を。
あと、モニター下の収納は、右側にあるスイッチ(?)がストッパーになっているので、開け閉めする場合はスストッパーを左右に動かして解除しなければなりません。
それから、隣席との間に2段ある収納等は、「上側:右側座席・下側:左側座席」用となっています。
いずれもよく見るとわかるようになっているのですが、ビジネスクラスに乗り慣れていない自分とかエコノミークラスにはない設備や配置で「えっ?えっ?」となったものです。なので、念のため記録しておくものです。
付属設備の様子
▼ひじ掛けを開いたら、シート調節ボタン等があります。モニターのコントローラーもその下に見えます。
▼ヘッドフォンのジャックと読書灯。読書灯は、右側の丸い部分を押すと点灯するようになってます。
▼ノイズキャンセリングヘッドフォンが貸与されます。効果バッチリ。電源はプラグを差し込めば自動的にONされます。本体にON/OFFスイッチはございません。
▼アメニティは、靴下・アイマスク・スリッパの3点セット。歯ブラシ・歯磨き粉のセットは化粧室内にあります。
▼電源もバッチリ。USBポートもあります。
機内食の様子
▼まずは、離陸前にウェルカムドリンクとしてシャンパンをいただきます。
機内食メニューはあらかじめ配られているので、チェックしましょう。
和食と洋食があり、洋食ではメインを3種類から選べるようになってます。
離陸後、すぐにおつまみ代わりにサテーが配膳されます。
いきなりシンガポール気分に浸れますね!チキンサテーだったかな。上にかかっているのは一般的にサテーと組み合わされるピーナツソースです。サテーが大好物で、マレーシアやシンガポール、インドネシアへ行ったときは必ず屋台で頼む一品。これはとてもうれしいサービスです。
その後、CAさんがやって来て、「昼食は正午(12:00)からでよろしいでしょうか?」と伺いに来ます。もちろん異論はございません。日本人の方でした。そう言えば、シンガポール航空の上級クラスに搭乗して日本人のCAさんに担当されたのは初めてです。
機内食は和食をチョイス。
▲先付など。
- 先付:胡麻豆腐、出汁ゼリー、山葵
- 向付:さよりの独活巻き、水菜、ポン酢ジュレ
- 口取り:サーモン胡瓜砧巻き、小茄子田楽、手長海老甘煮
- 麺:素麺、麺つゆ、オクラ、錦糸玉子、海苔、山葵
▲焼物など
- 焼物:鰆(さわら)雲丹焼き、ほうれん草、胡麻
- 炊合せ:鶏治部煮、里芋煮、冬瓜、絹さや
- 和え物:鰻と野菜の三杯酢と茗荷甘酢の和え物
- ごはん:じゃこ唐辛子御飯
- 香の物、味噌汁
▲デザートは「抹茶ゼリー ナタデココ入り」でした。
その後、ワゴンでフルーツとチーズが配られるのですが、私は断念。シンガポールでのグルメに備え、胃腸を調整する必要があったからです。和食を頼んだのもそれが理由だったりします。
シンガポール航空ビジネスクラスの機内食を堪能するのであれば、洋食の方が良いかもしれません。
シンガポールチャンギ空港へ着陸
定刻15:25のところ、何と14:55と30分の早着。予期せぬ時にいきなり降下を開始したものだから、ちょっとびっくり。これって、6時間かかっていないということで…「福岡からシンガポールってこんなに近いの?」ととてもびっくりですわ。間隔としては、「機内映画2本見てその間に機内食を食べたら到着」。実際、機内映画2本見たら着陸に向け降下を開始したような感じでした。東京発だったら、機内映画2本見てもなお時間が余る感じだったので、アジア各都市へ近い福岡って本当にいいなあ(*´ω`*)と言うのを実感した搭乗記となりました。
新型機材787-10の導入
現在、福岡-シンガポール線ではA330-300と言う機材が使われていますが、「ドリームライナー787-10」と言う新型機材が12/9から導入されることとなりました。
単に機材が新しくなるだけではなく、一段と快適なフライトを楽しめるようになってます。詳細は公式サイトをご覧いただくとして、
参考 ドリームライナー787-10シンガポール航空ビジネスクラスのシートがフルフラットベッド化されるというので楽しみですね!これから予約する皆様がとてもうらやましいです。
改めて、最新鋭機材B787-10に搭乗してまいりました。期待を超える快適さに超感動!
その感動を搭乗記とともにブログ記事として残しています。皆様がこれから搭乗されるのは最新鋭のB787-10機材となりますので、以下の記事もあわせてご覧くださいね。
【シンガポール航空ビジネスクラス搭乗記B787-10】感動レポート!評判のシートを3回体験参考記事
SQ656シンガポール-福岡ビジネスクラス搭乗記
シンガポール航空 福岡行 SQ656 ビジネスクラス搭乗記 ラウンジ・機材・座席・機内食 など同じシンガポール航空A330-300ビジネスクラスを利用したときの搭乗記です。
【シンガポール航空ビジネスクラス搭乗記】A330-300機材の座席・機内食など福岡からシンガポールへの行き方。直行便がベストですが、直行便を確保できなくても色々な行き方がありますので、そのあたりを解説しています。
【福岡空港発】ANAマイル国際線特典航空券で行ける都市まとめ<アジア南方方面22都市以上>シンガポールとの隠れた観光スポット「足つぼ」!世界数十か国で足つぼマッサージを受けた筆者おすすめの店を紹介。
シンガポールのおすすめ足裏(足つぼ)マッサージ店を紹介!ありがとうございました。