2019年6月以降の「ANAマイルの新しい”裏ワザ的”貯め方」を以下の記事で紹介しています。筆者も、こちらの貯め方へシフト。
【ANAマイル貯め方ガイド】大量のマイレージを貯める陸マイラーの裏ワザ”TOKYUルート”を完全解説!また、JALマイルの貯め方についても、改めて以下の記事でまとめなおしました。
【JALマイル貯め方ガイド】初心者必見!大量のマイレージを貯める陸マイラーの裏ワザを完全解説
もくじ
短期間で大量のJALマイルとANAマイルを
本記事では、クレジットカード決済や飛行機搭乗に頼らずとも、短期間で大量のJALマイルとANAマイルを費用をかけずに貯める方法を説明しています。
一般的なサラリーマンが貯められるようになったのは
プロフィールの通り元々はバックパッカー、と言うかつい今もバックパックを担いで出かけているのですが、これまでは旅行費用を節約するためにLCCや聞いたことも無いような航空会社のエコノミークラスを使っていたのが、いつの間にかビジネスクラスで出かけるようになると周りの人間も訝しがり「何か怪しいことをしているんじゃないの?」なんて言われるようになります。
もちろん全く怪しいことはしていません。海外出張もなければ、月のカード決済額も微々たるもので、普通にマイルを貯められるような富裕層では決してありません。
専業主婦の妻と子の生活を支えるために日々働き続けるただのサラリーマンです。
たった一つのことを知っていたため それは…
ただのサラリーマンと一つだけ違うのは、あるたった一つのことを知っていた、ということ。「マイルを効率的に貯められるポイントサイト、クレジットカードの存在」を。えっ?それは何かって?
- マイルを効率的に貯められるポイントサイトは、『モッピー』『ECナビ』
- クレジットカードは、『ANA VISA nimocaカード』『ソラチカカード』
これだけではわかりませんね。これらをどのようにすればJALマイルとANAマイルを大量に貯めることができるか、について解説しましょう。ここからが本題です。
JALマイルとANAマイルの貯め方(概要)
一言で申し上げると
航空会社マイレージプログラムへの交換制度は他にもあるのですが、交換レートは大抵10万円相当のポイント⇒3~5万マイル程度だったりするので、半分以下に目減りしてしまいます。個人的には、コレでも十分お得とは思うのですが、上に挙げた2つの方法に限っては、
- JALマイルへの交換レート:10万円⇒50,000マイル+α(αは最大で30,000マイル)
- ANAマイルへの交換レート:10万円⇒70,000マイル~最大86,600マイル
とレートが高く、特にJALマイルに関しては極めてシンプルな方法で交換できるので初心者にも取っつきやすい方法となってて、今ご説明した内容を図にすると、こんな感じになります。
JALマイルとANAマイルの貯め方(実践)
まずは費用かけず原資を貯められる仕組みを理解しよう
ポイントサイト「モッピー」を覗いてみると、「○○カード 10,000P」「▲▲商品 購入額の3%」などの数字が踊っているのを目にすると思います。これは、例えば「○○カードを発行すれば、10,000Pをモッピーポイントとして還元しますよ」という意味です。なお、モッピーの場合1P=1円なので、10,000円のキャッシュバックと同義になります。
- カードが発行されると、広告主のカード会社からポイントサイトに20,000円の広告報酬が支払われる
- ポイントサイトからユーザに10,000円分のポイントを還元
- ポイントサイトには10,000円が残る
ポイントサイトはいわば広告代理店の役割を担ってます。
広告代理店を使ってユーザへ訴求するのは民放のCMと同様ですが、同じサービス利用・商品購入でもCM経由だと1銭も還元されないのに、ポイントサイト経由だと大なり小なり還元されるので、ポイントサイトを利用しない手はないですね。私も、この仕組みを知った時は驚愕、
と叫んでしまいましたよ。
仕組みを理解できたところで、具体的なポイントの貯め方説明に入りますね。
それでは実際に貯めてみよう
広告種類別に大きく以下のように整理されます。
利用する広告 | 還元ポイント目安 | 消費額 | 難易度 |
クレジットカード発行 | 10,000円~ | 0円~ | 低 |
口座開設 | 1,000円~ | 0円 | 低 |
サービス・商品購入 | サービス等による | サービス等による | 低 |
FX取引、保険等面談 | 5,000円~ | 0円~ | 中~高 |
優先順位が高い順番に並べました。利用広告別に、体験談を含めて説明しましょう。
【クレジットカードを発行】
今後のポイント活動においてポイント獲得のメインとなる広告利用です。私も、概ねコンスタントに月1枚(多ければ2枚)のペースで発行しています。
年会費無料のカードもあれば有料のカードもあり、発行さえすれば還元されるのもあれば、実際にカードを利用しなければ還元されないものもあります。
発行のみ | 発行+利用 | |
年会費無料 | A | B |
年会費有料 | C | D |
案件にもよりますが還元額はDが最も大きく、C→B→Aの順で少なくなっていきます。カードを発行してもいいかなと思う目安は、私の場合「A又はBで10,000円以上還元されるクレジットカード」となります。
直近で発行したカードですと、以下のような感じですね。
カード | 還元額 | 条件 |
ファミマTカード | 10,000円 | なし(発行のみ) |
エムアイカード | 10,000円 | 1,000円利用 |
ライフカード | 10,000円 | 5,000円利用 |
NTTグループカード | 10,000円 | なし(発行のみ) |
セゾンパール・アメリカン・エキスプレスカード | 13,000円 | 5,000円利用 |
三井住友カード「エブリプラス」 | 13,000円 | 5,000円利用 |
dカードGOLD | 20,000円 | なし。ただし年会費10,800円 |
合計 | 86,000円 |
最後のdカードGOLDは参考まで(区分C)。
こんな感じでポイントがもらえます。ちなみにECナビは10pts=1円換算です。
ちなみにdカードGOLDとセゾンパール・アメリカン・エキスプレスカードはECナビ、その他はモッピー経由で広告を利用しています。モッピー経由で発行したものは別記事(表のリンク先)に詳細を載せていますので、お時間があるときにでもご覧ください。
注意事項としては、
- クレジットカード発行は月1枚(多くて2枚)の発行に留めること
- キャンペーン実施のタイミングで上手に申込すること
続けざまにカードを発行すると審査落ちのリスクが高まり、一旦審査に落ちると半年程度新たにクレジットカードを発行出来なくなることが多いからです。月1枚程度の発行であれば概ね問題ないでしょう。
カード会社がポイントサイトを通じてキャンペーンを実施することがよくあるので、そのタイミングに乗れればベストです。こればかりは運次第ということもありますが、当サイトでそのタイミングが来た都度なるべくお知らせするようにしますので、定期的にお越しくださればと思います。
【口座開設】
ポイントサイト経由で銀行口座や証券口座を開設するだけで1,000~最大数千ポイントもらえる場合があるので、口座未開設の銀行等があれば、開設してみてください。画像は『モッピー』の広告です。
【サービス利用】
コーヒーマシンの無料レンタルでなぜか28,000円還元されることもありました。
1杯約20円のコーヒーマシンを無料で借りながら28,000円もらえる!私の時は32,000円還元されたのですが、あれは本当においしかった…(いろんな意味で)
【商品購入】
ポイントサイト経由でショッピングすると数%程度ポイント還元されるので、ショッピングの都度ポイントサイトのことを思い出して、買おうとしている商品がポイントサイト広告の対象となっているか確認しましょう。チリも積もれば山となりますので。
画像はモッピーの広告で、私自身がよく利用するものです。ポイントサイト経由でホテル予約を行い、還元ポイントをマイルの足しにしていますね。
【FX取引、保険等面談】
これらは大量ポイントが期待できる広告なのですが、これまで説明した広告と違って多少のリスクや時間を要することから、ある程度ポイント活動に慣れてから利用しても良いと思います。以下は、20,000円相当のポイントを獲得したときの実体験記事です。
不動産投資面談するだけで確実にキャッシュバックされる方法!<ポイントサイト経由 不動産投資面談体験記>2回ほど面談するだけでよく、保険に加入したり不動産投資したりする必要はありません。
現在は30,000円~50,000円相当還元と高騰しているようで、これからポイント活動する人がうらやましいです…
【外食モニター】
一言で申し上げると、「外食してアンケートに答えるだけで外食費の数十%がポイント還元される」というものです。
手順は、以下の通りです。
- 「ファンくる」に登録
- ファンくる内の「リアル(お店に行くモニター)」⇒「グルメ」をクリック
- 適当な飲食店を探して応募する
- 当選したらアンケート内容を確認
- 来店後、アンケートとレシートを提出
- ポイント加算
『ファンくる』とは、覆面調査やミステリーショッパー等のモニターを募集するポイントサイトです。登録はこちらからどうぞ。
普通に登録すると3,000Rポイント(300円相当)もらえるところ、当サイト限定で5,000Rポイント(500円相当)プレゼントされます。これは『ファンくる』側から当サイトに対して特別条件を提示されているためです。ぜひこの機会に。
ポイント還元率は店によって20%~100%(実質タダ)と様々ですが、私の場合は50%以上を目安に店を選定することにしています。大勢で行くと還元ポイントもかなり貯まりますので、積極的に拾っていきましょう!
【ファンくるモニター】福岡空港内店舗ラリーをレポート! 当選したその裏側とは?▲『ファンくる』を利用した外食で100%のポイント還元を受けたという体験記です。
これらの活動の結果、毎月1万ポイント以上還元されるのは確実。それは、たった半年で5万円~10万円以上(3万マイル~7万マイル以上)のポイントを貯めることが可能ということです。
私自身の例ですが、2018年2月は1ヶ月で10万マイル分のポイント活動をしました。
とある日のポイント活動記録を残してますので、参考にしていただければ。
「ポイ活の日」にちなみ、陸マイラーブロガーによる日常のポイント活動を公開!日常生活の中でもコツコツ貯まり、場合によっては利益が出ることがおわかりになるかと思います!
大量のJALマイルへ交換しよう
モッピーは、2017年6月から以下のJALマイルキャンペーンを開始し、2018年9月以降は無期限でキャンペーン継続実施することとなっています。
- 通常3P=1マイルのJALのマイルへの交換が2P=1マイルで可能
- 12,000P交換後、翌旬に数千Pの特別ボーナスを付与
特別ボーナスは月や条件によって変わるのですが、2018年9月以降は4,500Pとなってます。
以下の記事でキャンペーン概要から具体的な手順まで詳しく説明していますので、こちらもご覧くださいね。
サイト | マイル | 交換レート | 主な対象 |
モッピー | JAL | 実質80% | 初心者向け |
この手のJALマイルキャンペーンを行っているポイントサイトはモッピーだけで唯一無二の存在、他の選択肢はないものと考えていただければと思います。残念ながら、ECナビからJALマイルへは交換できません。
大量のANAマイルへ交換しよう
ここでは、最も交換レートが高い2通りの交換方法を紹介します。
交換方法その1
ANA VISA nimocaカードを利用した交換方法です。このカードを利用するのは、ANAマイルへ70%のレートでポイント交換できる魔法のカードだからです。
ANA公式サイトに以下の記載があります。
マイル換算:ANA VISA nimocaカードをご利用の場合
10nimocaポイント=7マイル移行手数料:無料
積算対象:ANA VISA nimocaカード会員
具体的には、
- ポイントサイト⇒PeXポイント(等価)
- PeXポイント⇒nimocaポイント(等価)
- nimocaポイント⇒ANAマイル(交換レート70%)
の順で交換手続きを行います。(ポイントサイトから直接nimocaポイントへの交換はできません)
このポイント交換方法は、通称「nimocaルート」と言われています。nimocaルートに関しては別の記事でまとめましたので、是非ご覧ください。↓の記事でnimocaルートのすべてがわかるようになってます。
一つだけ難点を挙げると、nimocaポイント⇒ANAマイルへは、九州又は函館にあるポイント交換機でしか交換できないということです。
九州や函館へ行く用事がない方にとって、nimocaルートは絵に描いた餅。あきらめないといけないのでしょうか?否、別の交換方法がありますので、ご説明いたします。
交換方法その2
こちらの方法なら、どこに居てもオンラインでマイルへ交換できるのです!
具体的には、
- ポイントサイト⇒PeXポイント(等価)
- PeXポイント⇒LINEポイント(90.9%)
- LINEポイント⇒メトロポイント(90%)
- メトロポイント⇒ANAマイル(90%)
の順で交換手続きを行います。(ポイントサイトから直接メトロポイントへの交換はできません)
nimocaルートよりひと手間かかりますが、ポイント⇒ANAマイルへの交換レートが73.6%と手間がかかる分手に入るマイルが増えますね。
ポイントサイト『ECナビ』が、LINEポイント交換キャンペーンを実施中です。交換したLINEポイントの15%がECナビポイントとして還元される内容で、これによりポイント→ANAマイルへの交換レートが86.6%にアップ!
キャンペーンの内容や条件など以下の記事で解説していますので、合わせてご覧くださいね。
なお、LINEポイントとメトロポイントの受皿はそれぞれ、
- LINEポイント:LINEアプリ
- メトロポイント:ソラチカカード(ANA To Me CARD PASMO JCB)
となり、LINEポイントはスマホにLINEアプリを入れれば利用できますが、メトロポイントは、ソラチカカードというクレジットカードを発行する必要があります。
なぜソラチカカード?
それは、ANAマイルへの交換レートが90%と超絶お得なルートを持つ魔法のクレジットカードだからなのです。
現在、ソラチカカードは新規入会キャンペーンで大量のマイルが貯まる期間にあります。当サイトの別の記事でキャンペーンについて徹底的に解説しているので、是非ご覧くださいませ。
【2019/11リニューアル】ソラチカカード入会キャンペーン徹底解説!ポイントサイトとマイ友プログラムを活用しよう難点を挙げると、
- nimocaルートよりも交換に時間がかかる
- メトロポイントからの交換上限が20,000ポイント(18,000マイル)/月であること
となります。
交換スケジュールは以下の通りで、LINEポイント、メトロポイントそれぞれ1ヶ月程度の交換期間が必要となってしまうのですね。
交換ルート | 交換予定日 |
PEX⇒LINEポイント | 2~3日後 |
LINEポイント⇒メトロポイント | 翌月11日にメトロポイント(ただし15日迄に手続要) |
メトロポイント⇒ANAマイル | 翌月5日にANAマイル |
その1とその2どっちがおすすめ?
以上、説明した内容に基づき比較した結果を表にまとめました。
交換方法 | その1 | その2 |
必須クレカ | ANAnimoca | ソラチカ |
レート | 70.0% | 73.6% |
手続き | 3回 | 4回 |
交換地域 | 九州・函館 | 全国各地 |
交換上限 | なし | 18,000マイル/月 |
交換期間 | N+1ヶ月~ | N+2ヶ月~ |
- 九州・道南にお住まいの方は、その1(ANA nimoca)
- それ以外の方は、その2(ソラチカ)
がおすすめでしょうか。ただし、「それ以外の方」であっても、
もおすすめ。交換上限はないので、ポイントサイトで貯めたポイントをnimocaポイントに貯めこんでおけば問題ありません。
そのまま現金に交換しても良い
『モッピー』『ECナビ』いずれも貯めたポイントを等価で現金に交換できますので、マイルに交換する手続きが面倒だなあと思う方は、現金にして航空券購入の原資にしても全く問題ないと思います。
JALマイルとANAマイルを貯める第一歩
それは、ポイントサイト『モッピー』又は『ECナビ』(若しくはその両方)に登録することです。しかし、「ポイントサイト?なんだか怪しい。」と二の足を踏む方もいらっしゃることと思います。実はかく言う私自身もそうでした。怪しくても普通に利用できれば良いのですが、「てるみくらぶ」や「はれのひ」のように突然倒産したらたまりませんから。
そこで、企業分析・経営分析を本職とする私がポイントサイトの運営会社を徹底的に調べ上げ、実際に企業担当者へインタビューした結果、少なくとも『モッピー』又は『ECナビ』は安全だし問題なしと言う結論に至っています。
⇒モッピーの調査結果(他サイトとの比較あり)
余談ですが、両社ともポイントサイト界隈では唯一(唯二?)の東証一部上場企業であります。上場が故に情報開示が充実していて、我々も状況をモニタリングできるのがメリットで、当サイトからも必要に応じて状況を報告するようにしています。
薄々感じているかと思いますが当サイトは『モッピー』『ECナビ』と公式提携していますので、広告利用やポイント還元に際して万が一のことがあった場合のアフターフォローもお任せください。
そして、期間限定で当サイト経由で新規入会登録した場合に限り、入会者に対して特別ボーナス(ポイント)をいただけるオファーをいただいています。よろしければ、以下バナーから登録をお願いします!
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参考記事
本記事に関するFAQ集を別記事でまとめてあります。
国内線の特典航空券に交換する場合、JALとANAどちらで貯めていけばよいのだろう?という疑問にお答えしています。
マイルで国内線を利用する場合、JAL・ANAどちらで貯めればよいかを解説
国際線の特典航空券に交換する時に必要なマイル数(公式サイトのマイルチャート)
JALもANAも同じようなマイル数で、大まかには以下のような感じとなります。
目的地 | エコノミー | ビジネス |
東アジア | 20,000 | 40,000 |
東南アジア | 35,000 | 60,000 |
ハワイ | 40,000 | 65,000 |
北米 | 50,000 | 85,000 |
欧州 | 55,000 | 90,000 |
オセアニア | 45,000 | 75,000 |
しかし、季節によって上下するし、航空会社がマイル減額キャンペーンを実施することもあります。
予約・発券が見えてきたところで、予約予定日の必要マイルを公式サイトのマイルチャートで確認しましょう。